暗号資産(仮想通貨)ビットコインは先週の140万円から大きく高騰し160万円台の価格をキープしています。
昨年の最高値である150万円を一気に超えた力強さは金融市場でも大きな注目を集めていると言えます。
先週から大きな話題となっているアメリカ大統領選挙。選挙結果ではバイデン氏が当選となり、今後暗号資産(仮想通貨)市場にどのような影響を与えていくのか非常に気になるところです。
また12月にはイーサリアムのアップグレードも控え、イーサリアム自体も大きく上昇している状況です。
この記事の目次
ビットコイン160万円をキープ
記事内の引用については私が連載している「仮想通貨実践投資(有料版)」から一部抜粋して使用しています。
ビットコインは先週の140万円の価格から大きく上昇し、150万円、そして160万円を記録しています。
150万円は2019年の最高価格であり、個人的に簡単には超えられないと感じていましたが、ここにきて一気に150万円を超え、160万円の価格を記録しています。
先週はアメリカ大統領選挙の最中であり、選挙結果前に大きく値上がりをしました。
ビットコイン週足チャートから現在の価格を分析
すでに昨年の最高値150万円を突破し、バブル期の価格にすでに到達しているビットコイン。
バブル期の価格のラインを引くと、
180万円
200万円
220万円
という節目の価格帯がレジスタンスラインと言えそうです。
また2017年末の最高値220万円から2019年の150万円の価格を通して下落のトレンドラインを引くと、2020年の5月にそのラインをブレイクし上昇トレンドになっているのが分かります。
今回のビットコインの上昇から投資家の間では、
・バブル崩壊はもう終わっていた。
・年末にビットコインは節目価格である
200万円を突破する可能性がでてきたとの意見が出ている状況です。
ビットコインに関しては週足レベルで見てもかなり強い上昇になっていると見て取れます。
大統領選挙ではバイデン氏が当選したとありますが、今後彼の政策が暗号資産(仮想通貨)にどう影響していくかは、やはり予測は難しく今後の展開次第ではないでしょうか。
金融の中心地であるウォール街の監視役をビットコインに馴染みの深い人物を起用したという情報がいまのところ上がっています。
【ビットコインの上昇を阻む要因とは】
ビットコインの上昇は2020年非常に大きなものとなりました。
しかしながら現在非常に強気のビットコインでも一部の専門家からは下落のリスクもある(一時的な)と言われています。(あくまでも予測)
それが
・コロナウイルスのワクチンから経済状態が回復する。
・実体経済と離れた株価の暴落により暗号資産(仮想通貨)市場も同時に下がる
というニュースです。
コロナウイルスのワクチンについては今後できる可能性があると言われ、経済状態が回復することで、避難通貨として買われていた、ビットコインやゴールドが一時的に下落する可能性があります。
また株式市場については、経済が悪化していると逆行して上昇している状況です。
このように実体経済と離れた動きをしている株式市場については、今後暴落する可能性があると言われています。
これまでダウ平均についてもビットコインがその動きに連動して下落した経験もあり、それについても連動する可能性もあると考えています。
ここで紹介したのはあくまでも予測。しかしながらビットコインが160万円になってビットコインについて買いたいとう人が増えたのではないのかしら。
それならどのポイントで買っていくか?買う時期はいつなのか?その辺はしっかりと考えていく必要があるわね。
【バイデン氏当選からのビットコインの影響】
バイデン氏当選からのビットコインの影響がどうなるかははっきりとは言われていませんが。
ニュースでは
・バイデン氏は海外の取引所FTXから巨額の寄付を受ける。
・NYの金融中心地のウォール街の監視役にビットコインに馴染みの深い
CFTC(商品先物取引委員会)の元会長Gary Gensler氏を起用
という二つの情報がでています。ー参考サイト
現状の情報からではバイデン氏がビットコインに対してポジティブなのか、ネガティヴなのかは判断ができない状況です。
バイデン氏がどのような人を政府に起用していくかも一つの大きなポイントではないでしょうか。
ビットコイン200万円の可能性
格付けで有名なモーニングスターのCEOである朝倉さん。からは、2021年にビットコインが200万円にいくだろうと予想しています。
しかしながら現状を見ると年内にいくのではと思っているかもしれません。
ビットコインについては200万円という節目が非常に意識されている状況です。
米大手メディア「ブルームバーグ」のアナリストMike McGlone氏は9日、ビットコイン(BTC)価格が2021年に2万ドル(約210万円)に到達するように推移しているとの見解を示した。
McGlone氏は4日、「BTC価格は2013年と2017年に見せたような放物線を描く(パラボリックな)上昇をみせる可能性がある」とツイートしている。3年前と7年前は、いずれも半減期の翌年だ。「BTCの普及と供給量の傾向に予想もしないことが起きない限り、過去最高額到達は時間の問題かもしれない」と述べた。ーコインポスト
コインポストの記事では専門会は2021年に200万円を超えるという分析がでています。
情報を収集していると、
・多くの個人投資家は年内に200万円
・専門家は2021年に200万円
という見方が多い印象を受けます。
年末ということがよくいわれてますが、このことは2017年に仮想通貨バブルが発生した時が12月だったからです。2018年、2019年の2年間は12月は相場が大きく上昇することはありませんでした。
しかしながら2020年の上昇はバブル崩壊を決定づけるような上昇となっており、もしかしたら200万円に到達する可能性もあるのではないかと考えています。