主流のハードウェアウォレット(コールドウォレット)であるレジャーナノS(ledger-nanos)を使ってマイイーサウォレット(MyEtherwallet)を連携させ仮想通貨を安全に保管(ログイン)する方法をご説明します。
マイイーサウォレットはたくさんの仮想通貨を保管できるウェブウォレットですが、オンライン上の管理になるため、ハッキングをされて仮想通貨の盗難にあう可能性があります。
マイイーサウォレットでは秘密鍵(パスワード)でのログインではなく、レジャーナノSのような「ハードウェアウォレット」での仮想通貨の保管を推奨しています。
この記事ではマイイーサウォレットとの連携のセキュリティ強化の特徴とアクセス(ログイン)方法についてご紹介していきます。
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この記事の目次
マイイーサウォレットはハードウェアウォレットでの保管を推奨している。
上の図はマイイーサウォレットのアクセス方法を選択する画面ですが、画面の解説ように実際ログイン画面に
- ハードウェア(レジャーナノSやトレザー)
- MetaMask
- MEWconnect
の3つのアクセス方法を推奨してipます。
レジャーナノSについては、ハードウェアウォレットとしてオフラインで保管することができるため、ハッキングの可能性が少なくセキュリティを大きく高めることができます。
ある程度の資産を持っていれば、レジャーナノSのようにコールドウォレットでオフラインで保管することが必要になりますが、合わせてマイイーサウォレットも連携するというのがオススメと言えます。
レジャーナノSを使ってマイイーサウォレットにログインをする。
*マイイーサウォレットのサイトは偽サイトも出回っているので、必ず正規のサイトかを確認してください。
レジャーナノSをパソコンに接続します。
イーサリアムのウォレットなので、イーサリアムのアプリを選択します。
マイイーサウォレットのサイトから「アクセス」をクリックします。
次にアクセス方法の種類を選択します。
レジャーナノSは「ハードウェア」をクリックします。
ハードウェアの中で「Ledger(レジャー)」をクリックします。
アクセスするアドレスを選びます。
そしてその後「マイウォレットにアクセスするために以下を許可する」にチェックを入れて最後の「アクセス」のボタンを押します。
マイイーサウォレットにログインできました。
画面は通常のマイイーサウォレットと同じですが、レジャーナノSとは接続中なので、送金する場合などはマイイーサウォレットで送金申請をして、レジャーナノSで許可をすると送金することができます。
このアドレスは「イーサリアム」だけでなく、「ERC20」トークンも送金可能です。
つまりコムサ(CMS)やシビック(CVC)などイーサリアムベースでマイイーサウォレットで保管できる通貨はレジャーナノSでも可能だと思います。
すでにマイイーサウォレットに通貨を保管している場合
すでにマイイーサウォレットを作っていて通貨を保管している場合は、そのウォレットからレジャーナノSに通貨を送金すれば大丈夫です。
上の画像は通常のウォレットの送金画面です。
この画面からレジャーナノSのマイイーサウォレットのアドレスを入力して仮想通貨を送金します。
送金については最初少額から送金し、ちゃんとレジャーナノSのウォレットに反映されているか確認をしてください。
ちなみに私の場合はほとんどのERC20の仮想通貨はレジャーナノSのウォレットで保管できたのですが、ブラックムーンサイクロ(BMC)はレジャーナノSのウォレットに送金に失敗し保管できませんでした。
送金に失敗してもBMCの残高は元のウォレットに残ったままになっています。
👉レジャーナノSのウォレットに通貨を送金する場合は最初は少額で送金し通貨が反映されるかを確認する。
👉レジャーナノSの秘密鍵は厳重に保管し無くさないようにする。
よりセキュリティの高い方法で仮想通貨資産を保管をする。
以上ご説明してきましたが、仮想通貨は大切な資産です。
まとまった金額の通貨がある場合は、多くの通貨に対応している「レジャーナノS」にまとめて保管することが、オフラインで保管することができるので、ぜひ大切な資産を守るためにもよりセキュリティの高い方法で保管するようにしてください。
レジャーナノSはオフラインで保管できるだけでなく、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコインなどの20種類以上の主要な通貨を保管できる便利なウォレットになりますので、ぜひレジャーナノSで仮想通貨を安全に保管するようにしてください。