国内暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェック(Coincheck)が販売しているNFTであるLAND(ランド)。
LAND(ランド)というのはThe Sandbox(サンドボックス)が提供している仮想空間(メタバース)の土地になります。
つまりLANDはデジタルの土地で、The Sandboxの土地をコインチェックが買付を行ってそれを国内の投資家に販売しているということです。
The SandboxはBSCつまりブロックチェーンゲームのプロジェクトで、国内の大手ゲームメーカーがのスクエアエニックスが出資しているプロジェットとしても有名です。
コインチェックで購入したLANDはNFTなので、コインチェックNFT(β版)のマーケットプレイスで売買することができます。だからLANDを買う人はSANDBOXのデジタルの土地が将来的に値上がりするから買っておくという視点が必要になってきます。
NFTなので、コインチェックだけでなく他のマーケットプレイスでも自由に売買することも可能なのです。
NFT(非代替性資産)はブロックチェーンで作られたデジタルの資産。アート、土地、音楽などさまざまな分野において利用することができる。またブロックチェーン上での証明書としても利用可能。
この記事の目次
7月31日〜直近のコインチェックのLAND販売状況
Coincheck NFT(β版)では、コインチェックが2021年6月に新たに取得したブロックチェーンゲーム『The Sandbox』の仮想空間上の土地であるLANDのNFT(ERC-721規格)の販売を、2021年7月30日より行うことをお知らせいたします。
『The Sandbox』は、ユーザーがメタバースと呼ばれる仮想空間の中で、ボクセルアートのアバターや建物などのアイテムやゲームを作成して遊ぶ「ユーザー主導のゲームメイキングプラットフォーム」です。
シリーズを通してこれまでに全世界で4,000万ダウンロードを達成しており、月間アクティブユーザー数は最大100万人に達するなど、世界的な人気を誇っています
このように、コインチェックは2021年7月31日よりLANDを販売することになっています。
コインチェックが販売するLAND(ランド)について
LANDはすでにお伝えしたように、The Sandboxの仮想空間にあるデジタルの土地になります。
The SandboxからLANDを誰でも買うことができますが、慣れていない人などのためにコインチェックが事前に買い付けた土地をコインチェックの口座を持っている人に販売するということです。
購入したLANDについてはコインチェックのNFTマーケットプレイスで所有することができます。
そのマーケットプレイス内でLANDを売買することもできるし、そのLANDはNFTであるため、メタマスクなどのウォレットに送金をして他のマーケットプレイスで売ることも可能です。
ブロックチェーンゲームのThe Sandboxについて
コインチェックがLAND買付を行った仮想空間がThe Sandboxになります。
サンドボックスはブロックチェーンのゲームであり、自分独自のキャラクターを作成したり、仮想空間を散策したりすることができます。
ブロックチェーンゲームの特徴をいうと
○自分で育てたキャラや土地が資産として保有することが可能
○またそれらを売買することが可能。
○NFTなので他の人に送金して譲渡することも可能。
ということになります。
The SandboxについてはYou Tubeでその状況が動画でアップされています。
ブロックチェーンゲームの特徴は一見普通のアメーバピグのような仮想空間のゲームに見えますが、仮想空間のキャラや土地を資産として保有できること。
そしてそれを他人に売却して利益をえることができるということです。
デジタルの土地LAND(ランド)について
LANDは、The Sandboxの仮想空間の中のデジタルの土地になりますが、以上のようにすでに多くの人が土地を買っているのがわかります。
上の画像はではThe Sandboxのエリアの右下の場所ですが、コインチェック(白いの四角)が一角の土地をどんと買っているのがわかります。
コインチェックはおそらくこの辺を中心として土地を買っていくつもりではないでしょうか。
コインチェック以外のでもLANDを買っている人を画面で見てみましたが、「Binance(取引所)」「gemini(取引所)」「ギャラクシーデジタル(仮想通貨ファンド)」などすでに大手企業がLANDを購入しているようです。
LANDはサンドボックスの公式サイトから見ることが可能です。
ちなみに1LANDの大きさについては、96メートル(縦) x 96メートル(横) x 128メール(高さ)となっています。
LANDはコインチェックで販売開始された場合コインチェックが買い占めた土地について買うことが可能です。
それ以外でもオープンシーなどでも直接LANDを購入することができます。その際にはメタマスクのウォレットが必要となります。
例えば、オープンシーでは、個別のLANDを選択した場合、その土地の価格推移やどの人が保有しているか。またいくらで買いたいと思っている人がいるかなどの情報を知ることが可能です。
コインチェックがLANDを販売する理由について
国内取引所のコインチェックがランドを販売する目的としては、NFT分野の活性化が主なものではないかと思います。
The sandboxで多くの人が参入することによりLANDの価値も上がりやすくなりますし、またコインチェックはコインチェックNFTというNFTを売買できるプラットフォームを持っています。
なので、コインチェックを通じてLANDを買った人は、コインチェックのウォレットにLANDを保管することになり、国内取引所で仮想通貨を買ったと同じことになります。
コインチェックNFTで売買されるほど手数料がコインチェックに入り会社の利益となるということです。
LANDを自分で買う場合については個人用のウォレットを作ってそこに仮想通貨を送金してLANDを売買をするといった流れとなりますが、そのようなことになれていない人についてはコインチェックのサービスを通じてLADNを購入するほうが送金ミスなどリスクを考えると参入しやすいと感じています。
このNFTサービスについては国内でコインチェックがいち早く行っているため、LANDを買ってする売ったりする場合については売買手数料が多くかかる可能性もあるので、LANDについては、中長期的な目線で保有するような考え方で投資するのがいいのではないでしょうか。
*LAND投資の判断はご自身の判断でお願いします。
国内大手ゲームメーカーのスクエアエニックスがThe sandboxに投資
The sandboxと言えば日本でもおなじみの大手ゲームメーカーのスクエアエニックスが初期に投資を行ったことです。
スクエアエニックスはドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなどの多くの人気ゲームを世界中で生み出してきました。
スクエアエニックスのThe sandbox投資の状況は以下の記事をご紹介します。
日本のゲームパブリッシャーであるSquareEnixは、ブロックチェーンを利用した仮想世界ゲームTheSandboxの最新の投資家の1人です。
スクウェア・エニックスは、いくつかの投資会社と協力して、201万ドルの現金と暗号通貨をブロックチェーンを利用した仮想世界(SANDBOX)に投入しました。
スクウェア・エニックスがサンドボックスにさらに関与する方法は不明です。
しかし、スタジオは最近、大手ゲーム業界の会社がサンドボックスのメタバース内に何かを構築しようとしていることを意図しているのでは。スクウェア・エニックスによるこの投資の後、彼らがメタバース内に何かを構築することは理にかなっています。
1月、スタジオは2020年にブロックチェーンスペースに本格的に参入することを提案しました。松田洋祐社長は「ブロックチェーンを使用したゲームはもう初期段階ではない」と述べました。
以上が記事の内容を翻訳しました。
The Sandboxについては今後多くのユーザーが参入する仕組みを作ることでLANDの価値も上昇していくのではないでしょうか。
その窓口としてBinanceやコインチェックなどの取引所がLANDを購入しているのは一つのきっかけと言えます。
LANDの購入についてはコインチェックの口座が必要となります。