暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(通貨単位BTC)が1月6日に350万円を記録しました。
2021年1月1日時点で298万円だった価格はわずか5日で17%もの上昇を見せました。
「ビットコインはバブルなのか?」「いつまで価格の上昇が続くのか?」そういった目線でみている投資家も増えてきている状況です。
直近ではビットコインのグーグル(google)などの検索数でも右肩上がりの上昇を続けており、世間一般でもビットコインの値上がりが注目されつつあります。
2017年末にビットコインが220万円を達成した時のまだ半分の検索数と言われていますが、すでに350万円と220万円より大きく価格が上昇しています。
はたして今後もビットコインの価格上昇は続くのか注目される状況と言えます。
この記事の目次
ビットコイン350万円の歴代最高値を更新
上の画像はビットコインの1年間チャートなります。
ちょうど一年前の2020年1月は100万円だった価格ですが、3月のコロナウイルスによる暴落から徐々に価格を上げ、12月をすぎたあたりから大きな高騰を続けています。
ビットコインの値上がり率は以下の通りです。
1週間 | 2週間 | 1ヶ月 | 1年 |
---|---|---|---|
+26.8 | +46.1 | +78.8 | +354 |
ここ1ヶ月の値上がりをみても80%近い高騰となっています。
Googleの検索では検索数が急上昇中
こちらはビットコインの検索指数を表示したものです。
真ん中の大きな上昇は2017年末にビットコインが220万円を記録した時です。
この時が最も大きく、現在は350万円と220万円を大きく抜いていますが、検索数自体は2017年末と比べて半分となっています。
しかしながら今後のトレンド方向としてビットコインが伸びる検索予想がでており、ビットコインの検索数が増加するにつれてビットコインの価格にどう影響してくるかが注目されます。
2017年末の仮想通貨バブルと比べても、まだ世間一般では大きな認知はされておらず、大きな高騰を見せているビットコインも投資家の中ではまだバブルの序章ではと考えている人も中にはいます。
ビットコインの時価総額が100兆円。Googleの時価総額に迫る
こちらはビットコインと株式市場の時価総額をランキング形式で並べた画像です。
1位は230兆円のアップル、次にサウジアラビアの国有石油企業のサウジアラムコが並びます。
この中でビットコインはGoogleの次となっておりすで巨大な取引がされていることがわかります。
*時価総額は発行枚数に価格をかけて表したもの。
もしゴールドからビットコインに資金が流れれば・・・・
注目はグレースケールの資産組換え
米国の有名暗号資産(仮想通貨)投資会社のグレースケールは、ビットコインやイーサリアムなどの投資信託を販売している会社です。
グレースケールではSECが暗号資産(仮想通貨)リップルを提訴したことをうけ、2021年1月5日にリップルを資産から外し、それ以外のビットコインやイーサリアムなどの資産い組み換えをおこなっています。
6日未明からビットコインやイーサリアムなどが高騰した理由の一つと言われています。
ビットコインのバブルまだ続くのか?
現在のビットコインの高騰は非常に驚くべきパフォーマンスとなっています。
投資家の中には(私もですが)3月の暴落時に50万円の価格をビットコインがつけた際に投資した人もおり、それから7倍ものパフォーマンスとなっています。
ビットコインについては2017年バブル時とくらべてまだ世間一般では認知がされており、主に機関投資家の参入が大きな要因と言えそうです。
もしかしたら今後は数年に一度の大相場になる可能性もないとは言えません。
このような大相場では大きな波に乗れる場合もありますが、ふるい落とされる場合もあり、資金管理については分散するなど慎重さが求められる相場ではないでしょうか。
しかしながらこのビットコインの高騰が世間一般でも広く認知されることになり、中長期的な上昇トレンドを形成する可能性も考えられると思っています。