コインチェック(Coincheck)は、国内の仮想通貨取引所として初心者に使いやすく、通貨の取引(売買)がしやすい取引所として有名です。
取扱い通貨はビットコイン(bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)、リップル(ripple)やネム(NEM)、などの、仮想通貨時価評価額の上位に入る仮想通貨を中心に取り扱っており、取扱通貨数は国内でも最大級となっています。
コインチェックについては、金融機関大手のマネックスが主要株主となっており、またセキュリティを従来より大幅にアップしています。
仮想通貨の売買について初心者の方を中心に大変人気がある取引所で、コインチェックのスマホアプリは仮想通貨アプリでもトップクラスにダウンロード数が多くなっています。
*コインチェックは2019年1月に正式に金融庁より仮想通貨交換業を取得しています。
この記事の目次
国内仮想通貨取引所コインチェックについて
会社名 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
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代表社員 | 蓮尾 聡 |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-28-13 渋谷新南口ビル3F 道玄坂オフィス 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
設立時期 | 2012年8月28日 |
社員数 | 154名 (2018年9月末時点) ※正社員のみ |
仮想通貨交換業登録 | 関東財務局長 第00014号 |
コインチェックは設立が2012年から続いており、国内の仮想通貨取引所でも実績のある会社となっています。
マネックス買収でコインチェックが新体制へ
大手証券会社のマネックスグループがコインチェックを2019年4月に買収し、2ヶ月を目処に金融庁の登録を目指していることを発表しました。
マネックスグループの優秀な経営者である松本大社長の『詳細はこちら🔗』
新体制からコインチェックはどう変わったのか?
仮想通貨取引所のコインチェックは30日、新規口座開設と一部仮想通貨の入金・購入の再開を発表した。コインチェックでは1月末に発生した不正流出事件を受け、長期にわたって新規口座開設は停止していた。
4月にマネックスグループの傘下となり、経営体制の再建に取り組んできていた。大手取引所であるビットフライヤーやZaifが新規口座開設を停止している状況の中で、コインチェックの口座開設再開は、日本の仮想通貨市場にとってポジティブなニュースとなりそうだ。ーコインテレグラフ
大手マネックスが買収したから大手での管理体制になっていると思うわ。
コインチェックの新CMが2021年1月14日よりスタート
コインチェックのCMが3年ぶりとなる2021年1月14日から開始されました。
内容はロケットが発射されるもので、「ビットコインといえばコインチェック」というフレーズが印象深い内容となっています。
このCMで一部の仮想通貨が値上がりをするなど話題を読んでいます。
コインチェック(Coincheck)の取り扱い通貨について
コインチェックの最大の特徴といえば、時価評価額が高く世界で注目される仮想通貨が取引できるということです。
国内で最多となる銘柄を取り扱っており、コインチェックが選ばれる大きな一つの理由となっています。
コインチェックでの取り扱い銘柄(最新の情報は公式サイトよりご確認ください)▽▽
通貨名 | 通貨単位 |
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ビットコイン | BTC |
イーサリアム | ETH |
ライトコイン | LTC |
ビットコインキャッシュ | BCH |
リスク | LSK |
リップル | XRP |
イーサリアムクラシック | ETC |
ネム | XEM |
ファクトム | FCT |
モナコイン | MONA |
ステラルーメン | XLM |
クアンタム | Qtum |
ベーシックアテンショントークン | BAT |
アイオーエストークン | IOST |
エンジンコイン | ENG |
*下線の通貨名をクリックすると通貨詳細ページへ移動できます。
コインチェックが国内初でステーキングサービスを実施
コインチェックが国内で初めてステーキングサービスを発表しました。
ステーキングとは、仮想通貨保有者がコインチェックの口座に対象仮想通貨を預けておくことで、利子(報酬)がもらえる仕組みとなっています。
仮想通貨を長期保有している人はぜひ利用したいサービスと言えます。
対象仮想通貨 | 利率 |
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リスク(LSK) | 3ー5% |
