国内仮想通貨取引所のコインチェック(coincheck)で29日に、IEO銘柄のPLT(パレットトークン)が上場し、4円のIEO価格であった通貨が24円を記録するなど6倍となりました。
PLTはPalette(パレット)という会社がNFTマーケットプレイスを立ち上げるためにコインチェックを通じて資金調達を行ったものです。(これをIEOと言います)
当初9億円の資金調達予定が実際に集まった金額が227億円となるなど、国内では記録に残る結果となっています。
この記事では上場後のPLT銘柄の価格状況と投資をしていた投資家の状況についてお伝えしていきます。
コインチェックでIEO銘柄のPLTが上場
Coincheckでは本日、Palette Token(PLT)の取扱いを取引所において開始いたしました。
PLTは、国内初のIEO事例として、IEOプラットフォーム「Coincheck IEO」にて販売を実施し、暗号資産取引サービスにおける取扱いは世界初です。また、PLTの取扱い開始により、Coincheckの取扱い暗号資産数は国内No.1(※)の17種類となりました。
国内仮想通貨取引所のコインチェックで7月1日から2週間IEOを行っていたPLT(パレットトークン)が7月29日に上場しました。
IEO価格(1PLT) | 4円 |
1口(最小購入単位) | 1000PLT(4000円) |
期間 | 7月1日から15日 |
IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)とは、仮想通貨取引所が事業主体(この場合パレット)に変わって資金調達を行う方法で、コインチェックがパレットの案件を精査した上で資金調達を行っています。
Palette(パレット)とはNFTのプラットフォームで、Palette(パレット)の中でマンガやアニメ、音楽、スポーツなどのNFTが売買できます。
そのための資金調達を今回コインチェックで行ったということです。
資金調達については、PLTという仮想通貨を配布しており期間は7月1日から15日までの2週間となっていました。
9億円の資金調達予定でしたが、実際に集まった金額は227億円と20倍を超える金額で9億円については参加した人の中で抽選となっています。
PLT上場後の価格はなんと6倍を記録
29日にコインチェックでPLTが上場しましたが、上場後24円を記録し、上場後なんと6倍を記録しています。
投資していた人については、4000円から1000万円と非常に幅広い価格で参加していましたが、1000万円投資した人でも抽選では30万円くらいの金額で抽選した人も多かったと聞いています。
つまりその場合30万円*6倍=180万という金額となっているようです。
PLTについてはすぐに利確した人、まだ持っている人、投資家ごとにさまざまです。
PLTを投資した人の声
この方(上の画像)はPLT上場後の最高値付近で利確をしたようです。29日夜には24円に価格が落ち着いているので、その段階では最高値付近と言えます。
PLT45円で買った負け犬は私です
皆さん笑ってやってください
この方はPLTが上場後に飛びついた方で、(IEOから参加していない)一時的な価格である45円で買ってしまったということです。
さすがに可愛そうですね。。。
コインチェックのPLT今の所上がってて利益は出てるみたいやな。
今後どうなるかは分からないけど、現状CCの養分コインにはなってなさそうやね笑
グッダグダやったけどとりあえず界隈のためにも成功してほしいな。
IEOの投資価格が4円であったことから、IEOに参加したひとは基本的にすべて利益が出ていることになります。
コインチェックのIEO爆上げ…笑
PLTは5倍になっているようです
バブルですね
上場の価格の上昇。つまり配布した資金が完売したこともあり、上場後に勢いよく価格を上げています。
今回のPLTについては、ロックなどなく上場後はすぐに売ることも可能です。
うーんPLTガチホして寝ます
この方は、PLTを売らずにそのまま保有するようです。
コインチェック初のIEO成功おめでとうくす玉自分はPLT100口申し込んで3口当選泣き顔
今価格6倍くらいだけどとりあえずガチホしとこうかな…
PLT利確組がIOSTに流れてくればいいけどなー
一口=1000PLT(IEO価格で4000円)となっているので、この方は3000PLT(12000円→72000円)になったようです。
相手が頭CCとはいえ、基本は原資抜きですよ皆さん
CCとはコインチェックのことです。原資抜きということは、値上がりしたPLTで初期投資金額はしっかりと利確しておこうという考えの方です。
堅実に投資していくのあればこの考えは重要と言えます。
今後のPLTについて
今回国内初のIEOが上場後に6倍を記録したということで、成功と言えます。
さすが国内大手仮想通貨取引所と言ったところでしょう。
今後資金調達をしたPalette(パレット)がどのようなNFTのマーケットプレイスを立ち上げていくのかが大きな焦点と言えます。
また現在仮想通貨市場は5月の最高価格から低迷状態といえ、これについてもいく分かはPLTに影響を与えるかもしれません。
今回PLTが当初9億円の募集から227億円もの巨額資金調達となり、結果的に抽選となりました。(9億円分しか配布できないため)
もし資金調達の額が仮に10億円(予定額9億円)などで投資した人の金額がほとんど当選するようなことが会った場合、1000万円投資した人は6000万円くらいになるなど驚愕の結果となったのかもしれません。(あくまでも仮定)
またコインチェックは7月30日から仮想空間のデジタルの土地であるLAND(ランド)の販売を開始するなど、さまざまなサービスを開始しています。