2020年の仮想通貨市場は3月中旬にコロナウイルスによる金融市場の暴落の影響を受け、同時に暴落しました。
しかしながらその後ビットコインをはじめとした仮想通貨はいち早く反発し、金融資産の中でも値上がり率はトップクラスとなっています。
この記事では2020年に毎月5万円を23日に積み立てた場合資産の推移はどのようになるのかをまとめました。
毎月投資に積み立てる方法をドルコスト平均法と言っていますが、価格が高いところや低いところを併せて投資を行う方法は特に初心者からお勧めしたい方法と言えます。
この記事の目次
2020年のビットコインを毎月5万円積み立てる
上のチャートはビットコインの2020年1月から8月末までのチャートになります。
3月中旬に大きな暴落を受けた後いち早く反発。7月には暴落前の水準110万円近くまで上昇していました。
ビットコインを毎月23日に5万円積み立てる
普通のサラリーマンが毎月給料を20日にもらって23日にビットコインに5万円を2020年から投資した場合に上の表のような積立結果となりました。
通常5万円を貯金した場合は40万円の貯金額となりますが、ビットコインで積み立てた場合については53万円となり
53万円(ビットコイン積立)ー40万円(貯金)=13万円(+32%)
という結果になります。
2020年のイーサリアムを毎月5万円積み立てる
上のチャートはイーサリアムの2020年の1月から8月のチャートになります。
ビットコインと同じ3月中旬に暴落していますが、その後いち早く反発し7月末には暴落前の高値を突破し、ビットコイン以上の値上がりとなっています。
イーサリアムを毎月23日に5万円積み立てる
イーサリアムを毎月23日に5万円を積み立てた場合は以上のような結果となります。
通常5万円を貯金した場合は40万円の貯金額となりますが、イーサリアムで積み立てた場合については74万円という金額なり、
74万円(イーサリアム積立)ー40万円(貯金)=34万円(+85%)
と貯金額の約2倍のパフォーマンスとなっています。
またビットコインの53万円と比べても74ー53万円=11万円とさらに成績が良くなっています。
仮想通貨を始める人はまずは積み立てがおすすめ
今回仮想通貨の中でも時価総額が高いビットコイン(1位)とイーサリアム(2位)の積み立てを毎月5万円とした場合の結果をまとめました。
2020年はコロナウイルスの感染のため、世界的に経済に打撃を受け、そのことから政府は多くの法定通貨(ドルや円)を発行しているのが現状です。
そのようなことから、将来的な法定通貨のインフレ(価値の下落)の懸念から金やビットコインなどが安全資産として大きく注目されています。
積み立ては定期的に積み立てるため、価格の動きに左右されず、中長期で伸びていく相場に有効であり、初心者からおすすめの投資方法と言えます。