あの世界的大企業のインテル(Intel)とも提携したことで大きな注目を浴びている、仮想通貨エニグマ(Enigma 通貨単位ENG)については、通貨の特徴、取引所での買う方法(売買方法)、保管するウォレット、そして価格チャートの特徴を解説して行きます。
エニグマは世界的に有名な大学であるMIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されました。
仮想通貨のタイプとしては、イーサリアムと同じで、スマートコントラストを使ったプラットフォームになります。
なので、通貨としてではなく、契約関係などのプラットフォームとしての位置づけが強い仮想通貨と言えます。
この記事の目次
仮想通貨エニグマについて
エニグマの現在の価格はこちら↓(クリックするとチャートへ飛びます。)
通貨名 | Enigma(エニグマ) |
通貨単位 | ENG |
発行上限 | 150,000,000 ENG |
開発者 | バイナンス、フォビ |
ウォレット | マイイーサウォレット |
エニグマの特徴について
仮想通貨エニグマの特徴としてはすでに述べましたが、イーサリアムのようにブロックチェーン技術を使ったプラットフォームになっています。
イーサリアム と同じスマートコントラストというシステムを使いやり取りを行うことがで、エニグマならではの特徴として
スマートコントラストを秘匿化する。(プライバシー保護)
スケーラビリティ(拡張性)問題を解決する。
があります。
2018年6月にもエニグマは、世界的大企業であるインテルと提携したのも、このプライバシー保護の技術においての提携と言われています。
エニグマがインテルと提携
エニグマがインテルと提携、プライバシー保護のコンピューティング技術の研究開発でhttps://t.co/q1u6k0AbwB
— コインテレグラフ ジャパン (@JpCointelegraph) 2018年6月21日
エニグマの創業者でCEOのGuy Zyskind氏は21日、プライバシー保護のコンピューティング技術の研究開発において、インテルと提携すると公式ブロブで発表した。同取り組みの一環として、インテルのソフトウェア・ガード・エクステンション(SGX)を利用する。
エニグマはマサチューセッツ工科大学(MIT)発のプロジェクトで、分散型アプリケーション向けに、よりプライバシーを重視したプラットフォームの構築を目指している。エニグマのシークレットコントラクトは、スマートコントラクトを秘匿化する。従来のスマートコントラクトはパブリックチェーンにおける取引情報が見える状態になっているが、シークレットコントラクトを使えば、暗号技術でプライベートな機密データを扱える。
両社はスマートコントラクトにおけるプライバシーと安全性、スケーラビリティに関する問題を解決することを目指している。
インテルといえば、皆さんがお使いのパソコンの処理を行うプロセッサーがインテル社製のものを使っている人も多くいると思います。
エニグマのインテルの公式発表は以下のツイートです。
BIG NEWS: Enigma is pleased to announce our collaboration with Intel, focused on our protocol and the development of privacy-preserving computation technologies for public blockchains. Read more about this important news and what happens next on our blog. https://t.co/7sK533F1y5
— Enigma Project (@EnigmaMPC) 2018年6月20日
EnigmaとIntelが公式に提携して秘匿演算の研究開発を行うとのこと。
EnigmaはTrusted Execution Environment (TEE)上での秘匿演算を最初にリリースすると以前発表していたが、TEEとしてはIntel SGXが採用される。#ENIGMA #ENG https://t.co/w5leUY6gqv
— 西野カナゴールド (@hereisyourbtg) 2018年6月20日
このように実用性として使われいく技術というのは、仮想通貨投資においても重要な視点となります。
Catalyst(カタリスト)という特徴
エニグマにはカタリストという機能があります。
これは、世界中で取引されている大手の取引所であるバイナンスやフォビなどでの取引データをもとに、自動売買ができるシステムが作れるとのことです。
エニグマの通貨であるENGを使い取引することが可能となります。
今後このカタリストを使って、自動売買で効率的に資産を増やせるような仕組みができてくるのか注目です。
エニグマの価格について
上の画像は今現在のエニグマの価格チャートなります。(ビットコインとの取引)
上のチャートはエニグマの2017年10月から2018年6月チャートになります。
リリース後から
「0.6ドル(2017年10月)」→「6ドル(2018年1月)」→「1.5ドル(2018年6月」
仮想通貨市場全体が2017年末から高騰し、その後値下がりし、6月の時点で1.5ドルとなっています。
この状況の相場では「ビットコインの値下がりに釣られて相場全体が下がっている」ということになっています。
エニグマを買うには
残念ながらエニグマは国内取引所では取引できませんが、世界的大手取引所である
- 「バイナンス」
- 「フォビ」
で買うことができます。*取引所名をクリックすると、その特徴や詳細の記事を見れます。
国内取引所などからビットコインを、海外取引所へ送金をしてそこでエニグマを買うということになります。
またバイナンスでの仮想通貨の買い方については、「カルダノADA(エイダコイン)をバイナンス取引所で買う(購入)方法について」の記事を参考にしてください。
https://bitcoin-newstart.com/cardano-ada-binance
各取引所のリンクはこちら
▶フォビ
エニグマの保管について
エニグマはイーサリアムベースで作られているため、「マイイーサウォレット」で保管することが可能です。
ですが、「マイイーサウォレット」はウェブウォレットで簡単にハッキングされる可能性もあるため、ハードウェアウォレットである「レジャーナノS」と連携することにより、セキュリティを高めることが可能です。
レジャーナノSの詳細については「レジャーナノSとマイイーサウォレットの連携方法」の記事を参考にしてください。
海外の取引所では基本的に、売買取引のみで仮想通貨を保管しないのが良い。海外の取引所がハッキングされた場合、通貨が戻ってこない場合もあるため。
ハードウォレット「レジャーナノS」
仮想通貨の保管でまとまった仮想通貨を保管するものとして、「レジャーナノS 」が世界的に有名なウォレットとして知られています。
👉レジャーナノSではオフライン状況で保管できるため、ハッキングされる可能性が低い
👉日本では公式代理店があるため、公式代理店を通じて購入可能。
まとめ
以上エニグマについてまとめてきました。
エニグマについては以前からビットフライヤーの加納社長も注目していた仮想通貨であり、世界的大企業のインテルと提携するということで、実際の実用性について大きく期待されている仮想通貨と言えます。
2018年の仮想通貨将来性ランキングにエニグマを入れていませんが、もちろん注目していますし、主に私が安値で仕込んでおきたい通貨などは、有料メルマガなどでお伝えをしています。