注目されていたFacebookの仮想通貨リブラが2020年のリリースを延期を決定したこともあり、急落していたビットコインでしたが、早くも100万円に回復する価格高騰を見せています。
中国の習近平国家主席が共産党大会でブロックチェーンを中核に置くと発言したことから、ビットコインが買われ80万円前半の価格から100万円を突破し、一時的に110万円を記録しました。
実際に仮想通貨はブロックチェーンの技術で成り立っており、中国は仮想通貨を2017年に禁止をしていますが、中国トップの発言がビットコインの大きな買いを呼んだ形になります。
10月23日、フェイスブックのマークザッカーバーグ氏がアメリカの議会でFacebookの仮想通貨リブラについて厳しい質問を受けており、その状況も含めてビットコインは80万円前半の価格で推移をしていました。
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中国がブロックチェーンを中核に置くと発言し、ビットコインが高騰
【速報】止まらないビットコイン、一気に1万ドル突破 「ありがとう中国」の声も【仮想通貨相場】$BTC #Bitcoin #ビットコイン #仮想通貨 #習近平 #中国 https://t.co/Gqc9hGEwSa
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) October 26, 2019
ザッカーバーグCEOがリブラに関する議会証言で有る事無い事厳しく詰問された23日にビットコインは急落。中国の習近平国家主席がブロックチェーンを中核に置くと発言したと伝わった25日にビットコインは急騰。ビットコイン相場は、まさにNews Driven(ニュース主導の)相場になっている。
そして、仮想通貨やブロックチェーンなど新しい技術を率いるリーダーは、もはやアメリカではなく中国であることが浮き彫りになった1週間と言えそうだ。
仮想通貨はブロックチェーン という技術でできており、ブロックチェーン企業は仮想通貨を作っているところも少なくありません。
ブロックチェーンは中国の発言にあるように様々な分野のシステムとして応用が期待されており、国のトップからそのような発言があるということは仮想通貨市場にとって非常にポジティブに働いたと言えます。
ビットコインが早くも100万円を突破
*ビットコイン4時間足チャート
ビットコインは25日午後9時から一気に価格を上げ、翌午前9時には110万円を一時的に記録する価格高騰を見せました。
このように短期間で30%を超える値上がりをビットコインを見せるのは最近で非常に珍しく仮想通貨界隈から大きな注目を集めています。
日本の企業の時価評価額のトップがトヨタで24兆円、次にNTTが10兆円だから、ビットコインは日本の企業で言えば第2位の取引高ね。
そのビットコインが1日で30%を超える高騰を見せるなんて驚きよ。 ・・・誰が買ったのかしら?
ビットコインの日足チャートで見る。
こちらはビットコインの日足チャートになります。
ビットコインは2019年の2月には最安値の30万円台になっていましたが、その後4月から価格を上げ始め、6月末には150万円を一時的にですが記録をしています。
その後価格は高値を徐々に切り下げ、そして価格は100万円まで下がっては上げを繰り返していました。
この100万円ラインは非常に強いサポートラインですが、9月末に一気に100万円を割ったときには、明らかに価格は下目線で見られていました。
しかしなら、今回の中国の発言より一気に価格が高騰し、80万円前半の価格が、現在は100万円前半の価格となっています。
このまま100万円前半の価格を維持し、さらに上に上げていくのかが注目されます。
だから一気にその価格の上に来ている状況なので、今後価格が上目線になっていくかが注目ね。
Facebookが仮想通貨リブラについて厳しい質問を受けていた。
「イノベーションの米中逆転」気になったニュース🤔
10/23
🇺🇸米議会
フェイスブックのリブラ発効延期FBザッカーバーグCEO
「中国は あと数カ月で似たような構想を打ち出すだろう」⭐️10/25
🇨🇳習近平国家主席が仮想通貨の基盤となる
「ブロックチェーン」に力を入れるよう指示⭐️規制と技術革新🤔 pic.twitter.com/mnIWWpx5rH
— にこそく(千里の道も一歩から) (@nicosokufx) October 26, 2019
フェイスブックのザッカーバーグCEOが臨んだ議会証言は、カオスそのもの。民主党議員を中心に、ワクチン、政治広告、LGBTC …とリブラとは関係ない質問を連発した(いや、質問すらせずに5分間の独演会を行なった議員もいた)。デジタル時代の覇権を握るのは誰か?と問われているにも関わらず、有権者向けのパフォーマンスに終始した米議員たち。「フェイスブックだから」と全否定する米国の隙を中国が見逃すわけはないだろう。
最近はFacebookが2020年にリリースする予定であった仮想通貨リブラの風向きが強く、2020年のリリースを延期したところでした。
その時点で既存の銀行のシステムを利用する人が減り、銀行は仕事を奪われることになるんです。でもブロックチェーンというのはそういった技術で、現状を見ても明らかに既存の銀行システムを上回っている。
利用する人は本当に役に立ちそう。 出稼ぎが多い国とか特に送金問題は深刻よね。
みんなのためになるけど、多くの銀行は大打撃を受けることになるわ。
日本でもリブラが使われる可能性があるということになります。
独自仮想通貨については、中国政府がその開発を発表しており、もしアメリカを含む各国の規制の関係で、facebookのリブラがうまく機能することがなければ、中国がデジタル通貨の市場を握る可能性があると言われています。
中国の現在の仮想通貨の現状について
中国は2017年から仮想通貨の取引を禁止しました。
その理由は、中国の富裕層が彼らの資産を国外に逃す可能性があることを危惧したためです。
仮想通貨は、すでにお伝えしたように銀行を通さずに格安の手数料で個人間で送金ができるため、当時の中国の富裕層にとっては非常に魅力的な技術でした。
現状で中国は仮想通貨の取引が禁止されていますが、依然として中国の一部の国民は仮想通貨に関心持っており、規制から隠れて購入する人も少なくない聞いています。
国外から資産が逃げることを政府が危惧していることは確かですが、その技術は今後注目されることは政府も感じているのでしょう。
今後のビットコインの価格について
今回ビットコインが1日で30%以上も価格上昇したことで、まさに目が覚めるような値動きを見せています。
個人的には「仮想通貨はこれからだぞ」と感じさせるような値動きでした。
私が自身が発信する有料メルマガでは10月7日に上の画像用のようにビットコインを80万円前半で購入をしていました。
今後この価格が伸びいくのか、もしくは一度調整に入るのか注目していますが、多くの専門家の間では今後年末から2020年中にかけて20000ドル(220万円)を試す価格と予想する人がいます。