meta社(旧フェイスブック)が立ち上げた仮想通貨の大型プロジェクトのAPTOS(アプトス)がテストネットを使っていたユーザーに対し大規模なエアドロップ(通称エアドロ)を実施しました。
2000万APTを配布したと言われており、APTが7ドルとすると実に200億円もの無料配布(エアドロップ)となっています。
私もAPTOSは気になっていたので、ウォレットをダウンロードして、そこからテストネットからNFTをゲットしていたのですが、運良く対象となり、150APT(20万円弱)の仮想通貨を受けとることができました。
APTOSについては事前にこちらの連載記事でご紹介していたので、さわっていた人はゲットできていると思います。
この記事の目次
APTOS(アプトス)とは
APTOSはmeta社(旧フェイスブック)の役員が立ち上げたL1プロジェクトで、すでに大手のVC(ベンチャーキャピタル)から資金調達を行い注目されているプロジェクトです。
最近話題になったDiem系ブロックチェーンAptosは25日、資金調達ラウンドで200億円を調達したことを発表した。
今回のラウンドに参加したのは、FTXベンチャーズ、Jump Crypto、Griffin Gaming Partners、Franklin Templeton、Circle Ventures、Superscryptだ。FTXベンチャーズは3月にa16zやTiger Global、バイナンス、Multicoin Capitalと共に当時のAptosのラウンドにも参加していた。今回の調達額を加えて今年は合計約480億円の調達を実施した。
Aptosは米メタ社のブロックチェーン事業「Diem」の元チームメンバーによって立ち上げられる新たなブロックチェーン。先日テストネット2をローンチし、メインネットのローンチは年内に控えている。-コインポスト
2022年現在仮想通貨市場をはじめとして金融市場は下落相場となっているため、なかなかここまでの資金調達ができるプロジェクトは多くありません。
だからこそそれを知っていた投資家はAPTOSの行方について気にしていました。
APTOSのエアドロップについて
APTOSのエアドロップは10月19日に以下のツイートから始まりました。
「Aptos Foundation は、初期のネットワーク参加者に APT トークンを提供しました。請求資格がある場合は、数時間以内に airdrop@aptosfoundation.org からメールが届きます。」
ここでいう初期ネットワーク参加者とは、メインネットに移行する前にテストネットというテスト環境でAPTOSのウォレットをダウンロードして
●ネットワークに参加する(こっちはちょっと難しい)
●NFTをゲットする(簡単)
以上のユーザーに対し、それぞれ150APTを配布したもです。 すでにお伝えしましたが、私もNFTは手に入れていたのでAPTを受け取ることができました。
APTの価格チャートはこちらを参考にしてください。
テスト環境でAPTOSのNFTをゲット
私が対象となったのはNFTをゲットしていたからです。
やり方は特に難しくなく、APTOSのウォレットをダウンロードして専用サイトから、NFTを無料でゲットすればいいだけのことでした。
テスト環境でのNFTなのでNFT自体は基本的に価値はありません。
しかしながら、APTOSの運営としては初期からプロジェクトを注視しテスト環境をさわっていたユーザーに対して仮想通貨APTを無料配布しています。
運営がなぜ初期の参会者に仮想通貨を無料配布するのかというと、プロジェクトの将来性を感じ興味をもっているユーザーはAPTOSのエコシステムに将来的に貢献してくれるだろうということです。
なのでAPTOSが無料配布されたからすぐ売ってお金に変えようというユーザーはランダムに配布するより少なくなるのが通常です。
無料配布されたAPTOSをそのまま保有し、APTOSの別のアプリを利用するなどするユーザーは多くいるのではないでしょうか。 運営が大切にしたいユーザーとはこのようなユーザーなのです。
1ユーザーに対し17万円から20万円を無料配布
APTOSの仮想通貨APTについては、リリース時から7〜10ドルの価格であったため、通常1つの項目で150APTを配布していたため、日本円で17万円から20万円になっている計算です。
もちろんすぐ売ったユーザーも中にはいるかも知れませんが、私はそのまま保有しています。
APTOSのネーミングサービス(アドレスに好きな名前をつけれる)やDeFiなどでそのままAPTを使いたいからです。
そうやってプロジェクトをさわっていると見えてくるものやプロジェクト事態にさらに興味が湧いてくるものなのです。
APTOSの購入方法について
APTOSについては、元フェイスブックの関係者が携わっており、当時にフェイスブックでのブロックチェーン技術を踏襲しているプロジェクトだからこそ注目が集まっていると言えます。
元々フェイスブックはLIBRAというドルなどの法定通貨に連動した仮想通貨を発行する予定でしたが、それが米国の議会で問題視されプロジェクトが中止、その後DIEMという名前でプロジェクトを進めていましたが、うまく行かず今回のようなプロジェクト事態が独立することとなっています。
おそらくメタ社としては非常にやりにくいため、自由度を高める(資金調達を行いやすくするなど)ためにもこのような独立した方法をとったのではないでしょうか。
APTOSについてはほとんどの大手の海外仮想通貨取引所で上場していますが、世界最大手と言われるBinance(バイナンス)が使いやすく日本人ユーザーも多いため購入しやすいと思います。