ビットコインやリップルなどの仮想通貨投資に現在注目が集まっており、その影響でFX(外国為替)取引が5年ぶり前年割れというニュースが流れました。
FXはアベノミクスで為替が円安ドル高になった時に、ほとんどの人が通貨を買えば儲かる相場でしたが、現在は為替相場が予測できない状況で利益があげにく状況が続いているのが一因にあると考えられています。
仮想通貨については現在どんどん認知が進んでおり、ビットコインを使った決済店舗が2016年には4倍を超え、また2017年には激動の仮想通貨相場と言われるまで、主要な通貨が数十倍から400倍以上の値上がりを記録し、若くして資産を築く人も出てきています。
この記事の目次
FXが5年ぶり前年割れ〜仮想通貨の影響が濃厚
金融庁は2017年9月29日、仮想通貨の取引所を運営する11社を、利用者間の売買を仲介する「交換事業者」として登録したと発表した。2017年4月に施行された改正資金決済法により、仮想通貨の交換業には2017年10月1日から登録制が導入される。政府監督の下で仮想通貨に一定の消費者保護の網をかぶせる体制が始まる。
11社のうち9社は既に取引所を運営している事業者で、ビットフライヤーやGMOコイン、ビットバンク、テックビューロなどが登録を受けた。加えて、マネーパートナーズとSBIバーチャル・カレンシーズの2社が新規参入して登録を受けた。ーITPro
FX証券会社である、「GMO」や「SBI」「FXトレードフィナンシャル」など大手の証券会社が2017年には仮想通貨取引所の運営を発表したのは大きなニュースとなりました。
その影響もあり、FX取引は5年ぶり前年割れとなりました。
少ない元手で何倍もの外貨を運用できる外国為替証拠金(FX)取引の売買が低調になっている。金融先物取引業協会の統計によると、2017年の円とドルの取引高は11月時点までで3144兆円。円相場の値動きが乏しく、通年で5年ぶりの前年割れが確定的だ。ー日本経済新聞
国内主要取引所であるコインチェック取引所の代表取締役のツイート▼▼
確実に仮想通貨取引の影響でしょう
FX取引 5年ぶり前年割れへ: 日本経済新聞 https://t.co/Dk3yOSPQIw— 和田 晃一良 (@wadakooo) 2018年1月3日
FX取引 5年ぶり前年割れへ 円・ドル、値動き小さく https://t.co/nRfosDpRC5
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年1月2日
動きが少ないところにビットコインブームだからそうなるでしょうね。株式も同じ流れになる可能性もあるが/FX取引前年割れ pic.twitter.com/xtK6NxnRN4
— 桂隆俊 (@taka_katsura) 2018年1月2日
仮想通貨とFXの違いについて
仮想通貨 | FX(外国為替) | |
---|---|---|
取引時間 | 24時間 | 土日以外の24時間 |
必要資金 | 数百円から*1BTCから買う必要はありません。 | 100円程度から |
価格変動リスク | 価格変動が大きい | やや安定 |
変動要因 | 認知度が高まり取引が増え価格上昇 | 経済指標、政策金利 |
以上が仮想通貨とFXの違いについて比較した表になります。
価格変動が大きい、仮想通貨の方がリスクが大きい印象を受けますが、仮想通貨とFXの大きな違いは利益の上げ方にあります。
仮想通貨は認知度の高まりともに取引が大きくなり、下落を経験しつつも価格が上昇して行っているのです。
それに比べてFXは、上昇下降を繰り返し、北朝鮮の有事のニュースや各国の経済情勢等で頻繁に相場が変動し、初心者の方では利益を上げるのが難しくなっている状況となっています。
もちろん将来性があれば、株と同じように買って持っておくだけで利益が得られるものが、投資もしやすく投資家が好むのが通常と言えます。
FX取引について〜現在は利益があげにく状況
日本円を外国の通貨に換える取引を「外国為替取引」といいます。たとえば日本円を米ドルに換えることを「ドル買い」あるいは「円売り」といいます。ところが、通貨の価値は刻一刻と変わっていきます。1米ドル=120円だったり、121円だったりします。この価格変動に着目して取引する投資がFXなのです。
たとえば1米ドル=110円で買ったとします。これを1米ドル=120円で売ったとすれば、10円の利益が出ます。これを為替差益といい、FXはこの為替差益を狙った取引です。取引は日本円や米ドルだけでなく、数多くの通貨の組み合わせで行なえます。ーyhaooファイナンス
FXでの利益は上の図のように1ドル=100円で通貨を買って、1ドル=110円になった時に売ると10円の利益になるということになります。
FXの相場を読むのは難しくなっている。
16年度は4939兆円に減少した。英国民投票でEU離脱派が勝利し、15年度に1ドル=125円台を付けた円相場は一転、一時99円台まで円高ドル安が進行した。岡三オンライン証券の武部力也投資情報部長は「投資家は国際政治を読み切れなかった」と説明する。
米大統領選も誤算だった。過激な主張を掲げたトランプ氏が当選したため、ドルは対円で値下がりするだろうと考えて円を買った個人投資家が多かったが、予想に反して「米国の経済政策への期待から円安ドル高が急速に進み、損失を抱えて動けなくなった」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長)。
