ビットコインは2019年2月に40万円台であった価格が6月末には一時150万円を記録する大高騰を見せました。
この記事ではビットコインの価格分析と今後の価格の動向。そしてその他の仮想通貨の現状についてまとめています。
ビットコインの高騰の大きな要因と言われているのが、日米貿易摩擦などの経済不安からの安全資産としてのビットコインの購入です。
ビットコインは150万円に達したと、大きな高騰と下落を繰り返しており、2019年7月末時点で100万円という価格に収束している状況です。
また現在世界で話題を呼んでいるフェイスブックの仮想通貨リブラの状況となぜリップルの価格が他の通貨に比べて上がっていないのかも含めて記事でご紹介していきます。
記事内の引用については「仮想通貨実践投資(有料版)」からところどころ抜粋して使用しています。
この記事の目次
ビットコインは100万円に収束〜買いポイントか?
上の画像はビットコインの日足チャートになります。
100万円という価格は以前からお伝えしているように週足で強いレジスタンスラインがあるところなので簡単には抜けないのでは無いかと語っていました。
なのでひとつの買いポイントでありイーサリアム などの通貨も同じ状況となっています。
上の画像は6月末時点で価格分析をした時に使ったチャートです。
この時の予想では、
●110〜120万円のゾーン
●100万円のゾーン
の2つに買いの圧力が見られ、これら2つのゾーンで反発する可能性があるという説明でした。
そして現在は100万円のラインに価格がなんども落ちては跳ね返り収束をしています。
リップルは他の仮想通貨について値上がりが少ない
上の画像はリップルの2019年の価格チャートです。
ビットコインが40万円から最大150万円へ上昇したのに比べて、リップルは32円から46円と値上がりをしているものの価格の伸びが今ひとつとなっています。
でも今回の情報はリップルに資金が入ったというより、ビットコインが買われてつられて上がった。という印象ね。
なので、今回の上昇はビットコインがメインで買われたという状況になっています。経済不安から買われた今回のビットコインの上昇はかなりインパクトが大きいと言えます。 多くの投資家も今後ビットコインを投資の対象として考え始めた人もいる印象を受けています。
リップルの最高値がどこまで伸びるかは知らないけど、少なくとも3桁円には戻すと思ってる。
1,000億XRPの2/3以上は、実質的にはエスクロー。創業者の保有分も、実態はロックアップに近い。
XRP平均取引量の約0.1%/日しか売れない。だから、そこに機関・個人の買いが入ると、価格が飛ぶ。
— こぺる (@coperu100) July 8, 2019
リップルに今回はメインで投資資金が入った訳ではありませんが、リップルは2017年末に20円台から400円台まで高騰した経験を持っており、本当に資金が入ればビットコイン以上に価格が高騰するポテンシャルを持っていると言えます。
エンジェリウムウォレットの運用状況
エンジェリウムウォレットでは
●7月3日からの運用
●60日のロック(金利6%)
●イーサリアム を50万円分預け入れ
で運用をしています。
上の画像は7月30日時点での運用実績です。
1 ANX=1円 なので約1ヶ月で3万円の配当金ということになりました。
また7月31日19時から公式テレグラムでエンジェリウム代表が質問に答える質問会をしているみたいです。
私も当日のぞいてみたいと思います。
これまでの高配当ウォレットは運営会社がわからず、ウォレットが破綻した時には会社が持ち逃げするケースが多かったみたいです。なので先行者利益でリリース後半年など早期に運用して出金した人は利益を残しているみたいです
エンジェリウムについては今回のテレグラムのやりとりなど代表がメディアにしっかりと出ているので、その点は違っています。
https://bitcoin-newstart.com/angelic-ico
フェイスブックの仮想通貨リブラ。米国議会で厳しい質問を受ける。
*上の画像は米国議会で質問を受ける、フェイスブックの仮想通貨部門会社カリブラのCEOデービット氏
質問の内容は以下の通りです。
●マネーロンダリングなどの懸念がある→適正な承認を受けるまで発行はしない。
●リブラの価格の裏付けは?→法定通貨であるドル、円、ポンド、ユーロの複数通貨を1対1で対応する予定。
●リブラ発行に対しての各国の通貨の影響は?→リブラは他の法定通貨と競合するつもりはない。
●リブラの本部をなぜスイスにしたのか?アメリカではない理由→スイスのジュネーブは世界的な機関が集まる都市で連携が取りやすい。米国の規制逃れではない。
となっています。
コインチェックがリブラに取り扱いを申請中
国内の大手取引所であるコインチェック。
コインチェックの親会社であるマネックスはリブラについて申請を行っていると発言をしました。
今後2020年の東京オリンピックにもリブラは大きな実用性を持っているとCEOの松本大氏は語っています。
仮想通貨の規制がより具体的に
フェイスブックの仮想通貨リブラの発表で世界各国の国から大きな注目を集めることになりました。
現在各国ではリブラが現在の金融システムにどのような影響を与えるのか分からないこともあり、慎重に規制問題について進めている状況となっています。
仮想通貨が実用性があり、そして世の中の役に立つのであれば、それは使われるのは時間の問題ではないでしょうか。
リブラの登場で既存の金融機関の送金はおそらく使われなくなる可能性が出てきます。将来的には金融機関はその代わりに仮想通貨を取り扱うことになる可能性もあります。