仮想通貨ビットコイン(通貨単位BTC)の価格が2019年内で初めて100万円に到達しました。
ビットコインは年内の安値である約40万円からわずか4ヶ月で100万円を記録するという非常に強い価格上昇となっています。
その主な背景(要因)となるのが、日米貿易摩擦や香港の中国に対するデモなどの政治不安からの安全資産の逃避先としての価格高騰と考えられています。
記事内の引用については「仮想通貨実践投資(有料版)」からところどころ抜粋して使用しています。
この記事の目次
ビットコインは13ヶ月ぶりに100万円へ
ビットコインが100万円に到達。
次に意識(目標価格)されるのは10000ドルつまり108万円付近かと思われます。
ビットコインが先行して上げている状況ですが、こんな時には別の視点で、アルトコインを見てみるのもいいと思います。 https://t.co/GM56Oa9Xba
— オオヒラ (@pannajf) 2019年6月16日
ビットコインの価格が約1年1ヶ月ぶりに100万円を突破した。
世界最大の時価総額を有するビットコインは2019年6月16日14時49分(日本時間)現在、100万1911円で取引されている。CoinDesk Japanのデータによると、ビットコイン価格が100万円をつけたのは、昨年5月14日以来、約1年1ヶ月ぶり。
今回の100万円を超える値上がりは、2019年の4月から始まりました。
今回のビットコインの値上がりの要因は以下の通りです。
○米中の貿易摩擦からの経済不安
○フェイスブックの仮想通貨プロジェクトの提携企業が世界的大手で実用化に期待が集まる。
○香港で中国の政策に対する反対デモが実施。
○ニューヨーク証券取引所の親会社が運営する仮想通貨取引所バックトが7月にビットコイン先物をリリースすると発表。
ビットコインにテクニカル分析は通じないのか?
先週は、ビットコインが83万円だった時にちょうどテクニカル分析でいうと「ヘッドアンドショルダー」だったので、トレーダーの中には下げを警戒していた人も多かったはずです。
結果的にテクニカルを無視して大きく上昇しました。ー仮想通貨実践投資。
上昇が強いので今は買っていくべきところでではなくてアルトコインの値動きを見てみたほうがよさそうです。
でも今回の上昇は紛れもなく避難通貨としてビットコインが買われたといえ、今後の将来性に関しても大きな期待を持った人増えてきた印象を受けています。
ビットコイン以外の通貨でも値動きが落ち着いていてチャンスがあるものを探すことも必要と言えます。
フェイスブックのグローバルコインが普及することで、仮想通貨のユーザーが増える可能性。
フェイスブックの仮想通貨プロジェクト「リブラ」のユーザー層24億人が通貨を使うようになると、同じ仮想通貨であるビットコインを保有するハードルは低くなるのではないかと
グローバルコインは法定通貨やビットコインと交換可能でもし国内の取引所でも上場されたら。https://t.co/hmXVKZqEGg
— オオヒラ (@pannajf) 2019年6月15日
フェイスブックの仮想通貨プロジェクトを「リブラ」といい、将来的にグローバルコインという通貨を世界でリリーする予定としています。
参加企業については
○VISA、マスターカード、ペイパル
○ウーバー
○ベンチャーキャピタル
○Spotify(音楽配信サイト)
などグローバルコインが普及するための基盤とな様々なカテゴリーのサービスを提供する企業となっています。
また今後100社くらいを追加予定としているようです。
フェイスブックの仮想通貨プロジェクトでグローバルコインが多くのユーザーに利用されることになれば、同じ仮想通貨取引所で取引をされているビットコインなど他の仮想通貨を資産として持つ人も増えてくると予想されます。
なぜならグローバルコインはビットコインなどと同じブロックチェーンで使われており、一般層がグローバルコインを保有することは、ビットコインを保有するハードドルを下げるからです。
ビットコインの価格の方向性はG20後か?
米国は大阪G20後に、対中制裁関税第4弾を発動するかどうか決めるが、その前に、トランプ大統領と習近平主席が会うことになっている。
この会談前に事務方の協議はない。
中国では、全ての重要な決定を下せるのは習近平氏しかいない。だから、事前に事務方交渉をしても無駄であり、むしろ時間稼ぎに使われるだけだとトランプ政権は学んだ。だから、トップ同士の「ガチ」の勝負となる。ー志摩力男の実践リアルトレード
年内で大きな価格上昇を続けるビットコインですが、今後の価格の方向性を考えると一つは、
「日米貿易摩擦の方向性」
となります。
これらの影響は世界経済に影響を及ぼすと言われ、もし中国に新たな関税が課されれば、避難通貨としてビットコインはさらに変わることになるかもしれません。
ビットコインETFは当初2020年以降が濃厚ではないかと、言われていましたが、今回のビットコインが安全資産等して買われるという影響力を示したからこそ、ETFはさらに期待が持てる状況になりつつあると言えます。
○ビットコイン2019年の価格は上がるのか?下がるのか?予想を検証
そのほかにも価格が上がっている仮想通貨
2019年はビットコインが大きな注目を集めていますが、ビットコイン以上に値上がりが2倍から3倍になった通貨もあります。
仮想通貨COSMOSのデリゲートについて
今注目を集める仮想通貨のCOSMOS。
COSMOSはデリゲートをすることで年利7%から14%の報酬を得ることができる設計となっています。
私はCOSMOSを5月の中旬から買ってデリゲートで運用しています。 実際にデリゲートの報酬とコスモスの値上がりで利益が出ている状況です。
*詳しい金額は「仮想通貨実践投資(有料版)」でご紹介をしています。
COSMOSのデリゲートはデリゲートした時には20日間くらい通貨がロックされるので、通貨を売りたくなった時で引き出しの作業ができるようになるのはそれ以降になります。
なので中長期でゆったり運用したい人にはオススメの方法と言えます。
デリゲートはCOSMOSを公式ウォレットに預けることで報酬(利子のようなもの)がもらえる仕組みです。
仮想通貨コムサは2倍弱の値上がりを継続中。
ザイフで取引ができる「COMSA(コムサ)」は5月に11円で買った状態で、現在は19円ほどの値上がりとなっています。
COMSAについては現在19円の価格となっています。最高は直近で24円まで上がっていみたいです。私が11円で買ったタイミングでまだまだ利益が出ている状況です。
その他もアルトコインであれば○○や○○など一部買いやすいのがありそうです。
コムサは現在国内取引所であるザイフで購入することができます。
詐欺のICOに注意
私も今日熊本のカフェで仕事してたら、隣でブランドを持ったチャラそうな2人が、20代前半の若い子に、何かのICOを勧めてた。福岡から来たらしい
若い子が騙しやすいからだろうか。
「ビットコイン買って持ってたほうがいいと思うよ」と言いたかった…そんなことしてお金稼ぐなんて恥ずかしくないのか https://t.co/FecE90iTs0
— オオヒラ (@pannajf) 2019年6月16日
ビットコインが値上がりを続ける中で、対面やセミナーで仮想通貨のICOを勧める人が増えてきているようです。
なので、実用性がなく、お金集めだけの手段の ICOが非常に多く注意が必要です。
「○○倍値上がりが確定している」とか言ってくる人は非常に詐欺の可能性が高いわ。
仮想通貨の実践投資配信
これまでの内容を踏まえて以下のことを今週は配信しています。
○この記事の内容のさらに詳しい状況。
○現在投資通貨で値上がりができる通貨の状況。