仮想通貨カルダノ(CARDANO 通貨単位ADA、エイダコイン)は、2017年に上場し、10倍を超える価格上昇から大きな注目を集めた仮想通貨になります。
カルダノは仮想通貨で有名な数学者であるチャールズホスキンソンが開発に携わっています。
カルダノADAはスマートコントラクトというプログラムを開発しており、その点ではイーサリアムと同じジャンルのプロジェクトと言えます。
また共同開発者として、佐々木健二さんはインスタグラム(佐々木鬼ごっこを企画)を中心に多くの日本人の間で人気となっています。
この記事では仮想通貨カルダノがどのような通貨か、そして購入可能な仮想通貨取引所とこれまでの価格推移、最新価格についてご紹介していきます。
現在世界最大の取引所である「バイナンス(Binance)」で数多く取引がされています。
カルダノは海外の取引所で購入ができ、国内では取り扱いがありませんが、日本人投資家の間では注目されている仮想通貨の一つです。
この記事の目次
カルダノ、ADA(エイダ)とは
項目 | 内容 |
---|---|
通貨名 | ADA(エイダ) |
発行上限 | 450億ADA |
主要開発者 | チャールズ・ホスキンソン |
主な取引所 | バイナンス、ビットレックス |
ウォレット | ダイダロスウォレット |
仮想通貨カルダノは、通貨単位がADA(エイダ)と言われ、別名エイダコインなどとも言われています。
カルダノという名前は歴史上の人物から名付けられた名前となっています。
Cardanoはオープンソースな分散型ブロックチェーン及び仮想通貨プロジェクトです。
Cardanoは従来のプロトコよりも遥かに優れたスマートコントラクトのプラットフォームの開発を行っています。
また科学哲学と研究主導型アプローチから発展した初のブロックチェーンプラットフォームです。開発チームは世界中の優秀な開発者や科学者から構成されています。ーカルダノ
カルダノはブロックチェーンのプラットフォームということで、イーサリアムと同じスマートコントラクトを基本的に持っています。
またカルダノはイーサリアムを超える現代に適したスマートコントラクトを開発しているとのことです。
このようなプロジェクトは、既存のシステムなどに応用することができると言われており、保険や不動産登記、売買システムなど多岐の分野で利用されることが期待されています。
カルダノ開発における中心人物
開発者のチャールズ・ホスキンソンとは
チャールズホスキンソンは、アメリカ出身の天才数学者と言われて、イーサリアム🔗の元CEO、そしてビットシェアーズ(仮想通貨)の開発に携わったと言われています。
上の画像はアメリカの有名なテレビ番組のテッドトークでチャールズ・ホスキンソンが分散型社会についての説明をしたものです。
チャールズ氏は現在世界中を飛び回りカルダノの普及を行なっているとのことです。
以前はカルダノはオンラインカジノのプラットフォームということでICOが2016年に行われていましたが、現在はカジノの情報はあまりなく、イーサリアムを超えるスマートコントラクトを開発するということを強調しています。
もちろんオンラインカジノのプラットフォームもカルダノ上で開発はできると思いますが、現在は方針を変えたのではないかと感じています。
共同設立者の佐々木健二氏
佐々木健二さんは当初からカルダノ創設時の共同設立者となっている人物です。
2019年からインスタグラムを使い、非常に多くのフォロワーを増やしています。
佐々木健二氏が行なっている鬼ごっこでは彼を捕まえると賞金がもらえる。
彼が多くの人の注目を集めることになったのは、「佐々木鬼ごっこ」という鬼ごっこの企画です。
この鬼ごっこでは
●海外では100万円相当
●日本では50万円相当
の現金かビットコインがもらえるというもので、これまで大きな盛り上がりを見せています。
エイダコインの価格について
カルダノの最新の価格はこちら
カルダノのリリース後の価格上昇
エイダコインの上場後2017年10月から2018年3月時点の価格です。
エイダコインは上場後すでに10倍の価格を記録し上場しました。 そしてほとんどの仮想通貨が大きな値上がりを記録した2018年1月に130円という価格を記録し、3月時点で18円を記録しました。
しかしながら依然として、エイダコインの価格は上場後の2.2円の6倍もの値上がりとなっています。
