仮想通貨Lisk(リスク 通貨名LSK)は、2016年から2017年で価格が最大100倍以上値上がり(高騰)し、話題の集めた通貨となっています。
リスクは日本でもコインチェックが国内で初めて取り扱いをしたことで日本人にも馴染みがある通貨として、多くの保有者がいるのが現状です。
リスクがなぜ値上がりしたのか、実際のチャートを使い価格の推移とその原因を解説していきます。
リスクは今後も投資すべき通貨なのか。
コインチェックの取り扱う仮想通貨の中ではモネロ(Monero)とリスク(Lisk)は同じタイミングで値上がりしている印象を受けます。*モネロは現在取り扱いできなくなっています。
この記事の目次
仮想通貨Lisk(リスク)とは
リスクの開発会社が作ったリスクを紹介する動画です▼
*動画の右下の歯車のマークから日本語を選択すると日本語で動画を見ることができます。
Liskは分散型アプリケーションプラットフォームです。プラットフォーム内で利用出来る通貨名を「LISK(LSK)」といいます。総発行枚数は無限(インフレ通貨)。
Liskには3つの特徴があり、一つ目はスマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、web技術でメジャーな「Javascript」を採用していること。二つ目はアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用していること。三つ目は、DAppsで立ち上げたブロックチェーンの承認システムを開発者が自由にカスタマイズできることです。
リスクの特徴であるサイドチェーンについて
Liskはアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用しています。 サイドチェーンとは、複数のブロックチェーンの間で仮想通貨のやり取りを行い、様々な機能を実装しようとする技術・プロジェクトのこと。 サイドチェーンは、メインのブロックチェーンのスマートコントラクトのコードを書くのではなく、それぞれのDAppsにひとつずつブロックチェーンを用意し、その上にコードを書いて動作させるようになります。
メインチェーンに書かれるのは、サイドチェーンへのリンクというようなイメージです。 サイドチェーンのメリットは、性能・処理能力の向上です。 すべてのプログラムを一つだけのブロックチェーンだけで動かすよりも、複数のブロックチェーンを使って別々に動かすほうが処理能力は高くなります。
メインのブロックチェーンに載る情報が少なくなるので、メインチェーンの処理能力向上にもつながります。また、DAppsに重大なバグが見つかったとしても、各DApps開発者がバグが生じる前の正常な状態に戻すことができるという柔軟性もメリットの一つです。
リスクが使っているシステムは「サイトチェーン」と言われるものであり、送金時の処理能力の向上(迅速は送金)と複数のブロックチェーンを使用しているため、ハッキングなどのセキュリティ面で従来のものより向上しているというメリットがあります。
このような分散型のアプリケーションと言われるものはイーサリアムがすでにありますが、同じ種類のアプリケーションですがすでに説明したサイドチェーンと言われる仕組みついてはイーサリアムと違っています。
リスクのこれまでの価格推移について(追記)
リスクの1年間のチャートになります。(2017年6月〜2018年8月)
2016年約17円から2017年9月の最大価格約810円を経験し、現在は900円となっています。
2017年からの値上がりは50倍以上を記録しています。
【LSK価格高騰🔥】 LSK価格が800円突破!現在の価格808.8円(前日比+55.8%)https://t.co/n7phypXXzJ #coincheck pic.twitter.com/YIW70Zrb2Y
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2017年8月27日
(参考記事)リスクの2017年の値上がりはこちらをご覧ください
https://bitcoin-newstart.com/coincheck-price-comparison1016
2019年のリスクの価格について
リスクは2019年の価格状況となっています。
2019年当初には140円あった価格は今は74円となっています。2019年はリスク以外の通貨も全体的に値下がりしている状況となっています。
ですが、見方としてはリスクは現状でもしっかりと開発をしており、今後仮想通貨市場に資金が入ってくれば、それだけ値上がりの余地が大きくなるということと、現状で安く仮想通貨が買うことができるということです。
リスクの取引所ごとの取引状況〜リスクは有望
上の画像はリスクの取引状況ですが、第1位が世界最大の取引所バイナンス、そして第2位がビットレックスとなっています。
取り扱いの取引所を見ることは、その仮想通貨の将来性を見る上で非常に重要です。
一番リスクを扱っているのが大手のバイナンス、そして次にビットレックス。
これは将来的に有望となる可能性が高いと言えます。
リスクのこれまでの値上がりの特徴
リスクの値上がりは中長期的に見ると大きく値上がりをしています。
この値上がりの要因はリスクの開発者自身のマーケティングによう広告が影響されていると言われています。
リスクの開発者がよりリスクが認知されるために主にネットを使って4月から広告を行ってきています。その要因でリスクが買われ値上がりの原因になったといういうものです。
LISKのミートアップ行って来た。
マックスとトーマスの情熱を感じた。
LISKはイーサリアムを超えるぞ!!! pic.twitter.com/hlNHzRfUQK— レッド (@yukio9031) 2017年9月22日
リスク自身はアップデート等を通じてより世の中で使いやすいシステムを目指しているのを感じていますが、これまでの大きな値上がりの要因としては、同じ時価評価額上位の仮想通貨であるイーサリアムとリップルなどの仮想通貨と違い、どこかの機関と提携したりといったものと違い、リスク自身の機能のアップデート等やマーケティング(宣伝活動)を通じて値上がりをしてきたという特徴があります。
リスクが今後より実用的なものとして、実際に使用されることがあれば、さらなる値上がりの可能性となるのは大きな可能性と言えます。
リスクに投資をしていくのであれば、価格が高騰している時を狙うのではなく、この記事で書いているチャート時にように、値下がり時に仕込んでおくのが効率良く投資をすることができます。
しかしながらあくまでも投資者がリスクの将来性を感じて投資をするということが必要なのは言うまでもありません。
リスクが購入できる仮想通貨取引所について
コインチェックはリスクを日本で初めて導入した取引所
CC銘柄本当に強いなぁ
— ライトコイナーLv3 (@tamonz1) 2017年8月26日
* CC銘柄というのは、コインチェックの取り扱う仮想通貨の意味です。
上の画像はコインチェックで取り扱う通貨です。
コインチェックで取り扱う通貨はほとんどが2016年から値上がりを続けています。
コインチェックが取り扱う仮想通貨の中でニュース的には控えめなリスクでさえもこれまで説明したような値上がりを上げているのが現状です。
コインチェックでリスクのステーキングを開始
コインチェックでは国内で初めてリスクのステーキングを開始しました。
ステーキングとは、リスクを一定数預けておくだけで、報酬が得られるシステムになっています。
2020年からはステーキングは多くの取引所のサービスとして利用されると言われているわね。!
世界的に取引されている時価評価額上位の通貨を扱うコインチェック取引所ですが、今後はさらに通貨について将来性のあるものを見極めて分散投資をすることで、大きな収益につながると感じています。