暗号資産(仮想通貨)ネム(nem 通貨単位XEM)が32円を記録し、1年の値上がりが770%(7.7倍)となりました。(年内最高値)
1月14日にネムのスナップショットが予定されており、その際に保有していたネムと同じ数量の新通貨であるシンボル(symbol)がもらえます。*対応ウォレットでの保有が必要。
以前からネムを保有していた投資家は「一体どこでスナップショット前の高値を迎えるのか?」ということ、そしてこれからネムを買おうしている人は「一体どこで買えばいいのか?」ということを検討している投資家が多いのではないでしょうか。
同じスナップショットを迎えたリップル を参考に検証していきます。
ネムが32円を記録し1年の値上がりが770%に
12月19日に暗号資産(仮想通貨)ネムが大きな上昇となり、32円を突破し、1年の値上がりが770%となりました。
ネム は1年前には約4.1円の価格でした。
ネムの値上がりについては、コインゲッコーの取引所別の出来高で調べてみると、ザイフ(日本)、バイナンス(海外)、アップビット(海外)、ビットスタンプ(海外)と、日本以外でも海外からの資金流入が目立つ形です。
1月14日にスナップショットを迎えるネム
ネムを1月14日に時点で保有していると、それと同数の新通貨シンボル(symbol XYM)が付与されることになっています。
シンボルはネムに変わる新通貨として配布されることになっていますが、ネム はシンボル配布後に残ることになっています。(ネムのその後の使い道は不明)
シンボル配布前の高騰で利益を狙う投資家、またシンボル配布前にネムを安く買って無料でシンボルをもらおうと考えている投資家。
この辺の心理戦が展開されそうです。
リップルの最高値はスナップショットの18日前
12月に暗号資産(仮想通貨)リップルがスナップショットを迎えました。これはリップル を12月12日時点で保有しているとSparkトークンが無料では配布されるものです。
Sparkトークンは、リップルの代わりとなるものではなく、リップルのエコシステムに必要なものなので、ネムのシンボルとは位置づけが変わってきます。
そしてリップルの値上がりが最高値となったのが、スナップショットの12月12日の18日前の11月24日だったのです。
まとめ
ネム は1年で770%以上を記録するなど非常に高い上昇となっています。
リップルのスナップショットとは違い、ネムのスナップショットでは新しい通貨のシンボルが配布されるため、スナップショット後のネムは大きく売られる可能性も否定できない状況です。
しかしながら今後ネムの新通貨としてのSparkトークンについては期待が集まっている状況です。
今後ネムは32円からどのような価格の動きをみせるのか注目が集まりそうです。