Covalent(コバレント)のトークンセールが4月29日で大手ICOサイトのコインリスト(coinlist)で開始されます。
Covalentは無数のブロックチェーン(イーサリアム、BSC、アバランチなど)をインデックス化しAPIで統合した上開発者にデータを提供できるようにするプロジェクトです。
パートナーでは、Binanceやコインベースベンチャー、ALAMEDAリサーチなど世界の大手取引所のファンドが名を連ねています。
また仮想通貨データサイトであるコインゲッコーも出資をしており、取引所やデータサイトが支持しているプロジェクトと言えます。
Covalentのセールは4月末から開始され、オプション1からオプション3の3つに分けて行われてます。
直近のMinaプロトコルはオプション1だけですが、開始と同時に多くの投資家が参加し即時に売り切れたという状況で今後のCovalentのセールでは3つのオプションで投資家がどのように参加していくかが注目されます。
APIデータを提供するプロジェクトCovalentとは?
Covalentの特徴は現在無数にあるブロックチェーンプロジェクトを分類分けし、開発者が簡単にデータを取得できるようにするプロジェクトと言えます。
主な特徴としては
●ブロックチェーンをインデックス化→ブロックチェーンを分類わけしAPIデータに統合して様々な開発者が利用しやすいデータを提供します。
●サポートしているブロックチェーン→1つのAPIで7つの異なるブロックチェーンをサポートします。Covalentを利用することでデータを活用できる時間が大きく短縮
●ユースケースをマーケットプレイスで公開→開発者はCovalentを利用した開発をマーケットプレイスで公開することが可能です。
今回のCovalentを特徴を見てみると、データを分かりやすく提供することにより、仮想通貨取引所やコインゲッコーなどの仮想通貨データ提供サイトに役立てることになるのではないでしょうか。
そのためパートナーとして、バイナンスやコインベースベンチャー、FTXなどが名を連ねています。
Covalentのパートナー
Covalentに初期に出資をしているメンバーを見ているとデータ提供に関係する大手取引所やデータ提供サイトがあがっているのが分かります。
またサポートするブロックチェーンについては、現段階でも非常に多くのものをサポートしているのが分かります。
一番左がブロックチェーンの分類、そして真ん中がブロックチェーンのパートナーの分類(情報メディアやDeFi、DEX等)、そして一番右がリサーチや基盤、コミュニティのパートナーとなっています。
これは現段階でのパートナーとなっており今後のCovalentがプロジェクトをどのように拡大していくかでパートナーの数も変わってくると考えています。
同じようなAPI関連のプロジェクトとしてAPI3がありますが、どのようなAPI3とCovalentが競合するのかどうなのかは個人的に気になるところです。
Covalentのコインリストでのトークンセールの概要
Covalentのトークンはコインリストで以下のように3つのオプションで行われます。
コインリストで登録さえ済ませておけば、オプション1から3の3つ全部を参加することも可能です。
オプション1から3にはそれぞれ配布枚数の上限が設定されているため売り切れると終了となる仕組みです。
1 | 2 | 3 | |
開始日 | 4月29日 午前9時〜 | 4月30日 午前2時〜 | 4月30日午前9時〜 |
購入価格 | 0.35 | 0.3ドル | 0.25ドル |
購入可能通貨(投資通貨) | 発表待ち | 発表待ち | 発表待ち |
購入上限 | 1000ドル | 2000ドル | 3000ドル |
セールの数 | 1000万枚 | 1000万枚 | 700万枚 |
ロックアップ(あり) | なし | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
セールサイト | コインリスト公式 | 同左 | 同左 |
*オプションが5月3日23 : 59UTC(5月4日午前8時59分)までに売り切れた場合、追加の供給は次のようにリリースされます。
オプション1: 1,500,000;
オプション2: 1,500,000;
オプション3: 1,400,000
今回のトークンセールではオプション1から3が売り切れた場合、追加で140万枚、150万枚の追加セールが予定されています。
*売りきれなかった場合は配布されない。
どのような通貨で投資できるかまだ発表されていませんが、最近の傾向を見るとUSDCやUSDT、ビットコイン、イーサリアムが辺りが多いと思います。
セールの参加にあたって
セールの参加にあたっては、コインリストに登録していない人はまずコインリストに登録して上で、トークンセールに申し込むことが可能です。
プレセールのときにはコインリストに接続にしくくなるため、投資通貨がわかれば早めにコインリストに入金して置くといいでしょう。
セールの参加については金額を指定し、コインリストのウォレットにあずけている通貨が自動的に差し引かれる仕組みとなっています(*コインリストのウォレットに残高がない場合は一定期間入金の猶予が通常は与えられると思います)