2018年9月未明に国内仮想通貨取引所である「ザイフ(Zaif)」から67億円分の仮想通貨が流出し、50億円の補填を行うフィスコが事実上ザイフに代わり仮想通貨取引所を運営することになりました。
ザイフにある仮想通貨資産をフィスコに移すことになるため、ザイフで口座を保有しているユーザーは「11月21日(水)」までに譲渡手続きについて承認(承諾)を行う必要があります。
ザイフからは何度も口座移管についてメールが再送されてきており、ザイフでの仮想通貨保有者はしっかりとメールを読み手続きを行う必要があります。
期限は「11月21日」までなので忘れずに!!
ザイフの仮想通貨譲渡(じょうと)とは
【事業譲渡に関する株主決議について】
弊社と株式会社フィスコ仮想通貨取引所との間で締結された平成30年10月10日付事業譲渡契約に関して、平成30年10月19日付臨時株主総会において、事業譲渡を承認する決議がされたことをご報告いたします。これに基づき、事業譲渡の手続きを進めてまいります。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年10月22日
ザイフから仮想通貨が67億円分流出したことで、フィスコが事実上、ザイフの経営権がフィスコに移ったため、
「ザイフの仮想通貨をフィスコに移すから、フィスコの補償を受けるために事業の譲渡に同意をしてください。」
というものになります。
ザイフからの事業譲渡に関わるメール内容
この度、テックビューロ株式会社(以下「弊社」といいます。)は、弊社と株式会社フィスコ仮想通貨取引所(以下「譲受人」といいます。)との間で締結された平成30年10月10日付事業譲渡契約に基づき、譲受人に対して、平成30年11月22日付で、弊社が営むZaif Exchange及びZaif Instant Exchange(以下「Zaif」と総称します。)の事業(以下「Zaif事業」といいます。)を譲渡(以下「本件譲渡」といいます。)することにいたしました。
つきましては、皆様に今後もZaifを継続してご利用いただけるよう、弊社が保有する財産及び、利用契約上に基づく弊社のお客様に対する債務につきまして、譲受人に譲渡するための手続きに対してご承諾をいただく必要がございます。お手続きについては以下の通り実施いたします。
お手続き期間: 2018年10月22日(月) – 2018年11月21日(水) お手続き方法:Zaifへログイン後、同意画面が自動的に現れますので選択をお願いいたします。
度重なるご連絡にて恐縮ではございますが、お客様の資産を適切に移管させていただくための大切な手続きになりますので、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。お客様にはお手数をおかけしますことをお詫び申し上げます。
今後とも仮想通貨取引所『Zaif』をよろしくお願いいたします。
特に流出した仮想通貨67億円分のうち50億円はフィスコが補填するから、特に流出した仮想通貨をザイフで持っていた人は「同意」をしっかりしておく必要があるわ。
同意の方法
【重要‼️】
Zaif事業のフィスコへの同意手続き。
①Zaifにログインして、
②Zaif事業の譲渡に同意する『期間:10月22日~11月21日』
これをやらないと、a)Zaifに預けてある資産、b)Zaifハッキング被害にあった補償が戻ってこないです。https://t.co/XoUZxgRDIb pic.twitter.com/x4IuTuTwVw
— こぺる@仮想通貨 (@coperu100) 2018年10月22日
事業譲渡に関する「同意」については、普通にザイフにログインして承諾をすればいいことになります。
ログイン後上のような画面が表示されるため、「手続きへ」のボタンを押します。
その後表示される画面をよく読み、3つのチェックボックスにチェックを入れて「異議なく同意をします。」をクリックして完了です。
ザイフでの仮想通貨の保管場所について
現在ザイフで保管している可能通貨の保管を別のところでしたい方は、セキュリティーが高い「ハードウォレット」がオススメになります。
各通貨に対応したハードウォレットは
ビットコイン・・・レジャーナノS
ビットコインキャッシュ ・・・レジャーナノS
モナコイン・・・・トレザー
となります。