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仮想通貨で大損した人は今頃どうしているのか?〜塩漬けも多い現状

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2017年末にビットコインやリップルなどを含めて仮想通貨(暗号資産)市場が大きく高騰しバブルとなり、「億り人(おくりびと)」と呼ばれる億単位の資産を持つ投資家も出現しました。

しかしながらこのブームに乗った人で、高値掴みをした人を、お笑い芸人の出川のCMにちなみ「出川組」と言われています。 

この方達はまさに地獄を見た人と言えます。

調査の結果では、バブルの時期に買った人々は塩漬け(そのまま保有)をしている人が4割いるのが現状です。

2018年は仮想通貨が大きく下落トレンドで値下がりした状況となりましたが、一方では仮想通貨を再度購入したい層も出てきています。

塩漬けした人が現状としてどのようにしているのかをまとめました。

2017年末のバブルの状況

上の画像は2017年のビットコインのチャートなります。

チャートでは11万円の価格からスタートし、最終的に歴代最高価格である200万円を記録し145万円で2017年を締めくくりました。

上の画像は2018年のビットコインの価格になります。

しかしながら2018年は全体を通じて下落相場となり、バブルが弾け相場が次第に収束していく状況となりました。

2017年末 2018年末
145万円 45万円

調査では塩漬けしている人が4割で、さらに買い増ししたい人も。

仮想通貨の購入経験者にアンケートを取り、博報堂が公表した調査結果によると現在のところ約4割が塩漬け状態にあることがわかりました。

2018年2月 2018年10月
認知 87 85
興味 21 18
購入経験 5.7
現物保有 4.1 3.6

 

またこの4割の人はこの半年間、全く取り引きを行っていないわけですが、残りの6割の人たちは『今後買い増し予定あり』と回答していることも明らかになり、市場の動向を気にしながら取引再開のタイミングを伺っていると考えられます。

2017年末に流れていたコインチェックのCMをきっかけに仮想通貨を購入したものの現在は塩漬け状態にある方も多いのではないでしょうか?

このCMが流れていた頃に参入した人を『出川組』と呼ばれたりしますが、残念な事に利確をしそびれた人も多く、塩漬け状態にある方が多いと聞きます。

当たり前の事かも知れませんが、儲ける上では『安く買って、高く売る』というのが基本です。

どこが底なのかは後にならなければわかりませんが、バブル期と比べたら現在ではどの仮想通貨もかなり割安になっています。

なので興味があるけどタイミングをうかがっている人はドルコスト平均法などを用いて、安い時に少しづつ買っておくといいですね。

仮想通貨を買いたい人もいる。

アメリカの証券会社『SharesPost』が行ったアンケートによると、仮想通貨保有者の半分以上が今後12か月間で買い増しの計画をしているとの調査報告が公表されました。

特に注目されているのはアルトコインの中でも投資家の支持を集めるイーサリアム。

このアンケートによると多くの投資家がイーサリアムに肯定的な見通しを示しているとのことです。

イーサリアムは最高値から80%も下落しているので、今が底だと考える投資家が多いのだと思われます。

今後は大口投資家の参入から個人投資家につながる可能性

「私たちは少しづつ適応しているグループの投資家に仮想通貨のカストディサービスを提供中です。私たちのサービスはヘッジファンドや大口投資家など多岐に渡ります。

 

ウォール街の大手金融機関のフィディリティが仮想通貨のカストディ業務を一部の顧客にのみ開始したと発表しました。

このカストディ業務が開始された事により、セキュリティ面での信頼性が増し、ヘッジファンドをはじめとした大口投資家が参入しやすくなったのではないかと考えています。

これによって仮想通貨市場に大量の資金が流れ込み、個人投資家が興味を持つ可能性も大いにあり得ます。

※カストディサービスとは?

ヘッジファンドなどの大口投資家を対象とした、仮想通貨の保管や複数取引所における取引をサポートするサービス。

ナスダックやBakktなどの大手取引所がビットコイン先物を取り使う予定。

 

ナスダックは仮想通貨ビットコインの先物を上場する計画だ。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。ビットコインは過去1年に急落しているが、投資家の関心は続くとみている。ーブルームバーグ

 

大手取引所のナスダック会社ビットコインの先物を取り扱う計画を発表しました。

関係者の1人によると先物上場計画は2019年の1月~3月になる見込みと話しています。

他にもスターバックスやマイクロソフトが投資をしているBakktもビットコイン先物を取り扱うとして話題になっていましたね。

市場は現在下火ですが、着々とかつての仮想通貨市場の活気を取り戻す準備をしているようにも見えますね。

まとめ〜損した人は次のチャンスを狙っている。

2017年末に起きたバブル期に参入した約4割の人が現在も塩漬け状態であることがわかりました。

他にも約6割は今後の仮想通貨の未来に肯定的で買い増し予定であることもわかりました。

現在も厳しい状況の続く仮想通貨市場ですが、その裏では大手取引所のナスダックやBakktなどが活発に動いているのも事実です。

バブル期と比べると現在はかなり割安になっており、ほとんどの仮想通貨はバブル前の価格に戻っていたりするので、再び軌道に乗るのも時間の問題ではないかと考えています。

なのでもし買うとするなら割安になった今、余剰資金を元にドルコスト平均法などを用いて、少しづつ買っていくのがいいと思います。

 

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