現在ビットコイン(通貨単位BTC)の価格は120万円台で推移をしています。
先週130万円まで一気に上がりましたが、その後117万円まで下落。しかしながらその後はしっかりと上昇を続けて再度130万円を目指しています。
ビットコインは今年2月の最高価格115万円を既に突破しており、非常に底堅い動きを続けています。
またイーサリアムに関してはテストネットの最終段階が始まり、今年リリース予定としてのイーサリアム2.0の期待が集まっています。
大きな注目を集める仮想通貨市場。今後の展開に注目です。
この記事の目次
ビットコイン120万円台で底堅い動き
記事内の引用については私が連載している「仮想通貨実践投資(有料版)」から一部抜粋して使用しています。
ビットコインの4時間足チャートです。
先週一度130万円をトライしましたが、130万円直前で大きな売りに合い、価格を下げました。
しかしながら今後は117万円付近から徐々に価格を切り上げて行っています。
今回の上昇に関しては、しっかりと安値と高値を切り上げて上昇してきているため、前回の上昇比べてると安定した値動きと言えます。
現在の価格帯を見ても120万円下に買いの圧力があるため、120万円まで下がっても上に上がるような相場状況となっています。
ビットコイン日足チャートを確認
こちらはビットコインの日足チャートです。
赤の水平ラインの一番上は、今年3月の暴落前(コロナショック)の高値110万円のラインです。
5月から6月はこの水準を上に抜こうと上場していましたが、抜けきれないでいました。
しかしながら7月交換から一気に上昇。しっかりと2月の高値を抜けてきています。
現在ビットコインは次の価格水準の130万円に向けて価格を上げてきている状況です。
ビットコインは昨年の6月末に150万円を一時的に記録したの。130万円は既にその高値の範囲に入っていると言えるわ。150万円はほんの短期間だったから130万円付近の価格帯でみるのがよさそうね。
この上昇から見てもビットコインは非常に強いと判断できる。
イーサリアムの価格分析
イーサリアムは先々週大きく上昇しましたが、現在は先週と横ばいの動きとなっています。
通常ここまで短期間で一気に上がると利益確定の売りが出て大きく下がることもあるのですが、下がっても買われてを繰り返して同じ水準で推移をしている状況です。
非常に底堅く安定した価格の動きと言えます。
チャート上に表示した赤の水平ラインは今年2月の暴落前の高値30000円です。
イーサリアムは既にその価格を超え、2019年6月末の価格33000円も既に上に抜いている状況です。
イーサリアムについては現在
・イーサリアムの2020年アップグレードの期待感
の2つが大きな要因となっています。
注目のイーサリアム2.0とは?今が買い?〜その時期と今後の価格予想について
イーサリアムについては50000円という価格がチャート上で一つの重要なポイントと言えそうです。
2020年この価格にトライできるかが一つのポイントと言えます。
【分散型取引所UNISWAP国内取引時所の出来高を抜く】
「DeFi(分散型金融)が躍進を遂げている。管理者のいない形態で運営される「分散型取引所(DEX)」のひとつ、Uniswapは取引規模が拡大し、24時間の出来高は4500万ドル(約48億円)ほどの規模に達した。
仮想通貨ベンチマークサイトCoinGeckoによれば、この数字は記事執筆時点における各取引所の現物取引高において、国内の取引所bitFlyer(24h出来高:約3180万ドル)や、バイナンスUS(約3650万ドル)、Gemini(約2100万ドル)といった名の知れた取引所に匹敵、あるいは上回る出来高となっている」・・・コインポスト
分散型取引所については以前から、次世代の取引所として注目されているものでした。
分散型というとおり、システムで自動的に動く取引所で、コインチェックやビットフライヤーのような人的な管理とは違ったタイプの取引所です。
しかしながら個人のウォレットから取引ができるためセキュリティが非常に高いと言われています。
カイバーネットワークが好調
分散型取引所であるカイバーネットワーク。
私は2017年にカイバーネットワーク100円ほどの価格で投資をしていましたが、今回のDeFiの需要の増加で、カイバーネットワークに関しても大きく上昇することになりました。
カイバーネットワークの1年の上昇率は800%を超えています。
イーサリアムのテストネットが開始
イーサリアム2.0の前段階となるテストネットが開始されました。
今回のテストネットはMedallaといい、最終段階となる予定です。
今回は32ETH以上のイーサリアムを使ってステーキングができますが、テストネットなので、ETHがもらえるわけではなく、独自通貨がもらえることになっています。
イーサリアムは今年リリースの可能性も高まっており、今後の進展が楽しみと言えます。
参考画像・コインデスク