ビットコインは2020年11月1日時点で144万円と2020年の最高価格をキープしています。
また昨年2019年には一時的にですが150万円に達しており、現在2019年の最高価格を上に上昇するかが注目されるポイントとして投資家から見られています。
現在ビットコインの上昇が暗号資産(仮想通貨)市場全体で目立っており、他の通貨についてはビットコインへ資金が流入しているためか下落している通貨もあります。
ビットコインは2020年最高価格をキープ
上の画像はビットコインの2020年3月から11月までの価格チャートとなっています。
ビットコインは直近で8月に年内最高価格である130万円を記録し、その後いったん下落しました。
しかしながらその後10月中旬から大きな価格上昇となり140万円を突破し年内最高価格を記録しました。
ビットコインの上昇要因としては
・マイクロストラテジー社がビットコインを400億円以上購入。その他大企業のビットコインの購入が相次ぐ
・世界的決済会社ペイパル(paypal)がビットコイン決済を2020年に導入する発表
・シンガポール、東南アジアにおける最大手銀行の「DBS銀行」が仮想通貨取り扱いを発表
など大きなニュースが影響していると言われています。
企業は法定通貨を金融資産に変える選択肢を模索している。
この大企業がビットコインを購入するというニュースに関しては、企業が保有しする法定通貨(現金)を今後値下がりのために、違う資産に持っておくということを検討している企業が多いと思います。
現状で、資産として上昇しているのは、株や金、ビットコインなどですが、現状の経済状況から見ると株は実態経済としてあっていないと見る投資家も多く、今後下落することもあると予想している考えもあります。
ロシア大手銀行がスイスで仮想通貨取引を開始する。
スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)は、ロシア三大銀行の「ガスプロムバンク(Gazprombank)」のスイス支店に対し、仮想通貨カストディおよび仮想通貨と法定通貨との交換業の提供を承認していたことが分かった。10月29日に公表されたプレスリリースにて明らかとなっている。ーコインポスト
Gazprombankはロシア最大の非国有銀行で、ロシア三大銀行の1つ。2019年の総 運用資産は8.5兆円を超えたという。
プレスリリースによれば、こうしたサービスは機関投資家や同行の法人顧客を対象としたもので、厳格な評価の下で顧客へのサービス展開を図っていくとしている。
コロナウイルスの経済状況を考え、このようにロシアでも大手の銀行が仮想通貨取引サービスを行うのも、企業がビットコインを購入したいというニーズがあるからだと考えています。
まとめ
現在ビットコインについては、金融危機の国、今回のコロナウイルスの経済状況から大きな注目を集めてきていると言えます。
また金持ち父さん貧乏父さんの著者であるロバートキヨサキさんも「株式市場が実体経済と離れているため、どこから暴落するかもしれない。その時には暗号資産(仮想通貨)相場も同時に下がるかもしれないが、また反発上昇していくのではないかと思う」という見解をもっています。
このサイトの限定記事でもその辺のことを踏まえて解説していたりするわ。