世界的決済会社のVISAは仮想通貨(ビットコインなど)での支払いである方法であるデジタル決済について将来的に革新をもたらす可能性があるという情報を公開しました。
VISAは実際に米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースとも提携を2020年に結んでおり、イギリスでVISA対応加盟店でデビットカードを使った支払いができるようになります。
VISA自身のデジタル通貨を使った決済に向けて動いており、今後ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を使った決済が世界中で普及していく可能性も感じることができます。
この記事の目次
VISAが仮想通貨のデジタル決済について可能性を言及
大手クレジットカードブランドのVISAは22日、同社の仮想通貨に対するこれまでのアプローチを記したブログを投稿。仮想通貨が将来、デジタル決済に大きな革新を起こす可能性があると語った。ーコインポスト
仮想通貨市場では約10年の間にビットコインをはじめ、法定通貨の安定性と仮想通貨を組み合わせたステーブルコインなどが誕生し、新たな決済手段や送金手段として世界に存在感を示してきた。
ビットコインは2009年に誕生し、2019年で10年を迎えました。
近年は安全資産として大きな注目を集めており、金に比べて価値の保存として現代に向いているとも言われています。
将来的に、日本円、ドルなどの法定通貨もデジタル通貨へ移行し、VISAを使った決済になるのではないかと感じています。
VISAのデジタル決済への今後の取り組み
VISAのデジタル決済に向けての今後の取り組みは以下のようになっています。
・セキュリティ・個人情報保護・信頼の向上
・顧客の需要に応じた、仮想通貨ネットワークのサポート
・Visaの中核技術との整合性
デジタル資産として保管するセキュリティ、そして仮想通貨の処理をスムーズにするためのネットワークのサポートとなっています。
これは実質VISAが仮想通貨事業について参入しているということが言えます。
VISAの仮想通貨事業に対する最新ニュース
仮想通貨取引所のデビットカードがVISA対応へ(4月11日)
米最大手仮想通貨取引所Coinbaseは11日、大手決済企業Visa(ビザ)と連結して、仮想通貨を利用するデビットカード「Coinbase Card」を発行する。
デビットカードの利用対象ユーザー(現時点)は、イギリスに限定されるが、所有するCoinbaseの取り扱う仮想通貨をカードを通してUK内で店舗やオンラインショップで消費することができるという。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ライトコイン(LTC)を含めるCoinbaseが取り扱うすべてのアルトコインもカード対応の仮想通貨リスト入りする。
VISAがコインベースと提携し、デビットカードを発行しました。
VISA対応店で支払いをすることにより、仮想通貨を使った支払いをすることができるようになります。
デビットカードなので、カードのウォレットに仮想通貨を送金して保管。そのカードでVISA加盟店で支払いをすることで仮想通貨を使うことが可能となります。
このようにデジタル決済はVISAなどの大手決済会社も将来のことを見据えて動き始めている状況です。
VISAのFacebookの仮想通貨参入について
2019年にフェイスブックがリブラという仮想通貨についてのホワイトペーパーを公開したことは世界的に話題となりました。
その加盟企業の中に当初からVISAが入っていたからです。しかしながらその後Facebookはアメリカを中心として各国の反対にあい、
しかたなくFacebookのリブラからVISAは脱退することになりました。
VISAの仮想通貨事業についての口コミ
VISAの仮想通貨事業参入について
VISAがデジタル決済に向けて動いていることは、仮想通貨市場に対して非常にポジティブな情報と言えます。
ニューヨーク証券取引所の親会社の運営する仮想通貨取引所バックトは将来的にも仮想通貨決済を普及させたいとしており、バックトはスターバックス、マイクロソフトとも提携を結んでいます。
多くの人が仮想通貨を使うようになれば、値上がりはもちろんこと価格が今よりも将来的に安定していくる可能性もでてくると感じています。