Avalanche(アバランチ)が発行している仮想通貨AVAX(アバックス)を保管したり、ステーキング(デリゲートともいう)するためのウォレットがAvalancheウォレットになります。
Avalancheウォレットでは、AVAXの保管や、メタマスクウォレットへの送金、ステーキングなど様々な機能がありますが、中でもステーキングは利率が高い傾向にあるため、保有しているAVAXを有効活用する点でもステーキングする人が増えています。
この記事ではAVAXのステーキング方法について解説していきます。
※AVAXの送金やステーキングなどはまずは少額で行うことをおすすめします。またご自身の責任で行ってください。
この記事の目次
Avalancheウォレットの特徴
アバランチウォレットでは、
○仮想通貨の送金
○ステーキング(デリゲート)
○保管
などの機能を持っています。
そしてアバランチウォレットでは3つのチェーンがあり、
○Xチェーン・・取引所間送金のときに使う
○Pチェーン・・ステーキングの際に使う
○Cチェーン・・メタマスクウォレットへの送金に使う
というふうにチェーンが分かれており、それぞれウォレットないで簡単にチェーン間の移動をすることができます。
上の画像はウォレットの画面ですが、画面右側に、X,P,Cと記載してあるのがわかると思います。
アバランチウォレットでステーキングを行う。
それではウォレットでのステーキングの流れは以下のとおりです。
①ウォレットの作成
②取引所からウォレット(Xチェーン)に送金する
③XチェーンからCチェーンにAVAXを移す
④デリゲートを行う。
①ウォレットの作成
まずアバランチウォレットを作成します。
ウォレットの作成では
○ウォレットの新規作成から新しくシードフレーズ(秘密鍵)で作成
○レジャーナノでAVAXのアプリをダウンロードし、既存のウォレットとして接続
の2つの方法があります。
私はレジャーナノを持っていたので、AVAXアプリをレジャーナノにダウンロードして接続しました。
持っていない人は新規作成で秘密鍵を、オフラインのメモなどに記録してアクセスする必要があります。
②取引所からウォレット(Xチェーン)に送金する
アバランチの仮想通貨AVAXは、バイナンスなどの仮想通貨取引所にあるため、取引所からウォレットに仮想通貨を送金する必要があります。
例えばバイナンスでは、AVAXの送金で、チェーンを「AVAX」を選択し、送金すると、アバランチウォレットのXチェーンに反映されます。(最初は少額で試してみてください)
AVAXのアドレスは上の画像の右側にQRコードがありますが、そのQRコードと横に書かれたアドレスがAVAXのアドレスです。
③XチェーンからPチェーンにAVAXを移す
ステーキングにするには、Pチェーンに移す必要があるため、ウォレットの「cross chain」のメニュー(左側)を選択
画面上で「source chain(もともとのチェーン)」でXチェーンを選択し、「Destination chain(交換先のチェーン)」でPチェーンを選択し、転送を行います。
手数料も安いし、割と気軽に行うことができます。
※チェーンの転送も最初は少額で試してみてください
④デリゲートを行う。
AVAXをPチェーンに移したあとは、メニューの「獲得する」からデリゲートを選択します。
ここにあるように「最低25AVAX」が必要になります。
デリゲートとは、運用先を委託して金利収入を得ることです。
委託先は上のような一覧となっており、「Fee(手数料)」をしっかりと確認します。
これはステーキングの報酬の手数料となっており、運用してくれる人の報酬となるのです。
私場合は5%のfeeである程度人気がある運用先(人の形をした行に何人が参加しているのかが数値で記載してある)を選択しました。 ※私が受け取る金利報酬の5%が運用してくれた人の報酬となる
ステーキングの終了日時を選択、ステーキングする量(Pチェーン上のAVAXの中から)を選び、最後に「confirm」を押してステーキング作業終了です。
メタマスクに送金する場合については
メタマスクに送金する場合については、AVAXをCチェーンに先程の要領で転送し、メタマスクのアドレスに送金するとAVAXの残高が反映されます。
メタマスクはAVAXのチェーン(Cチェーン)にも対応しているウォレットです。
またメタマスクでAVAXのチェーンを表示させる方法は、こちらの公式記事をご覧ください。
→参考記事