大きな値上がりを続けている仮想通貨リップル(Ripple、通貨名XRP)が100円の大台を突破し、歴代最高価格の120円を記録しました。
リップルのこの短期間の高騰に、有名な日本人投資家である「与沢翼氏(よざわつばさ)」も熱狂しています。
前回12月14日でリップルが50円に到達した記事を書きましたが、その後価格が高騰し、15日に80円そして21日に100円を突破し一気に120円まで到達しました。
リップルについては直近で自社のもつXRP(リップルの通貨)550億円分をロックアップ(預託)し、また韓国と日本の銀行間取引でリップルが使われるニュースが流れていました。
この記事の目次
リップルが歴代最高価格120円へ到達!
リップルの4時間足チャートです。12月初旬は28円程度で推移していた価格が、12月13日より一気に上昇し一時90円を記録し、その後22日にさらに上昇し、注目されていた価格「100円」に到達しました。
その後価格はさらに上昇し120円に到達しています。
専門家のリップルの値上がりの予想としては1年で110円と言われていましたが、わずか2−3ヶ月でその価格を記録したことになります。
しかしながら一時的な価格の可能性もあるため、引き続き価格の動きは注視していきます。
1年間の値上がりは驚愕の170倍へ!!
リップルの1年間チャートです。
1年間での値上がりは0.7円から120円の上昇でなんと171倍もの上昇となっています。この値上がりは20万円の投資で3400万円になっている計算になります。
通常日本の年功序列制では年配の方ほど資産を持つ傾向にありますが、若い人でも資産を築くチャンスがあると言えるのが仮想通貨であるとわかる値動きになっています。
投資家与沢翼氏が熱狂
仮想通貨予算3億円のうち1億円をリップルに投資をしていた与沢翼氏。今回のリップルの高騰で大きな喜びの声を上げています。
ついに超えた。
21日に上がるという私の予言通り。
ドンピシャじゃーーーー!!! pic.twitter.com/PuhFAwqQrr— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月21日
当初からリップルの100円の価格に注目していた与沢氏、100円を記録した時に感嘆の声をツイートしています。
実現するものなんてなくていい!ゴールドはただ美しいだけで価値が付いていると思う人へ。過去200年のゴールドと株価収益率の推移をみれば一目瞭然。株が圧倒。仮想通貨と株の領域がイメージ的にシンクロするのは、リップルのみ。と私は思う。なぜならファンダがあるから。 pic.twitter.com/JMhlwNuRIF
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月20日
以前から株式や不動産を行ってきた与沢翼氏。
リップルについてはファンダ(ファンダメンタルズ)、つまり国際銀行間取引で世界を牽引していく計画を立てている等の大きな好材料のニュースがあるからだとしています。
リップルについては特に実用性という面で世界を巻き込んで取り組みしている仮想通貨と言えます。
When it comes to payments at scale there’s no comparison. #XRPtheStandard #undisputed pic.twitter.com/nxaTIYlFb1
— Ripple (@Ripple) 2017年12月21日
上の図はリップルの通貨であるXRPが、取引のスピード、コスト、量ともに他の仮想通貨を上回っているというデータが紹介されています。
与沢氏はこのようなリップルの可能性を見てリップルに1億円の通貨を投資したと思われます。
マーケット全体が縮小するその時までに、XRPに、ちゃんと目利きのできる投資家が入ってホールドしているかが重要。もう一つは、全体が売られた時に、XRPに資金集中する妄想が最上の妄想。だけど、今は市場参加者はそんな感じでもない。実現価値ではなく、高騰期待でやっているからな。まだ時間がかかる
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月20日
上のツイートからわかるようにリップルの短期的な高騰は値上がりに飛びついた投機的な投資も大きい要因であることから、実際のリップルの価値を表した価格よりも現在が上がっていることを説明していると思われます。
私もよく記事で書いていますが、つまり短期的に高騰した場合の多くは、調整で下落をする可能性もあるということです。
与沢氏に限らず仮想通貨の価格が高騰すれば、ニュース等大きな注目を集めます。しかしながらその際にすぐに高騰中のその通貨に飛びつく前に慎重に将来を見越した投資を考える必要があります。
コインの乗り換えをして成功体験を積んでいる人は、爆騰が起きた時に、爆益を得ることができない。なぜなら爆騰が起きる前に利食いするからだ。そして、落ち始めたら売る人は損失だけ固めた面白い人になる。また、そういう人たちは、大きく張っていない。よって、一生貧乏。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月20日
与沢氏は今後のリップルの価値と値上がりについては引き続き大きな期待をしており、短期的な取引ですぐに利益確定してのでは大きな収益を上げることは難しいことを説明しています。
仮想通貨はバブルなのか、今日の尻を見ながら考えている。 pic.twitter.com/egMEVvPcb2
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月17日
大きな資産を持つ言われる与沢翼氏の稼ぎ続ける大きな原動力は、奥さんなのかもしれません。
現在の仮想通貨市場全体の値上がりにバブルだという話が毎日のように上がっています。 それに対して与沢氏は奥さんを見ながら考えているようです(笑)
仮想通貨がバブルだという話は、別に今回に限ったことではありません。昨年末のビットコインの高騰よりそのような声が聞こえており、言われ続けているのが現状です。
短期的な値上がり→バブル
ということなのでしょう。
バブルかどうかは仮想通貨の実用性と将来性が鍵を握っていると私は感じています。
仮想通貨の高騰は一時的な調整(下落)が発生するのがほとんどですが、ビットコインやリップルなどの将来的な価格予想は現在よりも高く今後も仮想通貨の動きに注目されているのは間違いありません。
元モルガン・スタンレー社の社長がリップルの取締役に就任
Pleased to share we’ve welcomed Zoe Cruz to our Board of Directors.
https://t.co/4lxxC0UGYu— Ripple (@Ripple) 2017年12月19日
“With her 35 years of experience in finance and foreign exchange, Zoe will offer us a unique perspective and invaluable guidance on how to accelerate RippleNet growth and XRP usage across the network globally,” said Brad Garlinghouse, CEO of Ripple.ーripple
翻訳→彼女の35年間の金融と外国為替(FX)の景観は、私たちにユニークな視点と価値のある情報を提携し、リップルネットワークがどのように世界的に進展していくかを助けれくれるだろうと、リップルCEOのブラッドガーリングハウスは発言した。
リップルは着実に自身のネットワークを使って、世界的に取り組みを行っているのがわかる文面となっています。
リップルの今後の投資について、投資は自分の判断が重要
投資の判断は基本的に自分で行い、周りの情報は参考程度にとどめておき自分で納得して投資する必要があると感じています。
周りの情報の中には、通貨の値上がりを期待して「買いを煽る」場合も多く、結果的に価格が上昇するかしないに関わらず、しっかりと通貨のことを調べることがまず必要になります。
仮想通貨の大きな値上がりは多くの人はひきつけていますが、投資で結果を一時的にではなく、長期的に出し続けていくには「どうしてその人はそう判断してのか?」「どうしてこの通貨は値上がりしているのか?実用的なニュースはあるのか?」のような視点が必要となってくるのです。
リップルはまだこの記事の高いでは短期的に100円を記録し、その後120円を突破する大きな値上がりとなっています。
なので短期的に調整(下落)が入る可能性があるという視点でできるだけ価格が落ち着いたところで、投資をしたいところです。いずれにしても投資を行う場合はいつでも取引所から投資ができる準備が必要と言えます。
今後もリップルの活動に対してのニュースに目が離せません。