暗号資産(仮想通貨)ビットコインが3年ぶりについに史上最高価格240万円を記録しました。
2017年末に暗号資産(仮想通貨)バブルで231万円を記録し、その後バブル崩壊で40万円などの価格まで落ち込みましたが、2020年は機関投資家を中心にビットコインの購入が相次ぎ高いパフォーマンスを記録しました。
ビットコインは今や株式市場や不動産、ゴールドなどの主要な金融資産でもトップの価格上昇率となっています。
最高価格を記録したビットコイン。2021年も目が離せないと言えます。
この記事の目次
ビットコイン240万円を記録し歴代最高価格を更新
仮想通貨と呼ばれてきた暗号資産「ビットコイン」の円建ての価格が3年ぶりに最高値を更新しました。専門家からは、いわゆる「カネ余り」の状況が相場を押し上げているという指摘が出ています。
「ビットコイン」は、このところ値上がりが続いていて16日、ドル建ての価格が1ビットコイン当たりで初めて2万ドルを超えました。-NHK
機関投資家が長期的に資産を保有する動きという表現が妥当だと考えています。
ビットコインが上昇し出したのは16日深夜からとなっています。
200万円を少し過ぎた価格ででしたが、17日はビットコインの買いが買いを呼び一気に価格は高騰、円建ての歴代最高価格231万円を突破し最高価格240万円を記録しました。
だけど今回の上場は2017年末の最高価格をはっきりを割って上昇したのよ。
ビットコインの週足チャートで2017年末の価格と比較
こちらはビットコインの週足チャートで、2017年末の高騰と現在の高騰がわかるチャートになります。
2017年末は231万円を一時的に記録しました。そして今回2020年末にその価格を突破し、一時245万円を記録しています。
ビットコインはすでに史上最高価格にあるため、今後どこまで上昇が続くのかは未知数と言えませんが、ここまでの上昇となると一度調整(下落)し、再度上昇に転じ2021年にどのようなパフォーマンスを見せるかが注目されます。
ビットコインの高騰の要因は「カネ余り?」ではない
NHKでは専門家が「カネ余り」という表現を使っていると買いていますが、かなりチープな表現と言えます。
確かに2020年はコロナウイルスを契機に世界経済が停滞し、各国はたくさんの補助機や給付金を法定通貨として発行しました。
それがカネ余りというよりかは、その無制限な発行が将来的にインフレを起こすことが懸念され、価値を保存する選択肢としてビットコインを機関投資家が選択したのが大きな理由となります。
2020年は8月から9月にかけてナスダック上場企業のマイクロストラテジーがビットコイン を400億円以上購入し注目を集めました。
会社の資産を法定通貨、債券、株式、スワップ、インデックスファンド、オプション、不動産、コモディティ、貴金属、アート、無形資産に投資することを検討したが、最終的にビットコインを選択した。
ビットコインは理想的な長期資産と考えられる。
2021年ビットコイン にさらに注目が集まる
今回ビットコインが史上最高価格を2020年内に更新したことが大きな出来事と言えます。
2021年、今後将来的にも法定通貨のインフレ、そしてデジタル通貨の決済の普及など時代の流れがビットコインの価値をどのように押し上げていくか注目と言えます。
だって今の価格が高いか低いかなんて後にならないとわからないでしょ?