コインチェックのステーキングサービスは今後も対象通貨を増やして対応していく予定となっています。
コインチェックの取り扱う通貨が大きな値上がりを見せたことでも有名に
コインチェックで取り扱う通貨であるビットコイン以外の「イーサリアム」「リップル」や「ネム」をはじめとした通貨が2017年に大きく値上がりを見せ大きな注目を集めました。
中には30倍〜400倍もの値上がりを見せたものをあり、この上昇によりコインチェックで分散投資をしていた人は仮想通貨で若くして億単位に近い資産を持つ人も増えてきています。
仮想通貨で分散投資を行う重要性について
投資の基本とも言える分散投資は、リスク管理や利益を上げるうえで重要なことです。
仮想通貨でも取引においてお勧めしたいのは、「時価評価額が高い」つまりより多く取引されている通貨について分散して投資を行うことです。
上の画像はコインチェックでも大人気の通貨「リップル(Ripple)」になります。
2017年1月から2017年12月末までの1年間のチャートです。 2017年の3月までは価格が低調でしたが、3月末に国内最王手銀行「東京三菱UFJ銀行」との提携から一気に価格が高騰。
その2ヶ月後の5月には26円を記録し、最終的に12月末に290円の大きな価格を記録しました。その価格は400倍を超えています。
仮想通貨に初期から投資するのは簡単とはいえませんが、下の図ようのに25万円の投資を2017年の初めにしていると1億円に到達することになります。
この他にも当時コインチェックで取り扱っている通貨はほとんどが値上がりをしており、その中の複数の通貨の値動きはなんと10倍〜400倍もの上昇にもなります。
このような経験から、数ある仮想通貨で選ぶことにおいて重要なのは「時価評価額が高く取引が多くされているもの。」そして「将来性があるもの」これが非常に重要になってきます。
コインチェックの評判と口コミについて
コインチェックでの見やすい、使いやす取引システム
コインチェックの特徴の一つとして簡単に取引ができるということです。
以下主な特徴になります。
- ビットコインだけでなく、日本円から直接仮想通貨が買える。
- アプリで簡単にチャートの確認や取引ができる。
- 取引画面が見やすく、初心者に好評。
- ほとんどの通貨をコールドウォレット(オフライン)で管理。
このようにコインチェック取引所では使いやすさを追求した取引が初心者をはじめとして好評を得ています。
シンプルで使いやすい!コインチェックでの売買方法の動画はこちら↓↓
コインチェックでは日本円からも直接仮想通貨が買える
取引所のよっては
日本円➡︎ビットコイン➡︎他の仮想通貨
のように一度日本円をビットコイン変えてから他の仮想通貨の取引する場合もありますが、コインチェックでは直接日本円から取引できるので、ビットコイン以外の通貨を買う場合はとても便利になります。
コインチェックでのビットコインの購入は「取引所」で購入をしよう
コインチェックでは、2つの売買形式があります・
・取引所・・ビットコインについて顧客同士で取引(コインの価格が割安)
・販売所・・コインチェックが有している仮想通貨を決まった価格購入する(ビットコインとその他の通貨が対象)
ビットコインについてはコインチェックで取引量も多いため、できるだけ安い価格で買いたい場合については「取引所」と言われるシステムから購入することをおすすめします。
以下取引所の購入方法についてご紹介していきます。
取引所では顧客同士の売り注文と買い注文の価格が並んでいます。
上(赤色)が「売り注文」下(緑)が「買い注文」です。
ビットコインを買う場合については、「売りの注文が出ているレート」を入力し、購入したい数量を入力することで、他の人が売りを出しているビットコインについて買うことが可能です。
上の図のように価格の板表が状況で取引をした場合にマイナスの手数料になるということです。
販売所、取引所それぞれで手数料が変わってきますので取引する際は事前のこれらの特徴と手数料を把握しておくことが必要となります。
スマホアプリで簡単にコインチェックで取引ができる。
こちらもコインチェックの大きな特徴になります。
コインチェックのキャッチフレーズは『日本一簡単にビットコインが買える取引所』といういうものです。
PCだけでなく、スマホ(iPhone、Android)にも対応しており、スマホで通貨を簡単に売買したいり、支払いをしたりとより取引がしやすくなっています。
上の画像はコインチェックアプリでのチャートになります。
ログインをしていないくてもアプリを起動しただけで簡単に現在の各仮想通貨のチャートを見ることができ、外出先などで価格を確認する場合などに非常に便利です。
またアプリでもチャートの期間が簡単に「1日」「1週間」「1か月」など表示させることができ素早く値動きの特徴を把握することが可能です。
取引画面(チャート)が見やすい。
