仮想通貨であるビットコイン(Bitcoin)には、半減期(half-life)というものがあります。
半減期とは、4年に1度迎えるもので、マイニング(採掘)が半分に減少することことを言います。 マイニングとはブロックチェーンでの追記作業のことで、マイニングを行うことにより報酬を得ることができます。
つまり半減期を迎えることにより、その後マイニングの報酬が少なくなることを表します。
半減期の前には価格が上昇することが多く、それが投資のチャンスとしても考えられています。半減期を理解することにより大きな収益のチャンスをつかむことができるかもしれません。
半減期の特徴について
2009年のマイニング(採掘)の報酬は50BTC、そして一度半減期を2012年に迎え、現在は半分の25BTCとなっています。 通常ブロックチェーン上でビットコインのやり取りをする時に、そのやりとりが本当に正しいのか追記作業を行う第3者が存在します。
その第3者が追記作業(マイニング・採掘)を行うことで、ブロックチェーン上で改ざんできない情報が開示され、報酬を受け取ることができるのです。
今度の半減期は2016年の7月中になる。このように市場に供給量が減少するにもかかわらず、ビットコインの需要はあるために価格が上昇すると言われています。 半減期後のビットコインは25BTCの半分12.5BTCになる予定です。
前回2012年11月の半減期の状況
上の画像はビットコインの前回の半減期の状況です。 前回の半減期である2012年11月の前から徐々に価格が上昇し、それを過ぎてからも約20倍の上昇を行っています。
もちろん前回より今回の方がビットコインのユーザー数、時価総額ともに上昇しているので、半減期が前回以上に意識されるのは間違いないと思います。
2016年の半減期は前回の高値を意識されている!?
2016年6月の段階で前回の半減期の際の高値に迫る勢いで上昇しています。 個人的には前回の高値を意識されているのもあると思います。
すでに書きましたが、前回に比べビットコインはユーザー数や時価総額も増加していますし、前回に比べて早い段階で上昇を行っています。
可能性として前回の高値を超えていく可能性も高くないとは言えないと思います。