これまでのカルダノの価格推移について
時期 | 価格 |
---|---|
2017年9月 | 3円 |
2018年1月 | 50円 |
2019年1月 | 4円 |
2020年1月 | 5円 |
2020年7月 | 14円 |
2021年2月 | 135円 |
カルダノのこれまでの価格推移になります。
当初3円という価格から市場にリリースされ、2017年末は一時的に100円を超える大きな価格上昇を記録しました。
しかしながらバブル期の価格は以上であったため、その後元の価格帯へ戻ることになります。
しかしながら2020年コロナウイルスの世界的影響から仮想通貨市場は価格上昇。カルダノも大きな価格上昇を続けています。
カルダノの注目のニュースと価格上昇要因について
カルダノのアップデート
CardanoロードマップはCardano開発の概要を示すものです。
Cardanoの開発は、Byron(バイロン)、Shelley(シェリー)、Goguen(ゴーグエン)、Basho(バショウ)、Voltaire(ボルテール)の5期に分かれています。
各開発期は特定の機能性に基づいて設定されており、この機能性は複数回のコードリリースによって配信されます。
Cardanoの各開発期は順を追って配信されますが、開発作業は並行して行われています。研究、プロトタイピング、開発が、異なる開発ラインで同時に進行しているケースが多々あります。
数年間におよぶ各開発期における取組みの詳細は、それぞれの専用ページで紹介されています。ここには、対象となる開発期の目的の概要とともに、主要な機能コンポーネント、関連する学術研究のリンク、進捗状況の更新情報、また、リアルタイムのコードコミットが掲載されています。ーカルダノ公式サイト
カルダノはプラットフォームとして、アップデートというシステムの改良を行なってきています。
システムの改良を行うことで、取引処理の高速化、ステーキングの対応など様々な機能をもつことになり、それがカルダノの価格上昇の要因ともなっています。
金利が受け取れるステーキング対応
ステーキングとは、通貨をより多く保有しているものが、その通貨に貢献していることから報酬が受け取れる、プルーフオブステークを採用したシステムになります。
2020年末にカルダノはステーキングに対応するとしており、それによって仮想通貨取引所に預けることで金利が受け取れるようになります。
そうすると通貨が売られることが少なくなり、価格が安定もしくは上がりやすくなると言われています。
ステーキングの特徴は以下の記事を参考にしてください。
アメリカ大手取引所のコインベースの上場
仮想通貨カルダノ、年内にコインベース上場の可能性もhttps://t.co/Nt1EDzTene
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) July 3, 2020
カルダノ(ADA)は大手暗号資産(仮想通貨)取引所、コインベースとカストディ(資産管理)契約を結んだ。20年末頃には、所有者はステーキングだけでなく、コインベースのコールドストレージ(暗号資産をオフライン上で保管する方法)にカルダノを保管できるようになるという。ーモーニングスター
コインベースはアメリカ最大の取引所で、コインベースに上場した通貨はこれまで多くの価格上昇の要因となってきました。
カルダノがモバイル決済で使われる
カルダノすげぇな…もう止まらんよ
ギャンブル&ゲームプラットフォームじゃない別の謎の通貨になっていてSDKも無くてなんで初期購入組が文句を一言も言わないのか意味がわからないんだが、金のチカラは本当に凄い https://t.co/iel3hBivUE
— 狸尊 (@GodTanuXT) May 9, 2018
カルダノが韓国モバイル決済大手「メタップスプラス」と提携しました。
この提携により今後カルダノが仮想通貨支払いで使用されていくことになります。
カルダノが購入できる取引所
*2020年7月現在のカルダノの取引所での取引状況
カルダノは海外の仮想通貨取引所で取引され、中でもバイナンスでは15%のシェアに至っています。
バイナンスは世界最大級の取引所と言われ、上場の審査も厳しい傾向にあるためカルダノにとって一番取引高がバイナンスであることはポジティブな要因となっています。
バイナンスについては以下の記事を参考にしてください。