DeFi

DeFi(分散型金融)とは?〜初心者にも分かりやすく解説

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DeFi(ディファイ)とは 2020年からよく聞くようになった言葉で英語で「Decentralized Finance」、日本語では「分散型金融システム」と言われています。

DeFiはビットコインやイーサリアムのように仮想通貨のプログラムとなっているブロックチェーンで設計されています。

分散型金融システムというとちょっと難しい表現ですが、分散とは銀行のように運営主体がおらず、あらかじめ作られたプログラム上でユーザー同士が取引することができるため、お互いにメリットが受けられる仕組みとなっています。

DeFiではユニスワップ (UNISWAP)というものが有名で、2021年1月現在でも1日で700億円以上の取引がされています。

人が仲介しないプログラムでこれだけ多くの金額が取引されるというのはそれだけお互いにメリットが大きいということも言えます。(当然リスク面もあります。)

専門家の中にはDeFiは今後金融の取引で使われることになるということを発言している人もいて、今後需要がどのような変化となっていくのが注目される分野と言えます。

DeFi(分散型金融)とは?

それでは分散型金融システムについて銀行を例に例えて説明していきます。

またDeFiについての用語については

分散型・・・運営主体がおらず参加者で成り立つ

金融システム・・・仮想通貨同士を交換してり、貸し借りをしたりというお金のやりとり。

と大まかに理解してもらえればいいと思います。

銀行とDeFiの違いを解説

DeFiは金融システムということですが、現在の銀行による違いを比較してご紹介していきます。

現在のお金の保管ややりとりは通常は銀行で行っています。

・運営者・・・銀行。顧客の預かった資金を運用する。

・利用者・・定期預金、ローン、現金を預金する。

といったのが概略です。

利用者は定期預金などで金利収入が通常ありますが金利が0.03%などが通常であり、仮に1000万円預けたとしても年間に3000円しか金利がつきません。。。。

ヨリコ
ヨリコ
銀行は預金者のお金を預かって貸し付けたり、運用したりしているけどその辺の収入はほとんど銀行が独占して、預けた人は全然利益ないわね。
オオヒラ
オオヒラ
結果として今の銀行は現金を保管するというところがメインになっていると思います。しかしながら地方銀行だと時間外にお金を引き出すだけでも数百円取られたりと。。。。。

UNISWAPを例にDeFiを解説

ユニスワップは世界で最も取引されているDeFiの一つです。

2021年1月時点では1日の取引高が1000億円を超えるなど非常に需要の高いDeFiとなっているのです。

ユニスワップでは以下のような利用者の関係性があります。

・ユニスワップ・・・プログラム

・仮想通貨を交換したい人・・ユニスワップで仮想通貨を交換する

・仮想通貨をプールする人・・仮想通貨を預けることで流動性を提供する。提供することで金利報酬が得られる。(1取引0.3%程度)

ユニスワップはイーサリアムのプログラムで作られているため、非常に多くの通貨について取引することができます。

そして仮想通貨を交換したい人がいる中間車として、仮想通貨をプールする人がいて、よりスムーズに仮想通貨が交換できる仕組みがなりたっているのです。

非常に効率的な仕組みとなっていますが、イーサリアムの価格が高騰した場合については手数料であるガス代も高騰し1回の取引が1000円や2000円の手数料が発生する場合もあるため、注意が必要です。

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UNISWAPにおけるpoolの仕組み

ユニスワップで取り入れられているpool

これは「流動性を提供する」という表現で言われ、ある人がイーサリアムをAPI3に交換したい場合、その人はイーサリアムをAPI3をプールした人から交換することができるのです。

その都度のタイミングでAPI3と交換したい人を見つけるのではなく、予めプールしている通貨から交換することが可能なため即座に取引可能です。

そのため流動性を提供した人に対しては金利報酬得られるようになっています。

ただプールする人にも手数料がもらえるだけではなく、価格変動リスク(インパーマネントロスという)もあるため、その辺を考慮した運用が必要となってきます。

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UNISWAP(ユニスワップ )のPoolの具体的なやり方と報酬を得る方法についてUNISWAP(ユニスワップ )で暗号資産(仮想通貨)をPOOL(プール)して金利を得る場合、2つの通貨ペアを同時に預けることで流動性を提供することができ、金利報酬を得ることが可能です。 プールした通貨はいつでも引き出すことが可能で、近年はUNISWAP(ユニスワップ )のプールをうまく利用して金利報酬をもらう投資家が増えてきています。...

