世界的な映画スタートレックの100周年を記録して、スタートレック生みの親ジーン・ロッデンベリーと、世界中のメディアおよびエンターテインメント組織向けのコンテンツの作成と配信するOTOYが提携し、3D映像を作成しました。
OTOYではOctanRenderというレンダリングのソフトウェアを使ったRNDRの技術を今回使用しています。
RNDRは分散型のクラウドレンダリングを使ったプロジェクトで、その仮想通貨はすでに大手海外取引所に上場するなど影響力を高めています。
記念すべきスタートレックの作品にRNDRの技術が採用されるという非常に興味深いニュースとなっています。
スタートレック100周年がOTOYのレンダリング技術でよみがえる
ジーン・ロッデンベリー・アーカイブ(スタートレックの歴史)は、ジーン・ロッデンベリー・エステートとOTOYの数十年にわたるコラボレーションでです。
伝説的なスタートレックのアーティストであり作家であるデニスとマイク・オクダ、ダレン・ドクターマンとダグ・ドレクスラーによってキュレーションされ、ジーン・ロッデンベリーの生涯、遺産、創造的な作品を記念しています。
*OTOYは分散型レンダリング技術RNDRの親会社
ブロックチェーンで使用する将来の世代に向けての作品と言えます。
ジーン・ロッデンベリー(Gene Roddenberry, 1921年8月19日 – 1991年10月24日)は、アメリカ合衆国のテレビ・映画プロデューサー。SF特撮作品『スタートレック』の生みの親として知られる(以下断りなき場合は全てオリジナルシリーズである『宇宙大作戦』を指す)。
ジーンは愛称であり、フルネームはユージーン・ウェスリー・ロッデンベリー(Eugene Wesley Roddenberry)である。なおウェスリーは『新スタートレック』のキャラクター名としても使われている。 –ウィキペディア
アーカイブは、OTOYのブロックチェーンGPUコンピューティングネットワークであるRNDRを使用して、アセット、画像、ブループリント、モデルからディープ3Dアセットメタデータをキャプチャしています。
最高レベルの写真忠実度でオリジナルのスタジオと物理的な資産をキャプチャするために、アーカイブはOTOYのLightStage Academy-受賞歴のある顔スキャンサービスを活用し、将来のアーカイブで使用するための最初の包括的な照明と反射率のデータセットを生成します。
有名なデジタルアーティスト ビープルも参加
象徴的な世界的なデジタルアーティストの「ビープル」がクリエイティブコンサルタントとしてロッドデンベリーアーカイブプロジェクトに参加しています。
ビープルは、伝説的な画家兼イラストレーターのアレックスロスとともに、ロッドデンベリーアーカイブを記念し、以前に発表されたアレックスロスとビープルRNDRアーカイブの両方にクロスリンクするのを支援しています。
世界的なアーティストビープルの詳細はこちら
チームは、ホログラフィックディスプレイのパイオニアであるLightField Labとさらに協力して、世界初の完全に没入型のホログラフィックインスタレーション体験の1つで、現実と見分けがつかないスターシップエンタープライズの投影された等身大の表現を再現しています。
ロッドデンベリー氏は、「これらの資料を信頼できる、これほど有能で革新的な企業は考えられません。OTOYの仕事は、世代が私の父の人類への貢献を可能な限り最高の歴史的正確さで体験することを可能にします。このプロジェクトは、多くの人々に刺激を与え、今日でも非常に重要な未来の楽観的なビジョンを保護します。」
仮想通貨RNDRについて
今回世界的に有名なスタートレックがRNDRの技術を使って再現されており、RNDRはブロックチェーンを使った分散型のクラウドレンダリングのプロジェクトとなっています。
*レンダリングは、3D等の映像を作成する技術
クラウドレンダリングでは、レンダリングに貢献したネットワーク参加者に報酬としてRNDRが配布される仕組みとなっており、より効率的に映像を作成するプロジェクトとなっています。
RNDRは大手海外取引所のcoinbaseやHitBTCに上場するなど世界的に影響を伸ばしつつあります。 *coinbaseやHitBTCについては日本在住の取引は不可。MEXCなどの取引所では取引が可能