ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が大きく値上がりすると売買時の手数料(スプレッド)が大きく広がり、手数料が高騰する場合があるので注意が必要です。
特に暗号資産(仮想通貨)取引所で「販売所」のシステムで取引所から通貨を買う場合、通貨の値上がりで価格差のスプレッドが拡大し、通常1ー1.5%の手数料(片道)も3%や4%になったりする場合があるので注意が必要です。
なので、通貨の値上がり時には、買う場合のスプレッドをしっかりと確認し、売買する必要があります。
販売所でのスプレッドについて
販売所で暗号資産(仮想通貨)を購入する時のプライスの見方は上の画像を例にすると以下の通りです。
・通貨の標準価格→39078円
・通貨を買う時の価格→39908円
・通貨を売る時の価格→38248円
例えば、39078円の通貨を一つ買うとすると、39908円が購入価格なので、その価格で買う必要があります。
つまり39908円(買う価格)ー39078円(標準価格)=830円
830円高く出して通貨を買うことになるので、損することになります。この金額が販売所での手数料になります。
830円なので、830/39079*100=約2% が片道取引分の手数料
ということです。
仮想通貨高騰時は手数料が拡大する
*上の場合には、68.71円と58.80円の価格の平均が標準価格になります。
暗号資産(仮想通貨)市場全体が大きく値上がりしている場合については、スプレッドが高騰しやすく損しやすくなります。
【重要】販売所の短期売買は手数料で損をする可能性が
お伝えしてきた通り、販売所での手数料は暗号資産(仮想通貨)が大きく高騰すると拡大します。
なので、
少し利益が出たので、通貨を売って(手数料5%)。またその利益分で他の通貨をすぐ買う(手数料5%)。そして利益がでたらまた売る。(手数料5%)*仮に手数料を5%としています。
そうすると取引ごとに高額な手数料が発生し、どんどん利益を圧迫していくことになります。
暗号資産(仮想通貨)取引所での手数料について
暗号資産(仮想通貨)取引所での手数料については以下の記事にまとめていますので参考にしてください。