ビットコインの価格が100万円の価格帯から反発し、120万円を突破しました。
2019年は2月の40万円台という価格から6月末には一時的に150万円を記録。
しかしながらその後は2017年末のバブルのような大きな暴落はなく、引き続き100万円以上の水準を維持しています。
専門家の間では米中貿易摩擦などの経済不安から安全資産として買われている可能性が大きいと言われ、ビットコインの存在感はますます大きくなっている現状です。
多くの専門家はビットコインの将来の価格予想を切り上げる場面もみられす。
現在の価格水準で2017年末のバブルと比べてどう変わっているのかを分析していきます。
記事内の引用については「仮想通貨実践投資(有料版)」からところどころ抜粋して使用しています。
この記事の目次
ビットコインが再び120万円を突破!
上の画像はビットコインの日足チャートになります。
ビットコインが6月末に100万円の価格を超えて、これまで3回100万円のラインに下落しては反発をしている状況となっています。
ビットコインは先週の100万円とういう水準から120万円を再び記録しました。100万円は買いポイントとお伝えしていたので、一応私が考えていた買いポイントとしては機能したと思っています。
上の画像は「7月15日時点」に価格分析をした時のビットコイン日足チャートです。
なのでこの100万円というゾーンで考えると一つの「買いポイント」と見ることができました。
次の価格の目標値は130万円を目指している状況です。今の時期で本当に今年の最高値である150万円をトライするのか。
少し早い気もしますが。ただ押し目として100万円のラインでの買いは有効的であったと感じています。
時期的には2019年の後半あたりではないかと思っていたの。
なぜなら2019年の前半に大きく上げたので、一度調整が入り価格が収束していくと予想していたからよ。
2017年のバブルと現在の値動きを比較
上のチャートは
●2017年末のビットコインチャート
●2019年のビットコインチャート
を比較したものになります。
価格を下記のように表にまとめています。
2019年 | 2017年末 | |
---|---|---|
日数 | 45日 | 45日 |
最高価格 | 150万円 | 220万円 |
45日経過後の価格 | 120万円 | 100万円 |
下落率 | 20% | 54% |
2019年の現在の相場では最高価格をつけてから45日経過しています。
その場合の2019年と2017年末の価格を比較しました。
下落率ではそれぞれ20%と54%と大きな違いがあることがわかります。
現在のビットコインの価格の要因について
直近のニュースも含めてビットコインの価格の要因としては以下のことが言われています。
●米中貿易摩擦
●中国の通貨人民元がドルベースで大きく切り下げ。
●香港の中国政府との内政問題
以上の問題に加えて、世界的な株安など株式市場にも今ひとつ価格が伸び悩んでいて、株式市場から仮想通貨市場へ資金が一部動いていることも可能性として上げられます。
ノヴォクラッツ氏は次のように述べています。
「人民元が1ドルに対して7.0元を突破し、外国為替市場は戦場となっている。また香港での政情不安により資本逃避が進み、ビットコインの価格上昇は本物になるかもしれない。」
米国と中国の貿易戦争は長引いており、今週中国は、直近の米国の関税制裁への報復として追加関税を課すことを発表しました。
人民元は対ドルで急落し、ここ10年間で最低のレベルに下落しています。
中国のほとんどの州営の企業が米国から農業製品の輸入を停止するように命じられているとのことです。ーみんなの仮想通貨
ビットコインの将来の価格予想が次々と切り上げられている。
ビットコイン強気派で米投資家のティム・ドレイパー氏は、ビットコインが25万ドルに到達する時期を少しだけ修正した。
Yahoo Financeとのインタビューの中でドレイパー氏は、ビットコインが25万ドルに到達するのは2022年ではなく、2023年になると述べた。
「2022年までに25万ドルと予想したが、少しだけヘッジをする。おそらく2023年の第1四半期までだろう」ーコインテレグラフ
「2019年現在から2023~2024年まで世界的な株安・円高となる一方で、金(ゴールド)や仮想通貨ビットコインが暴騰していくのではないかー」。普段はニューヨーク在住の若林栄四(わかばやしえいし)氏が皇居を見下ろす東京大手町のホテルで語った。
2024年第4四半期あたりとなる。その日柄に黄金律で価格を合わせると3万~3万5000ドル(350万円)のターゲットがありえる。
ビットコインが大事なのは、マネーそのもの(M₀)である金(ゴールド)と同じく有限性をもち、中銀の人為から離れたところにある商品だということだ。5~10年単位で見ると金と同じく仮想通貨が脚光をあびる、というのが大局観ーコインテレグラフ
I’m sensing #Bitcoin will cross $15,000 this week. Confidence in central governments, central banks, and centralized, fiat money is at a multi-decade low.
