仮想通貨を保管するものをウォレット(Wallet)と言いますが、ウォレットに預けている仮想通貨ビットコイン(bitcoin 通貨単位:BTC)を国内の取引所で日本円(現金)に変えて、指定の銀行に振込む場合の手続きについて解説します。
「仮想通貨(ビットコイン等)を自分のウォレット(ブロックチェーンウォレット等)持っていますが、どうやって日本円(現金)にするのでしょうか?」
「まとまった金額(高額なもの)、例えば、100万円分のビットコインを日本円にして指定の銀行に出金できるのでしょうか?」
という質問も含めてこの記事でご紹介していきます。
基本的にビットコインを日本円に換える場所を「取引所」と言っています。
なので取引所を利用して、仮想通貨を日本円に換えることで、ご指定の銀行へ出金(送金)することが可能になります。
この記事の目次
ウォレットのビットコインを日本円(現金)にする流れ
ここでは、仮想通貨(ビットコイン等)をご自身のウォレットに入れている場合からご説明します。
大まかな流れとしては、
- ウォレットからビットコインを取引所に送金
- 取引所でビットコイン売却
- 取引所から日本円を銀行へ出金
となります。
ウォレットから取引所へ仮想通貨を送付する。
私が持っている個人用のウォレット「ブロックチェーンウォレット」の画面からご説明します。
上の図はブロックチェーンウォレットの画面になります。
上に赤枠で囲った「送信」からビットコインを取引所へ送付します。
ボタンを押すと上のような画面が出てきますので、そこで、「宛先」と「ビットコインの送付金額(BTC)」を入力します。
BTCの右側にあるJPYは日本円のことで、BTCに入力した金額が日本円ではいくらかが自動計算されるようになっています。
*BTCはビットコインの通貨単位になります。
ビットコインを送付する宛先について
上の画面は仮想通貨取引所である「ビットフライヤー」のサイトになります。
*他の取引所でもアドレスの確認方法の流れは同じになります。
画面左側のメニュー「入出金」と選びと、「BTCお預け入れ」のタブをクリックします。
すると画面の下の方に「ビットコインのアドレス」が
- 「QRコード」
- 「文字列」
で表示されますので、どちらか好きな方で送金をします。
上の画像はブロックチェーンウォレットの作成画面です。
例えば、ウォレットをスマホで使っている場合は、取引所のビットコインアドレス「QRコード」カメラで読み取って送金などすることができます。
ウォレットも受け取り用の取引所もPCであれば、「文字列」をコピーして送付をするウォレットの画面に貼り付けます。
*必ず目視でアドレスの間違いがないか確認することをオススメします。
👉仮想通貨ごとにアドレスが違うので注意
👉送付先アドレスが違った場合通貨は戻ってこない。
👉送信画面のアドレスを間違いがないかしっかりと確認する。
受け取ったビットコインを日本円に換金します。
受け取ったビットコインを日本円にする場合は、メニューの「ビットコイン販売所」もしくは「ビットコイン取引所」からビットコインを売ります。
数量を入力して売却のボタンをクリックして日本円を受け取ります。
取引は基本的に通貨のやり取りするところです。
なおビットフライヤーその他の取引所ではビットコインが売買できるところが
- 「取引所」
- 「販売所」
と2つありますので、どちらかで取引が可能です。
取引所と販売所の違いと手数料は下記の記事を参考にしてください。
ビットコインを売って日本円に変えた後に銀行振込する。
ビットコインから日本円へ買えたとは
メニュー「入出金」→「日本円ご出金」を選択し、登録した口座に出金依頼をします。
その後指定の口座で日本円を受け取れることになります。
基本的に日本円の出金は取引所を利用する。
これまで説明したように、ご自身のウォレットにビットコインを持っている場合は、それを一旦取引所へ移し、そこでビットコインで日本円を買って指定の銀行口座に出金する流れとなります。
今回はビットフライヤーを例に出しましたが、基本的にどこの取引所でも同じ内容になります。