仮想通貨投資での取引で頭を悩ますのが、税金の計算(年1回の確定申告)です。税理士さんへの費用(価格)も気になるところです。
そう言った中で東京や大阪、福岡などの大都市ではある程度の税理士さんがいるものの、地方では簡単には探すのが難しいのが現状です。
探し方がどうしていいのかわからないと言って声もあります。
なので、仮想通貨で利益が出ている場合などは、早めにお近くの仮想通貨の損益計算ができる税理士さんに無料で相談をしておいて、確定申告の時にお願いできる人を探しておくことが重要です。
この記事では、税理士さんの探し方と仮想通貨の税金の注意点についてご紹介して行きます。
この記事の目次
仮想通貨の税金の概要
仮想通貨の税金は主に以下の場合で利益が出ていた時に発生します。
- 仮想通貨での商品の購入
- 法定通貨(日本円など)との交換
- 仮想通貨間での交換
そして仮想通貨は現状で「雑所得」となっており、例えば4000万円を超える利益については最大で55%もの税金が発生します。
しかしながら数百万円単位では税率は低いため、株などの分離課税20%とはさほど変わらないと言えます。
サラリーマンであれば20万円以上の利益、主婦であれば30万円以上の利益で確定申告が必要になります。
仮想通貨に詳しい税理士さんを探す理由
仮想通貨の税金について、値上がり益が大きいことから2017年は多くの人が利益を得て翌年の2018年3月までに確定申告を行いました。
基本的にはサラリーマンなどであれば、20万円を超える利益について確定申告が必要になります。
仮想通貨で税理士さんを探す理由として、
- 運用時のアドバイス
- 確定申告の仮想通貨売買の計算
- 確定申告の書類の作成
があります。
税理士さんの費用について
税理士さんの費用については以下の特徴があります。
- いわゆる「いい値」でお互い決める。(その人の利益も勘案して)
- 税理士事務所独自の見積もりで決定
費用の例
例えば、仮想通貨のGーtaxを出している「ガーディアン」というところは、
個人で確定申告する場合には、基本料金が「49800円」かかります。
また仮想通貨の利益に応じた上の画像の体型となっています。
ガーディアンでは、申し込み者に応じた税理士さんを依頼者に紹介する制度です。ガーディアンはGーtaxを依頼した税理士さんに提供して税金の計算をお願いする流れとなっています。
また他の税理士事務所では独自に
「基本料金8万円」+「取引10件につき1000円」
などと定めているところがあり、税理士さんによって違いがあります。
仮想通貨に対応した税理士さんを探してみる。
仮想通貨の税金の計算について、一律の水準はないので、まずはお近くの税理士さんを複数探して、相談をして決めるのが良さそうです。
事前に税理士さんを見つけておくことで、確定申告の時は柔軟に対応することができます。
また仮想通貨の計算や確定申告の方法についての詳細は「仮想通貨の確定申告(税金)の方法について〜税理士相談と計算方法」の記事を参考にしてください。
仮想通貨の税理士さんを紹介してくれる「GUARDIAN」
ガーディアンは、仮想通貨の税理士さんを紹介してくれるサイトになります。
暗号資産(仮想通貨)の知識がある税理士さんを探してくれるため税金の知識や計算が不安な場合は一度相談してみるといいです。
自分で計算してみたいと思った場合
国内の取引所1社のみ、もしくは取引所間で送金をしていて運用したりした場合、個人でも計算ソフトを使うと割と簡単に計算が可能です。
以前からクリプタクト というソフトは非常に多くの暗号資産(仮想通貨)投資家が利用しており、実績のあるソフトになります。
まとめ
以上仮想通貨の専門の税理士さんの探し方についてご紹介してきました。
現状では仮想通貨の確定申告の費用では、一律の水準というのがないため、複数の税理士さんから見積もりをとって判断するのが良いと感じています。
税理士さんの中には、大きな利益を出た人から多くの費用を徴収しようとする税理士さんもいるので、「税理士エージェント」などを使って効率的に専門的な税理士さんを探してみるのがいいでしょう。