— Max Keiser, tweet poet. (@maxkeiser) August 3, 2019
米国のビットコイン強気派として知られるマックス・カイザー氏が4日、ツイッター上で今週中にビットコインは1万5000ドルを突破するとの予測を示した。「(1万5000ドルを超えると)確信している。私は1万ドル分のシットコインをバーン(焼却)した。相関関係は因果関係とイコールではないが、私が数千ドルをバーンする時はビットコイン価格が大きく上昇する」
コスプレイトークンが海外の取引所Liquidに上場
コスプレイトークンという世界最大のコスプレサイトの公式通貨が海外の取引所Liquidに上場しました。
コスプレイトークンは世界最大のコスプレサイトの公式仮想通貨になります。
価格については
・プレセール→2.8円
・上場直後→7円
・現在→4円
昨日5円の価格で一部コスプレイトークンを利確しました。
エンジェリウムウォレットの運用状況
エンジェリウムウォレットでは
●7月3日からの運用
●60日のロック(金利6%)
●イーサリアム を50万円分預け入れ
で運用をしています。
上の画像は8月9日時点でのANXの運用実績です。
1 ANX=1円 なので約1ヶ月と少しで4万円の配当金ということになりました。
エンジェリウムウォレットに対する質問について
エンジェリウムウォレットについてメルマガの読者さんより質問をいただいたので、個人的な見解で回答をしています。
(質問)仮想通貨初心者ですが、エンジェリウムの運用はオススメですか?
(回答)資金に余裕がある方は別として、初心者の方は国内取引所ではビットコインなど時価評価額の高い通貨に投資してそのまま持っていた方がいいと言えます。
https://bitcoin-newstart.com/bitcoin-account
プラスして余裕があって配当で運用したい場合にはエンジェリウムは選択肢になると考えています。
ただ今の利率がずっと維持される訳ではないと思うので、早めの運用がいいのではないかと思います。
(質問)エンジェリウムで運用している理由は何でしょうか?
(回答)エンジェリウムについては当初からICOに参加をしてました。
なのでその延長線上でウォレットを使って短期的に運用しているという理由です。
あと運営側が代表の方も含めてしっかりと情報を公開していたり、配当の原資がどこからきているのかも説明をしています。
*代表はウィキペディアにも情報がある日本人。
そしてテレグラムなどで毎月運営側が運用者の質問に答えているのも特徴です。
配当の原資はICOからの一部の資金なので、予算の状況では配当も少なくなったりなくなる可能性もあります。
今の利率での配当が永遠に続くのはあり得ないと考えています。
エンジェリウムウォレットを使って取引をする人が多ければ多いほど手数料から彼らの収入になります。なので多くの人を集めるために配当というサービスを最初に展開をしていると思います。
*もちろんエンジェリウムのコンテンツを配信するのが最終目的だと思います
あと、今話題になっているプラストークンは運営者も分からないし、配当の原資がどこからきているか説明もしていないので、運用は論外ではないかと感じています。
*実際は配当の原資は、利用者の預けたお金から出していたとのことです。
(質問)ウォレットでどれくらいの人が使っているのでしょうか?
(回答)要するに運営側は配当を使うことでより多くの人にウォレットを使ってもらおうと考えています。今のところ7000ダウンロードとなっているみたいです。
*テレグラムで回答をしていました。
https://bitcoin-newstart.com/angelic-ico
まとめ
以上ビットコインの現在の価格をまとめました。
2017年末のバブルと比較しても、価格は安定しており安全資産としてビットコインを保有している人が増えてきていると考察することができます。
これからは価格がしばらく調整する可能性がありますが、2020年に向けてさらに注目されていくと考えています。