仮想通貨ビットコイン(bitcoin 通貨単位BTC)の高騰が続きついに130万円の価格を記録し2018年1月と17ヶ月前の水準となりました。
ビットコインを投資している多くの人は、2019年に安値の40万円を2月に記録し、6月末の時点で130万円と短期的に大高騰することについて非常に驚いている印象を受けます。
また6月末といえばボーナスの時期。年金不足などの将来の不安からビットコインを買おう言う声も一部聞こえてきます。
ここまでの大きな高騰となっているビットコインですが、世間一般ではまだ認知が遅く、逆に言うと、資産運用としての今後の展開が期待されることと言えます。
記事内の引用については「仮想通貨実践投資(有料版)」からところどころ抜粋して使用しています。
この記事の目次
ビットコインが130万円を記録し17ヶ月ぶりの高値水準へ
仮想通貨ビットコイン(BTC)が2018年1月の水準である130万円を超える価格上昇
上がるペースが大きく、一度大きく調整が入ってもおかしくない状況ですが、年末に向けて大きな期待が持たれることは間違いありません。
今後、老後2000万円の年金不足がさらに起爆剤となるか。。。 pic.twitter.com/q9bdrJyHBp
— オオヒラ (@pannajf) 2019年6月26日
2019年6月26日にビットコインが130万円の価格を記録し、一時的に140万円に達しました。
先週が99万円だったので、わずか1週間で20%もの高騰となっています。
時価評価額10位以内の通貨を見てもビットコインが一番1週間の値上がり率は高くなっています。
120万円の水準は昨年の3月なので、15ヶ月ぶりの120万円付近の上昇と言えます。
こちらがビットコインの2018年の高騰時の価格です。ー6月24日
結果論ですが、この期間はバブル中だったので、価格的には適正と言えず(あまりにも短期間で投機的)、今回のビットコインの上昇が適正な買い価格上昇でありたいと思っています。
次の目標価格が以前の価格から考慮すると150万円という価格です。ですが、直近で上がりすぎているところもあり、調整が入ってもおかしくないと考えています。
直近でいうと105万円付近の押し目で価格が落ち着いたら拾っていけるのではないかと思っています。ー仮想通貨実践投資(有料版)
大口投資家は一度ビットコインの価格が調整(下落)すると考えているのか。
仮想通貨ビットコインは足元の楽観論再燃を背景に、節目の1万ドル(約107万円)を突破したが、ヘッジファンドなど大口投資家は値下がりを見込んだ取引を行っている。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物の動向からは、こうした実態が浮かび上がってきた。先物取引では、投資先の資産(この場合はビットコイン)の値上がり、もしくは値下がりを見込んだ取引を行うことができる。
直近の米商品先物取引委員会(CFTC)報告書(6月18日終了週)によると、ヘッジファンドなど資産運用会社のショートポジション(売り持ち)はロングポジション(買い持ち)をおよそ14%上回った。 ーウォール・ストリート
ここまで短期間に上がっているなら慎重に考えた方がいいかもしれません。
ボーナス時期なので高値づかみしないように、投資は小口に分けて行った方が良さそうです。
ビットコインの時価総額は23兆円へ
ビットコインがトヨタの時価総額突破した! pic.twitter.com/KQnjgp2LFV
— とんまる.Crypton (@tonmaruFX) 2019年6月25日
ビットコインの時価総額は2019年6月26日時点で23兆円を記録しました。
先週の主な仮想通貨ニュース
一部の専門家では年内にこれまでの最高価格である約200万円を突破する可能性があるという声もでています。
先週は
・ラインが翌月でも取引所を運営開始
・香港のデモが悪化
・米中貿易摩擦がさらに懸念
・フェイスブックがホワイトペパー(仕様書)を公開
と様々なニュースがありました。
このニュースをみると
●大手企業の仮想通貨市場への参入で取引できる環境が整ってきている。
●経済停滞の懸念から安全資産としてビットコインが買われている
と言う見方をすることができます。
世界中の専門家が様々な観点から考察していますが、FOMO(fear of missing out)が発生している状況があると言われています。
FOMOはビットコインの価格が上昇していることから、取り残されることを恐れた資金を入れる動きのことを言います。
仮想通貨の取引を考えている人もコインチェックなどの仮想通貨取引所で運用が始められる準備をしておいた方がいいのかも知れません。