軽量ブロックチェーンを掲げるMina Protocol(ミナプロトコル)が2021年4月13日からコインリスト(coinlist)でトークンセール(ICO)を開始します。
Minaプロトコルは軽量ブロックチェーンかつプライバシーの技術を取り入れたプログラムで、コインベースベンチャーなどの大手VC(ベンチャーキャピタル)も出資しているプロジェクトです。
Minaプロトコルはzk-SNARKs というプライバシー技術(ゼロ知識証明)を取り入れており、軽量かつプライバシーに配慮した安全な取引を目指すプラットフォームです。
Minaプロトコルは現在のところ取引所に上場していないため、コインリストでのトークンセールが配布の第1回と言えます。
2つのセールが行われますが、1回目は上限1000→500ドルとなっており、2回目は上限なしですが1回目のセールで売れ残った場合のみ開催されることになっています。
*投資額(1回目)の上限が1000ドルから500ドルに変更になりました。
この記事の目次
コインリストでMinaプロトコルのトークンセールが開始
Minaプロトコルについての概要
Minaプロトコルはゼロ知識証明という匿名をもつプライバシーを重視した軽量のブロックチェーンとなっています。
2017年6月からVCの出資を受けて開発が進められていました。
軽量というのはネットワーク参加者がノードの検証をより簡単にしてくれるという特徴があります。
Minaプロトコルではzk-SNARKsという技術が使われており、ユーザーのプライバシーをデーターを保つことができる仕組を取り入れています(ゼロ知識証明)
Minaプロトコルの特徴としては
・ノードのデータ量は22kbというかなりの軽量化を図っている。
・匿名性に重視している。
・Polychain Capitalなどの大手VCが出資している。
というのが主なものになります。
ブロックチェーンについてのデータは300GBが通常という事になっているようですが、Minaプロトコルは22kbと300GB(300000kb)と比べて圧倒的な軽さとなっています。
Minaプロトコルのように匿名性を重視した取引が今後どのようになっていくのか、そして軽量化した取引が今後他のプロジェクトにどのように影響するのかが気になるところです
またVCについてはCoinbase Ventures、Paradigm、Three Arrows Capital、Polychain、Naval Ravikantなどが投資をしています。
Minaプロトコルトークンセールについての概要
MinaプロトコルのトークンであるMinaが初めてコインリストでトークンセールとして配布されることになります。
開始日 | 4月13日 午後11時から
4月15日午前9時ごろまで |
4月16日午後11時から
4月19日午前9時ごろまで *1回目のセールと比べて売れ残っていた場合のみ販売 |
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購入価格 | 0.25ドル | 0.25ドル |
購入可能通貨(投資通貨) | BTC ETH USDC | BTC ETH USDC |
購入上限 | 500ドル | 無制限 |
ロックアップ(あり) | 2021年5月31日にロック解除 | 1年間(毎月) |
セールサイト | コインリスト公式 | コインリスト公式 |
セールは1回目と2回目があり、1回目のセールで残ったトークンが2回めのセールで上限無しでセールされることにになります。
トータルで75000トークンがセールで配布される予定です。
気になるのが1回目のセールでは購入上限が1000ドルですが、そのロック解除が早くも5月31日となっています。
コインリストでのこれまでのトークンセールでのロック解除は半年から1年が通常となっているため、ロック解除が早いのが価格にどのような影響となるかが気になるところです。
ロックアップ期間はリワードがある
Minaトークンは早くも5月末にロック解除となりますが、プルーフオブステークの仕組みがあるため、報酬を受け取れる事になっています。
MInaトークンでは以上のようなボーナス的な金利報酬が入ることになっています。
セールに参加した後に再度ロックする必要があるのかどうかは現時点ではよくわかりませんが、中長期で運用する場合については大きなメリットと言えます。
おそらくセールに参加した人が上記のような報酬が得られることになっているため、個人的には利用したいと考えています。
セール参加について
セールの参加についてはあらかじめコインリストでKYC(本人確認)を済ませておく必要があります。
登録完了には3日ほどかかるため、セール参加する人は早めに登録を済ませておくといいと思います。