2020年1月15日に香港の取引所であるWowoo exchange HongKongでWWXトークンが上場直後にICO価格約5円から100分1の価格となる大暴落となりました。
価格が大きく下落した一体その要因(原因)はなんだったのか?
通常ICOで資金を調達した仮想通貨で上場後ここまで一気に大暴落となることは、非常に珍しいと言えます。
実際の一瞬のうちに価格を下げたWWXに対して、投資をしていたほとんどの投資家は売ることができず多くの人が悲観の声をあげています。
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仮想通貨WWXの暴落の状況
Our platform token WWX will be re-listed on Wowoo Exchange Hong Kong @wowoohk at 5pm HKT today (Jan 15, 2020). Please register at https://t.co/UZziIlMPfs and get your account ready. pic.twitter.com/sZ0VI1COb2
— Wowoo Exchange Hong Kong (@wowoohk) January 15, 2020
2020年の1月15日午後6時過ぎに仮想通貨WWXはWowoo取引所に上場し、その直後一気に価格を落としました。
上の画像はWWX/USDTの価格チャートです。
上場後にWWXは1000円?に価格上昇し、その後一気に0.04円へ下落をしてその価格帯で推移をしています。
ICO価格が約5円となっているため、現在価格0.04円は約100分の1へ下落したことになります。
WWXの下落による投資家の声について
悲報、WWX上場するなり上がることなく100分の1以下に…。
マーケットメイクとか、なにもないし、上場前に好材料とかもナシ。
ICOヒドすぎる…😭— ビットコインクィーン名波はるか (@harukananami310) January 15, 2020
#wwx#wowooexchange
ICO価格の1/100になりました笑仕事でokwaveと取引あるけど
担当者どついてやろうかな。全く関係ないけど笑
— 投資好きなのび太 (@okumanntyojya) January 15, 2020
本日WWXがwowooexchange上で上場しました。
少しまとめました。まとまってないかもw
偏った考え方かもしれませんが pic.twitter.com/Q4DtvUmkAh
— ショウ🚀ADA (@majorgorosigeno) January 15, 2020
Wwx、scamでした!
かなりのscam
— 39 (@39_HiroHiro) January 15, 2020
流石2年待たせて100分の1以下にする男だわね。
このCEOの価値も企業価値も100分の1以下になってると気付いたほうがよいし、さらに恥を晒してる。
投資してくれた投資家を舐めてるね。#wowoo#wwx#wowooexchange https://t.co/2u0ymlEwLJ— 加藤水羊夫見 【うっかり本名】 (@2zlP723k8geU7G3) January 17, 2020
どの方もWWXが一瞬のうちに100分の1まで下落し、投資した通貨がほとんど価値がなくなったことに悲観の声をあげています。
WWXの暴落に対して運営側の発表は。。。。
WWXのこの状況は、WWXに投資した人たちの価値が一気に100分の1になったということで、Wowoo取引所からこのことに対して説明はまだなされていない状況となっています。
通常事業を実施するために投資家から投資をし、資金を預かるといういことは、それを信じて投資をしてくれた投資家に対し運営側がこの異常事態に対して今後説明はあると思われます。
WOWOOのCEOであるFUJIMARU氏のコメントが。。。
wwxの暴落(ICO1/100)におけるユーザーの不満の声に対するCEOのコメント(笑)
ユーザーの発言も下品だが、これでは、、、#wowoo#wwb#wwx#wowbit https://t.co/kBGbG4ZDQS— platinoah (@platinoah) January 16, 2020
Wowoo取引所のCEOであるfujimaru氏が、WWXの暴落から、ユーザーが「詐欺」とツイッターでツイートしたことについて、「Hey Loser!(負け犬)」発言をしています。
この対応も含めてwowoo取引所は今後非常に厳しい状況の置かれるのではないかと感じています。
WWXの暴落で多くの投資家の資金の価値がなくなったことに加えて、このような行為は投資家の信頼性を損ねる可能性が高くなったのはいうまでもありません。
「なぜWWXの価値が一瞬にして100分の1となったのか?」具体的な運営側からの説明はまだありません。
世界最大の取引所バイナンスでの上場後の通貨の実績
こちらは2019年8月までに行なったIEOは以下の通りです。
通貨名 | IEO価格 | 上場日 | 上場後高値 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
BitTorrent | 0.013円 | 2019年1月 | 0.197円 | 15倍 |
Fetch.AI | 9.5円 | 2019年2月 | 53.6円 | 5.64倍 |
Celer Network | 0.737円 | 2019年3月 | 4.4円 | 5.97倍 |
MATIC NETWORK | 0.29円 | 2019年4月 | 4.96円 | 17.11倍 |
Harmony | 0.35円 | 2019年6月 | 3.39円 | 9.69倍 |
Elrond | 0.072円 | 2019年7月 |
以上がバイナンスでのこれまで実施したIEOですが、全て5倍以上の値上がりとなっているのがわかります。
通常の有望なICOやIEOであればこのように上場後の価格は上昇で推移をし、投資家に利益を享受することができます。
今後のWOWOO取引所の運営は?
WOWOO取引所は、国内のOKWAVEの会社に関係しており、将来的にOKWAVEのプラットフォームでは、感謝経済として独自の仮想通貨が使われることになっています。
しかしながら今回のこの件で今後運営側が投資家に対しどの様な説明をするのか?そして運営の方向性について注目されます。