暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(通貨単位BTC)がふたたび600万円を記録し、2月21日に記録した歴代最高価格の615万円に迫りつつあります。
最高価格を記録した後は一時は480万円まで下落をしましたが、そこから機関投資家の買いがはいり、ビットコインが上昇していました。
ビットコインのニュースについては日に日に米国を主として世界中で流れてきているのが現状となっています。
ビットコインは果たして再び歴代最高価格を更新していくのか。個人投資家の中にはビットコインが年内に1000万円に到達するのではという見方をしている人も増えてきています。
ビットコインが再び600万円を記録
こちらはビットコインの日足チャートです。
2月21日に歴代最高価格615万円を記録したビットコインは一旦下落調整が入りましたが、480万円の価格で買いが入り再び上昇トレンドに入りました。
3月10日時点で600万円を記録し、歴代最高価格は目前に迫っています。
510万円から480万円のゾーンでは、あの米国のマイクロストラテジーがビットコインを購入していたのが明らかになりました。
マイクロストラテジーは社債転換でビットコイン購入を900億円予定しており、すでに企業で公表されているビットコイン投資ではテスラを抜いて一位となっています。
前回ビットコインが500万円を記録し、マイクロストラテジーが投資をしたことは以下の記事を参考にしてください。
企業のビットコイン投資について
こちらはビットコインに投資した企業一覧です。
一番上からビットコインに投資した額の企業から順に並んでいます。
1位 | マイクロストラテジー | 5000億円 |
2位 | テスラ | 2700億円 |
3位 | ギャラクシーデジタル | 870億円 |
4位 | スクエア | 500億円 |
以上がトップ4の投資状況です。
1位と2位のマイクロストラテジー、テスラは一つ桁が違うほどビットコインに投資をしているのが分かります。
テスラはあのイーロン・マスクがCEOを務める有名な自動車会社で企業のビットコイン購入で一番インパクトのあるののでした。
また3位のギャラクシーデジタルは仮想通貨ファンドになります。仮想通貨と関係の内マイクロストラテジーとテスラが桁が違うのは、仮想通貨ファンド以外でもビットコインの影響力が強くなっていると感じることができます。
また4位のスクエアはツイッターのCEOのジャック・ドーシーが運営する企業で、決済会社になります。日本の店舗でもスクエアの機械でクレジットカード決済をしている人もいます。
ビットコインの大口口座が急増
米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースからビットコインが外部ウォレットに送金されているそうです。
自分のウォレットでビットコインを保管しようという動きが出ているようです。
上のグラフはビットコインの保有口座額別のグラフです。
グラフでは
紫の線・・・1000万円以上の口座
茶色の線・・1億円以上の口座
が右肩上がりで急増しているのが分かります。
これはビットコインを長期保有で保管する大口投資家が増えていることを意味しています。
ビットコインは企業に買い占められるのか?
ビットコインは12月には100万円代だったのは最近のことですが、考えてみると遠い昔のようにも感じます。
それが2ヶ月たった今では600万円なのです。
それほど機関投資家のビットコイン買いのインパクトは大きいと感じています。
以前は安い価格で個人投資家がビットコインを買えたのですが、ここ最近機関投資家が参入してきたことで、ビットコインが下がってもまた上がり出すという状況が続いており、個人投資家でビットコインを新しく投資しようと考えている人には非常に買いにくい相場になっているともいます。
ですが、将来的にもしビットコインが1000万円になったときにはビットコインは500万円でも安いと言えます。
企業がビットコインを買い占め始めており、ビットコインの供給(発行)以上に需要が大きくなっているといえ、個人投資家は企業がビットコインを買っていくとすると買い占められて価格が暴騰する前にある程度仕込んでおく必要があるのかもしれません。