12月23日にからSECから提訴されたリップル社ですが、XRP(通貨)が大きく暴落し、その後ビットコインやイーサリアムなどの通貨が上昇しました。
リップル社の発行する暗号資産(仮想通貨)XRPが証券がどうかの訴訟は長引くとされ、XRPの下落を防ぐため売った資金が他の通貨に流れたという情報が上がっています。
この記事では、リップルから資金が流れた先の銘柄について自分なりの視点で解説していきます。
リップルの資産退避から買われた通貨というのは、現状の流れとして今後SECから提訴される可能性が低い、つまり証券の可能性が低く分散性が高いものと言えます。
この記事の目次
リップル社がSECから提訴され価格が大きく暴落
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上の画像はリップルの週足チャートです。
12月23日にSECからXRPが証券であるという提訴をうけXRPは大きく暴落(チャートの一番右の赤のローソク足)
価格は1週間で50%を超える暴落となりました。
この暴落で多くのXRPホルダーは資産退避のためXRPを売る動きとなりました。
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XRPの売却で買われた暗号資産(仮想通貨)銘柄
ここで私が推測するXRPの売却から買われた暗号資産(仮想通貨)についてご紹介します。
*価格は価格上昇率は12月30日時点
通貨名 | 単位 | 上昇率(1週間) |
---|---|---|
ビットコイン | BTC | 17% |
イーサリアム | ETH | 15% |
ポルカドット | DOT | 42% |
この3つの通貨はいずれもビットコイン(1位)、イーサリアム(2位)、ポルカドット (7位)と時価総額が高い通貨ばかりです。
ビットコイン
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ビットコインはここ1週間でh240万円の価格から一気に300万円近い価格まで上昇しています。
12月のパフォーマンスは非常に高く歴代最高価格である220万円を12月に超えて、さらに300万円を超えるかどうかが注目されています。
以前から機関投資家を中心に買われていると言われていましたが、リップルを売った人の資金も影響していると思われます。
イーサリアム
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イーサリアムはここ1週間で6万円前半の価格から一気に上昇し75000円を記録しました。
この価格は2018年以来の価格水準となっており、リップルの売却が価格を一気に加速させたのではないかとみています。
以前からSECはビットコインとイーサリアムは証券ではないという判断をしており、リップルの提訴からよりビットコインやイーサリアムが注目されたのは間違いないのではないでしょうか。
ポルカドット
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ポルカドット は、時価総額7位の暗号資産(仮想通貨)で2020年にリリースされて一気に時価総額上位になった通貨です。
パラチェーンと呼ばれる仕組みにより、異なるブロックチェーン(通貨)同士を直接交換できるようになっています。
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上のツイートでいうチェーンとは、イーサリアムのようなプラットフォーム系のことを言っています。
つまりイーサリアムと似たような通貨が証券に該当する可能性が低い、今後需要があるのではないかということで、リップルの売りから買われた可能性が大きいのではないかと感じています。
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今後のリップルの価格について
今後リップルの価格が低迷するのか、今の価格水準(20円前半)を保つのかは今後のSECとの訴訟次第と言えます。
しかしながら今回リップルから資産が流れたとされる通貨を確認すると、規制問題ではよりクリアになっている銘柄という特徴があります。
そして時価総額が高い。
またビットコインとイーサリアムは国内の取引所で購入可能となっています。
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