海外の仮想通貨取引所であるMEXC(旧MXC)は、リリース直後の仮想通貨が上場することが多く、いち早く注目している通貨を取引したい場合に利用する場合が多い取引所となります。
MEXCは海外取引所の中でも日本人が多い取引所の一つで、セキュリティなどの安全性についてもこれまで大きな問題などは指摘されていないのが現状です。
シンガポールの取引所であり、世界の中では中堅規模ですが、多くの投資家が利用している取引所といえます。
私もMEXCについては利用していますが、個人的に気になっている通貨などの多くを取り扱っており、バイナンスよりも仮想通貨の上場スピードは早いです。
またMEXCの利便性が高いもの一つに、仮想通貨を送金する場合については、バイナンスなどの取引所から送金する場合USDTでERC20ではなくTRX20というブロックチェーンを使って送金することにより、より安く送金することができ、その後MEXCで通貨を購入する人が多いと感じています。
ERC20のチェーンが手数料少し割高になっている現状、TRX20など他のチェーンで送金できるのはかなりメリット高いとも言えます。
またMEXCで取引する場合については、ログインなどの際に二段階認証は最低限設定しておくようにしましょう。
※2022年後半に世界的大手取引所のバイナンスが日本に進出したことで、新規日本人ユーザーの口座開設ができなくなりました。既存の日本人ユーザーについても今後取引が制限されていくのではと言われているためMEXCなど取引所を分散させるユーザーが増えているのが現状です。
この記事の目次
MEXCについて
取引所名 | MEXC Exchange |
---|---|
所在地 | シンガポール |
設立 | 2018年 |
取り扱い仮想通貨銘柄 | 200種類以上 |
手数料 | 0.02%(国内と比べかなり安い) |
現在、MEXC Globalは世界170以上の国や地域で1,000万人以上のユーザーにサービスを提供しており、まだ始まったばかりです。
この素晴らしい成果は重要なマイルストーンであり、MEXC Globalは、新しいトレーダーや経験豊富な投資家が金融の旅を進める際に、頼りになるプラットフォームになることを目指しています。
MEXCは世界中の多くの投資家が利用する仮想通貨取引所で、2018年に設立され実績もある取引所です。
◯1700万人以上のユーザーが利用で、日本人も利用者が多い
◯取り扱い通貨が多く、上場のスピードが早い
◯取引所間でステーブルコイン(USDC,USDTなど)を送金する場合(例えばバイナンスからMEXC)、イーサリアム以外のチェーンで送金できるため、かなり安い手数料での送金が可能になる。
日本語表記にも対応
MEXCについては日本人ユーザーも多いため、日本語表記にも対応しています。なので、海外の取引所を使う初めての方も使いやすい取引所といえます。
取引所の仮想通貨「MX」のメリットについて
MEXCの取引所の通貨に「MX」があります。
MXは保有することで以下のメリットがあります。(取引所の通貨なので、MEXCは多くの人に保有してほしいという理由からメリットを用意しているということ)
◯MXの保有量で応じて取引所手数料を割り引き
◯取引所で開催されるIEO(資金調達)の優先的な抽選券となっている。
というものです。
取引を頻繁にするユーザーについては特にMXの保有は大きなものと言えそうです。
MEXCの取引手数料について
MEXCの取引手数料については以下のとおりです。
取引手数料 | 0.02% |
---|---|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | ブロックチェーンの手数料に応じて(取引所での手数料自体は無料) |
取引手数料自体が0.02%となっており、日本の仮想通貨取引所の販売所の手数料が3から5%とするとかなり安いのがわかると思います
例えば300万円分のビットコインを買う場合、MEXCでは片道600円の手数料、日本の販売所では10万円から15万円となり、かなりの差が出てきます。
MEXCで取引する方法
MEXCは、リリース後の仮想通貨について多くの仮想通貨が上場している取引所のため、大手の取引所に上場していないものでも仕込んでおきたい仮想通貨などが上場している場合が多くあります。
MEXCは日本人でも人気の海外仮想通貨取引所といえます。
しかしながら取引所としては、ある程度中堅なので、購入した通貨をそのまま取引所に置いたままにしていくよりは、他の仮想通貨ウォレットや大手取引所に移すなどのリスク管理も必要と思います。
【国内版】日本の仮想通貨取引所からMEXCに入金する。
日本の取引所を経由してMEXCに資金を入金する場合、以前は直接取引所から送金することができたのですが、現在直接海外の取引所の送金に制限をしている場合がもあり、その場合は一度国内から個人用のウォレットにBTCやETHを送金して、ウォレットから海外の取引所に送金することで取引をすることが可能です。
【海外版】仮想通貨取引所から仮想通貨を入金する。
まずMEXCに仮想通貨を以下の方法で入金します。
○国内取引所から直接、ビットコインまたはイーサリアムを送金する。
○バイナンスやFTXの海外取引所を使っている人は、USDTでTRX20を選択して送金するとかなり安い手数料で送金が可能です。
通常はERC20で送金する場合が多いですが、上の画像を見ると手数料が15ドル(1500円)それに比べてTRC20では、1ドル(120円)程度で送金ができるので、MEXCで取引する場合については、TRC20で送金するのが安いです。
*送金する場合についてはまず少額で試してみてください。
USDTは様々なチェーンに対応しているため、送付先が対応しているチェーンであれば、手数料が安いチェーンで送金したほうがいいと思ってます。
ERC20(イーサリアム)、TRC20(トロン)、BSC(バイナンス)などのチェーンがあります。
取引しない仮想通貨は個人用ウォレットに移してリスク管理
仮想通貨を購入した後については、そのまま取引所に置いていくのではなく、仮想通貨ウォレットやより大手の取引所に移すなどのリスク管理が必要です。
個人用のウォレットについては世界的に有名なレジャーウォレットがおすすめです。
2022年末でレジャー社でリリースされているウォレットで、初心者の方におすすめなのがレジャーナノSプラス。ウォレットの中では安価で使い勝手いいウォレットです。その次はスマホでも使えるレジャーナノX
まとめ
以上MEXCについてご紹介してきました。
MEXCは私も2019年から利用している取引所で、イーサリアムのL2プロジェクトなど注目している通貨が上場したタイミングで購入する取引所であったりと、時期によっては使用頻度が高い取引所です。
多くの日本人も利用しているため安心感も持てる取引所と言えます。