暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(通貨単位BTC)は、4月14日に歴代最高価格となる700万円を記録しました。
2021年3月に680万円の最高値を記録していましたが、4月14日に最高価格である700万円を一時的に記録する上昇を見せました。
直近では14日(アメリカ時間)に米最大手の仮想通貨取引所であるコインベースがNASDAQ(ナスダック)に上場するという大型ニュースを控えていました。
そしてこれまで価格が低迷していた仮想通貨リップルが200万となる高騰を見せるなど、これまでの遅れを取り戻すかのような上昇を見せています。しかしながらそれに伴う上昇要因はあるのか。。。。
ビットコイン最高価格の状況とその要因、そしてその他注目のトピックスについてまとめています。
この記事の目次
ビットコイン最高価格の700万円を記録
上のチャートはビットコインの日足チャートになります。
ビットコインは直近の最高値680万円は3月中旬に記録し、その後は一旦下落調整となっていました。
そして本日4月14日に最高価格の700万円を記録し、その日は米仮想通貨取引所のコインベースが上場する前日となっていました。
ビットコインのチャートを見ると、安値が段階上に切り上がっておりきれいな上昇トレンドを描いているのがわかると思います。
チャートの形でも非常にキレイと言えます。
米最大手取引所コインベースがNASDAQ上場間近
コインベースといえばアメリカ最大の仮想通貨取引所となっており、アメリカ時間の14日にナスダックに上場する事になっています。
コインベースの上場での評価額は約680億ドルと、日本で言えば三菱USJ銀行のメガバンクに匹敵する評価額となっていると言われています。
この大型新規上場は、仮想通貨に対して世界の金融中心地といえるウォール街が仮想通貨の影響力を認めたとも言えるのではないでしょうか。
コインベースは、仮想通貨の上場審査が厳しく有力な数多くの仮想通貨を上場させているため、たくさんのユーザーがを抱えている世界の取引所の一つです。
今後コインベースがNASDAQでどのような影響力をだしていくのか注目と言えます。
リップルが200円を記録
ビットコインが700万円を記録する中、リップルも200円という大台の価格を記録しました。
リップルの200円という価格は2017年末の仮想通貨バブルの記録して依頼の初めての価格となっています。(3年以上ぶり)
気になるリップルの上昇要因について調べてみましたが。
・SECとリップル社の訴訟で、裁判所がSECの情報請求を棄却
・中国企業がリップルを使ったDeFiを発表
の2つとなっています。
依然としてリップル社は仮想通貨XRPが証券であるかどうかというのでSECと係争中でまだはっきりとした方向性をもっていません。
そんななかリップルが今回のような上昇を見せたことについては一部の個人投資家では「今回の仮想通貨バブルの終焉前では?」と考えている人もいるようです。
つまり実態に伴わないのに価格だけが一方的に上がっているためそのような意見が出るのも不思議ではないと思います。
あと、今回の仮想通貨相場が本当にバブルと言えるかどうかも今の所はっきりはしないと言えます。
イーサリアム関連企業ConsenSysが大幅資金調達
個人的に気になるニュースですが、イーサリアムの関連企業であるコンセンシスが70億円の大型資金調達を行いました。
出資企業には、マスターカードやJPモルガン、UBSなど大手金融企業も名を連ねる。今回の資金を利用し、イーサリアムネットワーク上のDeFi(分散型金融)とWeb3(分散型インターネット)、また企業向けのブロックチェーンインフラの開発を進め、従来の金融サービスとの融合を加速させる。ーコインポスト
これはイーサリアムにとって大きな追い風になったのは間違い有りません。
イーサリアムは直近で大型アップグレードのイーサリアム2.0の段階に入っており、今後L2での手数料削減等大きな注目を集めているプラットフォームです。
2021年に入りイーサリアムの手数料高騰から、バイナンスやポルカドットなど他のプラットフォームの影響力も増しているのもたしかですが、コンセンシスの今回の資金調達は今後のイーサリアムエコスステムの成長を期待できるものと言えます。
2020年の確定申告完了
昨日やっと仮想通貨を含めて確定申告が完了しました。
海外の取引所、そしてユニスワップなどのDeFiを使って取引をしていると取引量が増え計算も複雑になって来ます。
ICOでの参加等も含めて仮想通貨の損益計算はやはり取引する個人が主体的(税理士に丸投げするのではなく)にやるのがいいと感じました。