コロナウイルスの影響から仮想通貨相場は3月に50%を超える大きな暴落(下落)を経験しました。
しかしながらそのような時期にビットコインを取り扱う仮想通貨取引所ではビットコインを「割安(安値)ではないか」「半減期までに買いたい、投資したい」などの要因してとして買う動きが増えてきています。
そして国内の仮想通貨取引所でも新規口座開設者が40%以上増加する取引所もあり、この機会にビットコインに投資する人が増加している傾向になります。
確かに1BTC=65万円だけど、0.0001BTCなど1000円くらいからビットコインを買えるのよ。
この記事の目次
ビットコインのコロナウイルスによる大きな暴落
上の画像は3月14日のビットコインの画像です。
コロナウイルスの影響から株式市場(日経平均株価やダウ平均株価)が暴落、ビットコインを含む仮想通貨市場のその後すぐに大きな暴落を経験することになりました。
高値 | 安値 | 下落率 | 反発 | |
---|---|---|---|---|
ビットコイン | 110万円 | 50万円 | 54% | 70万円 |
日経平均株価 | 24000円 | 16500円 | 31% | ー |
ダウ平均 | 29000ドル | 19000ドル | 34% | ー |
コロナウイルス の暴落でビットコインの買いが増加
国内取引所では40%の口座開設者が増加
国内大手仮想通貨(暗号資産)取引所のbitbankは25日、12日のビットコイン暴落後の週間口座登録者数が40%上昇していたことをレポート内で明かした。
3月12〜13日、コロナショックによる金融市場全般の急落の余波を受け、ビットコインも前日比一時50%安となるなど、歴史上稀に見るの大幅安を記録した。
具体的には、BTC暴落後1週間(3月13~19日)に渡り、ビットバンクの新規口座の登録者数は、2020年のこれまでの平均水準から約40%増加していたという。ーコインポスト
上のグラフはビットコインの価格(上のグラフ)とビットバンク取引所の口座開設者(下のグラフ)を示したものになります。
黄色線→ビットコインの価格。
青線→新規口座開設(身分証明書提出)
緑線→新規口座開設に伴うメールアドレスの登録
が上のグラフの指標になっています。
データは2月からのものですが、ビットコインが大きく下げたところから、取引所の新規口座開設者(青の線が右肩上がり)が増えているのが分かります。
ということは昔からビットコインを買いたくても買えなかった人(価格が高かったから)が多いということも言えるのではないかしら。
今回のビットコイン暴落による海外の取引所の影響
Exchange data and statistics from Google Trends, Twitter, and Baidu show that despite the recent price drop people are looking to buy bitcoin. During the week of the crypto market massacre that started on March 12, Coinbase broke traffic records and witnessed considerable trade volumes. Similarly, the trading platform Kraken saw an 83% increase in account signups during the market calamity as well.ーbitcoin.com
Googleトレンド、Twitter、Baidu(検索サイト)の交換データと統計によると、最近のビットコインの大きな値下げにもかかわらず、人々はビットコインの購入を検討している状況が分析できました。
3月12日に始まった暗号市場の暴落の週の間に、海外の仮想通貨取引所Coinbase(米国)は取引履歴の記録を破り、かなりの取引量となりました。
同様に、海外の取引所のクラーケンでは、市場の混乱の際にもアカウントの新規口座開設が83%増加しました。
以上のように海外の仮想通貨取引所でも今回の暴落では、日本と同様にビットコインを買う、もしくはビットコインを買うために取引所の新規口座をする人が増えています。
上のグラフはビットコインの価格(黄色)と取引所での取引量(青)を示したグラフになります。
実際にビットコインが下落した時に取引量が大きく増加しています。海外でも日本と同様のことが起こっていると分かります。
「ビットコイン購入」のネット検索も増加
₿uy ₿itcoin pic.twitter.com/ao0hO5Kw04
— 闘神タヌ (@GodTanu2) March 25, 2020
米FRBによる無制限量的緩和政策後
株は全戻し
ビットコは10%以上上昇したまま勝負決まりましたね
— ソフィ・シェリー (@sophy_cherie) March 23, 2020
Searches for ‘Buy Bitcoin’ on Baidu, Google Trends, Twitter Continue to Surge
Exchange data shows that there’s been an increase in traffic and registrations and popular search engines like Baidu and Google are showing significant interest in the term “buy bitcoin.” On Saturday, the researcher from Shenliancaijing published a study that shows searches for the terms “bitcoin” and “buy bitcoin” are up 183%.
仮想通貨取引所のデータは、取引量と登録の増加があり、BaiduやGoogleなどの人気のある検索エンジンが「ビットコインを購入する」という用語に大きな関心を示していることを示しています。
土曜日に、Shenliancaijingの研究者は、「ビットコイン」および「ビットコインを購入」という用語の検索が183%増加していることを示す研究を発表しました。
実際にツイッターで情報を集めていると多くの人が「buy Bitcoin」という言葉をツイートしています。
スノーデン氏、仮想通貨ビットコイン急落で「初めて買いたいと思った」#仮想通貨 #bitcoin $BTC
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) March 13, 2020
あのエドワードスノーデンだって、ビットコインを買いたいって発言しているし。
ビットコインが大きく下落しているのは売っている人が多いと言うことなのに、なぜ買う人が増えているのか?
ビットコインが大きく売られている要因としては、「大口の投資家が売っているため、ビットコインの下落に大きく影響している」ということがいうことができます。
ビットコインについては、多くの資産は一部の大口投資家が大部分を保有していると言われており、今回の下落の要因はたくさんの人が売ったというよりかは一部の大口投資家が売ったと考えるの妥当ではないかと考えています。
今回買いが急増してもまだ価格が元のように回復していないのは、大口の買いが入らないためですが、多くの投資家はそれよりは少ない資金でビットコインを買っているということになります。
ビットコインが買われている要因
今回ビットコインが買われている要因としては
・ビットコインが安くなったので、いままで高いと思っていた投資家が新規参入
・ビットコインの5月の半減期前に安い価格で買いたいと思っていた従来の投資家の買い
という2つの見方をすることができます。
この下落を割安と判断するかは投資家次第ですが、株式市場も暴落した今回の金融危機とも言われる暴落は安値であると思わざるおえない状況とも言えます。
ビットコインは少額で買えると知らない人が案外多い事実
ビットコインは3月30日で1BTC=約65万円となっています。
しかしながら仮想通貨投資を始めたい人の多くは「ビットコインは65万円の資金がないと買えない」と思っている人が結構多くいるのをサイトの読者さんや実際に私の知り合いから聞くことが多いです。
投資したい人はまずは少額からがオススメ
仮想通貨投資を始めようか、様子をみようかと考えている人も多いかと思います。
しかしながらビットコインは1000円程度から国内の仮想通貨取引所で買うことができ、気軽に持つことが可能です。
ビットコインを少額でも持つことで、仮想通貨市場のお金の流れが自然と身に付く傾向にありますし、投資をはじめようかと迷っている人はまずは少額からもってみるということをお勧めします。