こちらの画面はコインチェックのチャートの画面になります。 「5分」〜「1日」の価格の期間を簡単表示させることができます。
またこのチャートからの取引では、「指値」や「逆指値」を指定することができるのが特徴で、自分の有利な値段での取引をする指値や、価格が下落した時に自動的に決済する逆指値を行うことが便利で使いやすくなっています。
上の画像はコインチェックのトップ画面です。画面左にあるメニューの「チャート」でチャートを表示させることができます。
チャートでは簡単に、価格を表示したい通貨を選択肢して表示することが可能、大きな画面で見やすく、画面拡大ボタンもあります。
ほとんどの通貨をコールドウォレット(オフライン)で管理
コールドウォレットとは、オフラインのウォレット(仮想通貨を保管する口座)で、オフラインでネットに繋がっていないため、ハッカーから攻撃をされることがなく、一番安全な仮想通貨の管理の仕方と言われています。
コールドウォレットとは、オンラインではないので、通常カードの中に情報を入れる場合や紙でも持つことができます。
以下コインチェックでのセキュリティの概要
当社では、取り扱っている全ての仮想通貨について、コールドウォレットを構築した上で、ホットウォレットと区分して運用しております。
一定の閾値を設けて、この閾値を上回る分の仮想通貨については、コールドウォレットで管理するようにしております。
この運用により、万一当社ネットワークが第三者の不正侵入を受けた場合でも、コールドウォレット内の仮想通貨に影響が及ぶことを防ぐことができ、お客様からお預かりしている仮想通貨の被害を、最小限に留めることが可能となります。
コールドウォレットはオフライン上で管理された仮想通貨を保管するウォレットであり、ハッキングができない構造となっています。
以前コインチェックがハッキングを受けた場合にはオンライン上のホットウォレットで長時間保管したことが原因となっていたため、新しいセキュリティ体制ではハッキングされたことも想定に入れて、大部分の仮想通貨をコールドウォレットで管理をしています。
スマホを持っている人は「二段認証」は設定するのが重要事項
コインチェックではログインの際にお手持ちのスマホアプりの「Google Authenticator」を使用したログイン方法として「二段階認証」を利用することができます。
二段階認証は、スマホのグーグルアプリに表示された6桁のコード(数字)を、コインチェックのサイト上に入力する作業となります。
二段階認証は通常任意ですが、必ず設定しておく必要があるセキュリティと言えます。二段階認証はログイン時だけでなく、通貨を送金したりする時の取引時にも、他人からの流出を防ぐためにも認証が必要となります。
大切な資産としての仮想通貨を守るためにも、必ず口座開設後には「二段階認証」を設定することをお勧めします。
ネットバンキング、コンビニからのクイック入金ですぐに口座に資金が反映される。
コインチェックでは
●ネットバンキングからの入金
●コンビニからの入金
から24時間口座に入金ができるクイック入金の機能があります。
クイック入金(ペイジー決済)とは、窓口などに並ぶことなく、ネットバンキング(PC、スマホ)・ATMから料金のお支払いができるサービスです。金融機関の営業時間に左右されずに、24時間365日決済が可能です。
クイック入金は、1,756円(最低金額1,000円+手数料770円を含む)から最大999,999円 (手数料を含む)まで行えます。
ネットバンキングを持っている人なら家から土日でもすぐに口座資金が反映されるのはとても便利ね。
コインチェックの親会社のマネックス証券は株主にビットコインでの配当を開始。
コインチェックは2019年度の中間期について、500円分のビットコインの配当を実施しました。
配当を受ける条件としては
●コンチェックに口座を持っている。
●株主優待サイトで配当を受ける登録を行う。
となっています。
でも大手の証券会社でもこのように株主に対して仮想通貨の配当を行なっているということは、今後株式投資家が仮想通貨投資も行う可能性があると言えるわ。
コインチェックでの仮想通貨取引手数料について
Taker 手数料 | Maker 手数料 |
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0.000 % | 0.000 % |
コインチェックでの取引手数料は0%に設定されています。
Maker 手数料は指値注文が注文板上に並び、その後約定した際に適用されます。反対に Taker 手数料は注文が板上に並ばず約定した際に適用されます。
取引手数料は0%となっていますが、通貨を買う時には正式レートに数%上乗せされた状態で購入する必要があるため(スプレッドと言います。)、それがコインチェックの実質的な手数料となっています。
送金手数料について
*画像は2020年11月現在です。