大統領就任後、トランプ氏への期待は後退しつつあり、朝鮮半島では軍事的な緊張が高まって「17年度も不透明要因が多い」(神田氏)。不安定な相場が続けばFX市場は一段と冷え込む可能性がありそうだ。【共同】ー佐賀新聞
他にもFXトレードは以下の特徴があります。
- レバレッジトレードは、少額で大きな金額の取引ができるが、損失も大きくなる。
- 投資初心者には株のように買って持っておくだけでの取引は難しい。
以上の理由でFXは初心者には利益が出しにくい理由があります。
レバレッジをかけると通常の何倍もの金額が取引できるため、利益も増えるのが早くなりますが、損失も同じスピードで増えてきます。なので適切な資金管理を学んだりと資産を増やすことは簡単ではないという理由があります。
仮想通貨は通貨であるがFXよりも株に近い
仮想通貨が初心者に参入しやすいのは、または初心者でも大きな利益を上げている人がいるのは、FX(外国為替)より株に近いという理由があります。
なぜなら仮想通貨はこれから認知され取引されていくものであるからです。
仮想通貨と言っても代名詞といえる「ビットコイン」だけでなく、大きく値上がりをしている「イーサリアム」「リップル」や「ネム」も仮想通貨として実用性があり、これからさらに取引される期待が持たれている通貨です。
例えば、主要な仮想通貨の一つ「リップル(Ripple)」は、国内クレジットカードの大手「三井住友カード」「JCB」「セゾン」などと取引ネットワークについて提携を結びそれが大きな高騰となりました。
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仮想通貨というと一般メディアでは「値動きが大きいためリスクが大きい」という報道がよくされます。 確かにその通りなんです。なぜなら取引量が少ないため、大きな「買い」や「売り」が入れは価格は上がったり、下がったりするからです。 しかしながらこれから将来性があり、認知され取引されることにあると、基本的に値上がりするということになります。 このように、これから取引され価格上がっていくものに投資するのは、買って持っておくだけで資産が増えるため、通貨のことを調べて有望なものに投資をすることで、将来的に資産が増えていくことになります。 FXのように、シビアな資金管理をしたり、チャートから売買タイミング読み取ったりとトレーダーのように取引するのは簡単ではありません。 2012年の「アベノミクス」のような買って持っていく相場については、同じように投資の初心者でも参加しやすく利益が上げやすい時期と言えます。 上のチャートはすでにご紹介した「リップル」という通貨ですが、2017年の1年で400倍を超える驚くべき値上がりを見せています。 リップルは特に値上がりした通貨ですが、一番古い仮想通貨であるビットコインでも約17倍の値上がりを見せています。 25万円投資資金で2017年、リップルを運用すると1億円になる計算です。 このように以前から仮想通貨の可能性に気づいて投資をしている人たちは「億り人」といい億以上の資産を築く人が増えています。 知り合いの税理士さんと話した時に、「主婦の方がビットコインで6000万円資産が増えたと相談を受けた」というのは、私の中で印象に残っています。 関連記事▼▼ [blogcard url=’https://bitcoin-newstart.com/okuribito-million-bitcoin’ width=” height=” class=” style=”]
お金持ちをはじめとして資産を築く人は常日頃から、資産を増やす情報について敏感であるということが言えます。 常に何かを探す姿勢がないと、チャンスが来た時にそれをつかむのは難しいと言えます。 下の動画はホリエモンがビットコインについて情報発信をしている2014年の動画です。 2014年から仮想通貨を持っていれば一般的の給料をもらっている人でも億まで稼ぐことは難しくはないと言えます。このように以前から仮想通貨についても一般の人が知ることができる範囲で情報が上がっていたのです。 [1000シェア]「ホリエモンのアドバイス通りに仮想通貨を20万円買ったら数ヶ月で700万円になった」 堀江貴文の友人が語るボロ儲け話 | netgeek https://t.co/hSimDTNUYt — netgeek (@netgeek_0915) 2017年12月27日 しかしながら仮想通貨は2017年の4月に国内で仮想通貨法が成立され大きな注目を集めました。これまでメディアでよくみる芸能人なども仮想通貨を購入しており、一部の政治家も仮想通貨を所有していると話を聞くことがあります。 これから仮想通貨は実用化に向けさらに取引、そしてますます認知される可能性があり、今後も目が離せない状況と言えます。 仮想通貨の初心者のオススメ記事特集はこちら▼▼ [blogcard url=’https://bitcoin-newstart.com/bitcoin-beginner’ width=” height=” class=” style=”]
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2017年大きく値上がりした通貨「リップル(Ripple)」
常にチャンスをつかむ姿勢が重要