Uniswap(ユニスワップ)やCompound(コンパウンド)では手数料はガス(Gas)というものを消費することになりますが、ガス代は高額になる時もあるため気を付ける必要があります。
これはイーサリアムを送金する場合などの消費する手数料(ガス代ともいう)で、イーサリアムを消費することになります。
DeFiは基本的にイーサリアムベースの通貨を取り扱っているため、仮想通貨の貸し借りや購入、交換などはイーサリアムを手数料として支払うことになります。
しかしながらイーサリアムの取引が急増した場合にガス代が大きく上昇することがあり、少額の取引などでも結果的に手数料が高くなるため注意が必要です。
イーサリアムの手数料が大きく高騰した場合
イーサリアムブロックチェーンの1取引あたりの平均手数料が、史上最高水準に達した。アメリカの暗号資産業界における分散型金融(DeFi)サービスの拡大が、手数料を押し上げているという。
Blockchairによると、平均手数料は2020年8月12日夜に6.04ドルに達し、史上最高レベルとなった。取引手数料の中央値は、史上最高の3.03ドルをわずかに下回り、現在は3.00ドル。
取引手数料は、高騰が始まった7月中旬までは1ドルを下回っていた。
手数料の上昇は、ユニスワップ(Uniswap)のような人気のDeFi(分散型金融)サービスの活発化と一致している。ーコインデスク
以上のようにイーサリアムでの取引が活発化した場合に手数料が1000円近くしたりと手数料が増えるため、仮想通貨を取引する場合について手数料をしっかりとみておく必要があります。
ユニスワップ(DeFi)で手数料(ガス代)を確認する場合
ユニスワップでは上の画像のように交換する場合に赤枠で囲んだ「Fee」というものが手数料になります。
イーサリアムを消費するため、イーサリアム以外の通貨で交換する場合についてはウォレットをイーサリアムに入れておかないと手数料が払えないので交換ができないことになります。
イーサリアムで交換する場合についてはイーサリアムからそのまま手数料を支払うことになります。
イーサリアムの手数料については上の画像のように通常は10円くらいなど安いですが、取引が活発している時には高額になる可能性があるため注意が必要です。
手数料(ガス代)が高い時には通常の仮想通貨取引所が有利
ユニスワップなどのDeFiでは取引(通貨の交換や売買)についてはガス代を使うため、イーサリアムのガス代が高騰している時には取引ごとに手数料が高額になります。
しかしながらこのような場合についてはDeFiではなく普通の取引所を使うとガス代は送金しない限り関係がないため、売買については通常の手数料となります。