2019年7月21日の参議院議員通常選挙が間も無く開始されます。
仮想通貨(暗号資産)を保有しているホルダーは、現在仮想通貨税制の改正を国会で積極的に訴えている藤巻健史参議院議員のこれまでの活動と彼の公約には選挙前にはチェックしておいた方がいいと感じています。
仮想通貨を取り巻く現状として、フェイスブックの仮想通貨リブラや大手仮想通貨取引所の運営開始など取引できる環境の下地がどんどん勧められています。
しかしながら、仮想通貨は、通貨という名前がつきながら少額の決済でも課税対象となり、また株やFXの分離課税20%と比べて、仮想通貨最高税率55%が適用される累進課税となっているなど不利な税制となってます。
この記事では仮想通貨の将来性を感じ、税制の改善を訴える藤巻参議院についてまとめていきます。
参議院選挙の前に藤巻議員の活動はチェックしておいたほうがいいわね。
この記事の目次
7月21日(日)に参議院議員選挙が開始される
7月21日は参議院議員選挙です。 仮想通貨税制に尽力している藤巻参議院議員@fujimaki_takesi の活動は、選挙前までにぜひチェックしておきたいですね。
特に仮想通貨民は^ ^ pic.twitter.com/VCpckZgGYp— オオヒラ (@pannajf) 2019年7月2日
政府は26日午前、臨時閣議を開き、参院選の日程を「7月4日公示・同21日投開票」と正式決定した。第198通常国会は26日、衆参両院の本会議で国民投票法改正案など未成立の法案について継続審議の手続きを取り、150日間の会期を終えて閉会する。与野党は事実上の選挙戦に突入する。 ー毎日新聞
現在の仮想通貨に関する税制
現在の仮想通貨税制については以下の通りです。
○課税は雑所得となり、最高税率は55%を適用される。
○損失の繰り延べが不可能。
○仮想通貨同士の交換でも利益が出ていれば課税対象。
○仮想通貨決済でも利益分については課税対象。
仮想通貨税制は以上のより、現行の税制ではかなり不利な立場になり、税制の問題もあって仮想通貨の普及が懸念されているところも問題視されています。
藤巻健史議員が発足した仮想通貨税制を変える会
藤巻健史議員は自ら「仮想通貨自制を変える会」というものを発足し、積極的に実用性にあった税制の改善を行っています。
仮想通貨税制を変える会を発足致しました。
私たちは仮想通貨・ブロックチェーン技術の発展のため、現在の仮想通貨税制を適切な税制へ変える必要があると考えています。
税制が仮想通貨やブロックチェーンの未来を奪ってはなりません。
詳細は会公式サイトをご覧ください→ https://t.co/tT0H6boXgA— 藤巻健史(参議院選挙2019 立候補予定者 全国比例区 日本維新の会) (@fujimaki_takesi) 2018年12月8日
○最高税率55%の総合課税から20%の分離課税へ
○損失の繰越控除を可能に
○仮想通貨間の売買を非課税に
○少額決済を非課税に
藤巻議員の税制の改善に関するツイート
藤巻議員は日頃から積極的にツイッターを活用しており、実際にツイッターの利用者と積極的に質問に答えたりと交流を持っています。
日本維新の会のマニュフェストが先日発表になりましたが「経済政策の中に強く要望し、「AI,ブロオクチェーン、暗号資産に注力」を入れてもらいました。 pic.twitter.com/rBqaYMQhgl
— 藤巻健史(参議院選挙2019 立候補予定者 全国比例区 日本維新の会) (@fujimaki_takesi) 2019年7月1日
ETFは組込れた中身がなにかを問わず外形で20%の分離課税となります。仮想通貨ETFが出来れば利益は当然20%分離。国会質疑結果「仮想通貨が特定資産(投資を容易にすることことが必要な資産)として政令で定める」必要があるようです。参議院選再選出来たら政令で定めよと要求していきます。
— 藤巻健史(参議院選挙2019 立候補予定者 全国比例区 日本維新の会) (@fujimaki_takesi) 2019年7月1日
ETFは株としてよく知られていますが、仮想通貨に連動したETFを買うことで、税率が20%となるためさらに一般の投資家の仮想通貨参入が見込まれると思います。
仮想通貨からも「税金を多く取る」ことを考えるより優遇税制をしてでも「税金を低く」し、民が「仮想通貨/ブロックチェーン」の発展に尽力する仕組みを作る方がはるかに国富増強だ。税金集めて官主導の経済政策など効率が悪くて仕方がない。
— 藤巻健史(参議院選挙2019 立候補予定者 全国比例区 日本維新の会) (@fujimaki_takesi) 2019年6月30日
藤巻議員の国会答弁の様子
このように藤巻議員は積極的に国会答弁で仮想通貨税制について働きかけを行っています。
かつてFXが長い間累進課税だったように。
仮想通貨の利益から大きく税金を取ろうという考え方ではなく、積極的に次世代の技術や合理的なサービス(支払いだけでなく、送金システムなど)を受け入れる姿勢こそが重要なのです。
参議院選挙の投票方法
参議院選挙の投票方法は以下の2つがあります。
○選挙区選挙→投票名を記載
○比例代表選挙→「候補者名」もしくは「政党名」を記載
まとめ
以上が参議院選挙と藤巻議員に関する仮想通貨税制の改善についてまとめてきました。
仮想通貨が今後普及してほしい、仮想通貨で既存の銀行システムを変えることができるなど、仮想通貨を保有している人で感じている人は多いと思います。
選挙は国民の政治を決める重要な投票の場となっていますので、しっかりと日本の将来の方向性について考えて参加したいものです。