DeFiでの運用方法〜お互いが利益が出るシステム

以上のようにDeFiについてご紹介しましたが、DeFi自体はプログラムで動いているため、銀行と違い利益をより多くの人に配分する仕組みとなっています。

DeFiで運用する場合については、メリットデメリットがあるため、その辺を理解しながら運用するのがおすすめです。

またDeFiの多くはイーサリアムベースで作られており、イーサリアムの需要が多くあるとも言えるのです。

DeFiについては取引をしていなくても、このような仮想通貨の経済の流れを把握することにより、投資対象の通貨についてよい材料となるのではないでしょうか。

ヨリコ
ヨリコ
ほんとうは実際に少額でもいいからDeFiを触ってみる(交換したりプールしたり)のがおすすめね。

DeFi銘柄を調べてみる

DeFi銘柄を調べるときに役立つ便利なサイトをご紹介します。

コインゲッコーのサイトでDeFi銘柄の確認できる

コインゲッコーのサイトでは、DeFiについての銘柄を確認することができます。

画面上のメニューに「DeFi」があるため、そこをクリック

DeFi銘柄の時価総額、イーサリアムの時価総額とDeFiの時価総額の比較(Defi:ETH比率)、24時間取引高

などの情報を見ることができます。

そして上の画像が各銘柄になります。*2021年2月11日時点

時価総額が高い順に並んでいます。これを見るとDeFi銘柄でどのようなものが多く取引されているかを知ることができます。

・DeFi銘柄のほとんどはイーサリアムベース

・各銘柄をクリックして将来を見て、エクスプローラー「Etherscan」の記載があればイーサリアムベースの通貨だと分る。

・最近はバイナンスの独自チェーンであるBSC(バイナンススマートチェーン)銘柄も目立ってきている。(パンケーキスワップなど)

DeFiの利用方法

ここで簡単にDeFiの利用方法についてご紹介していきます。

*ここでは一例として有名なウォレットをメタマスクを使ったやり方についてご紹介していきます。

国内仮想通貨取引所でイーサリアムを購入

②イーサリアム用のウォレットであるメタマスクをグーグルクローム(webブラウザ)でインストール。

③国内からメタマスクウォレットにイーサリアムを送金

④DeFi上でウォレットを接続。

⑤DeFiで仮想通貨を交換したり、プールする

以上が流れとなります。

①国内取引所でイーサリアムを購入

イーサリアムに対応したDeFiを使う場合、イーサリアム専用のウォレットにイーサリアムを入れるて取引をする必要があります。

そのためまずは国内の仮想通貨取引所でイーサリアムを購入します。

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②メタマスクをダウンロード

メタマスクはイーサリアムのウォレットとして有名なものです。

グーグルクローム(ブラウザ)上からメタマスクを出すことができるため、メタマスクをダウンロードします。

グーグルクロームのダウンロード

→メタマスク(metamask)公式サイト

③メタマスクにイーサリアムを送金

画像の赤枠にカーソルを持ってくるとウォレットのアドレスをコピーすることが可能です。

④DeFi上でウォレットを接続。

例えばユニスワップでは画面の右上の「コネクト(connect)」のボタンよりメタマスクに接続が可能です。

⑤DeFiで仮想通貨を交換したり、プールする

接続後はDeFi上でイーサリアムと他の通貨を交換したり、ウォレットに所有している通貨でプールをしたりが可能になります。

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【重要】メタマスクのセキュリティ対策について

メタマスクはとても使い勝手がいいウォレットですが、セキュリティ対策を怠ると仮想通貨を盗まれる可能性があります。

なので、導入する前にどのような被害でているか、またセキュリティに向上方法について学ぶことをおすすめします。

【重要】メタマスクのセキュリティの危険性とハッキング事例について
【重要】メタマスクのセキュリティの危険性とハッキング事例について暗号資産(仮想通貨)のウェブウォレットとして有名なメタマスク(Metamask)はDEX(分散型取引所)やDeFi(分散型金融システム)の普及からかなりのユーザーが増加したのではないかと思っています。 しかしながら、オンラインで使用するメタマスクやトラストウォレット、トロンリンクなどのウォレットはユニスワップなどのDEXで使い勝手がいいのはもちろんですが、最近個人に向けたハッキングの被害が増加している状況です。...

まとめ

以上がDeFiについてご紹介してきました。

このようにプログラムで成り立っているシステムは非常に興味深いと感じています。

もしDeFiで運用したい、もしくはどんなものか触ってみたいと考えている人はまずは少額で運用してみるのがいいと思います。

 

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