Coincheckでは、ネットワーク手数料の高騰に伴うお客様のお取引への影響を最小限にするため、一部暗号資産において、ネットワーク手数料に応じて送金手数料を変動させる「変動型送金手数料」を導入することといたしました。
仮想通貨の取引が増えてくると、送金手数料が上がる傾向になります。
その際に手数料が安いままで送金してしますと通常30分の送金時間がかかるところが半日や1日かかったりするため、その変動に応じて送金がしやすい手数料に変更するのがこの変動型の手数料となっています。
コインチェックでんき〜国内初!公共料金の支払いに対応
コインチェックは、国内初電気料金の支払いに対応しています。
従来の日本円、またはビットコインで電気料金を支払うことにより、支払額に応じてビットコインが受け取れる魅力的なサービスも展開し、順次エリア拡大中です。
コインチェックでんきでの大きな特徴はビットコインもしくは日本円で支払うことにより、4−6%もの電気料金がビットコインにてキャッシュバック(還元)されることです。
これで日々の電気代をお得に節約することができ、合わせてビットコインが値上がりするとその値上がり益をも得ることができる非常に魅力的なサービスと言えます。
【初心者におすすめ】コインチェックで積み立て毎月コツコツ積み立てる
コインチェックつみたては、毎月登録した銀行口座から自動で投資金額が引き落とされ投資ができるサービスになっています。
対象通貨 | BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、LTC、BCH、XLM、XEM、QTUM、BAT |
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積み立て金額 | 1万円から10万円(毎月) |
手数料 | 無料 |
*対象通貨は2020年7月時点。
毎月ビットコインを少しづつ積み立てていきたい人には、この積み立ては自動で行ってくれるため大変便利なサービスと言えます。
仮想通貨は価格変動が大きい面もあるため、中長期で伸びていく相場にはこのような毎月など積立てる方法がおすすめと言えます。
コインチェックでの貸し仮想通貨サービス(最大年率5%)
コインチェックは、仮想通貨の積み立てができる「貸仮想通貨サービス」というのを行なっています。
このサービスは仮想通貨の預け入れ期間(〜1年)に応じて1−5%の利子が受け取れるサービスです。
仮想通貨を購入して、そのまま中長期で取引せず置いておきたい場合は貸仮想通貨サービスを利用することで、値上がりした時の利益に加えて利子も受け取れるというサービスになります。
コインチェック注目のIEO(資金調達)について
コインチェックは国内で初めて、取引所を通じた資金調達事業であるIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を行うことを発表しました。
IEOは従来のICOいくらべて安全性が高く、より健全なプロジェクトの資金調達が可能になるため将来的にも普及していくことになると言われています。
ICOがコインを発行する会社が行う資金調達になるのに比べて、IEOは取引所が審査して許可をしたもののみ資金調達を行う事業になります。
実績や信頼のある取引所が行うことにより多くの投資家を呼び込む可能性があると言われています。
コインチェックの第一弾IEOが2021年7月1日から2週間開始されました👇
コインチェックNFTマーケットについて
NFTとは、ブロックチェーンを使ったデジタルの資産になります。
デジタル資産なので、アートや土地、音楽、会員権などさまざまなものをNFTとすることができます。
コインチェックではコインチェックNFTというNFTが売買できるサービスを提供しており、コインチェックの口座を持っている人はそこでさまざまなNFTの取引所が可能です。
コインチェックでは定期的にLAND(ランド)というNFTを販売しており、これは仮想空間のデジタルの土地になっています。
LANDはThe SandBoXというところがサービスを行っており、そこでコインチェックが土地を買い付けてコインチェック口座開設者に販売するということを行っています。
コインチェックの口座開設はeKYCで簡単に!
スマートフォンをお持ちの方は、身分証明書があればその場で本人確認ができるため、最短で即日取引が可能となります。
コインチェックのまとめ
今までご紹介したように、国内の取引所でも魅力のある通貨を扱っており、国内初でビットコイン支払いによる公共料金(電気料金)に対応、店舗でのビットコイン決済の導入など国内の取引所では常に先進的なサービスを実施している取引所と言えることができます。
アカウント開設も本サイトで開設方法をわかりやすくまとめているので、スムーズに仮想通貨の取引ができると思います。
ビットコインやイーサリアム以外の時価評価額の高い魅力的な通貨を知ること、そしてチャンスが来た時にスムーズに投資できるためにも初心者からオススメしたい取引所になります。