ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を使って、災害の被災地などに寄付(募金)をする方法についてご紹介して行きます。
「仮想通貨の寄付」=「仮想通貨を送金する」
とうことになります。
仮想通貨は個人で24時間365日いつでも送金することが可能です。
仮想通貨などブロックチェーン技術が基盤なっているデジタル通貨は、直接個人間のやり取りを行うことを可能にした技術なので、仮想通貨を持っていればすぐにでも送金は可能です。
この記事の目次
仮想通貨送金の概要
仮想通貨はICOなどですぐに資金が調達できるのが有名です。
緊急事態では仮想通貨の送金であれば、1億円でも通常は30分という速さで送金し相手に着金します。
仮想通貨 | 法定通貨(日本円、ドル) | |
---|---|---|
営業時間 | 24時間365日 | 平日の営業時間 |
送金スピード | 通常30分(ビットコイン) | 数日から1週間程度 |
コスト | 安い(取引が混み合ってないとき) | 高い |
西日本豪雨災害の寄付をバイナンス経由で行う。
放送ご覧の通り
岡山県倉敷市大被害です。練習場所の拠点である
真備・倉敷・総社は特に被害が大きいです。真備の選手は無事が確認できていますが
グラウンドもチームの道具一式も家も水の下です。早く野球ができる環境に戻る事を祈ります。#西日本豪雨災害 #岡山スカイマーメイド pic.twitter.com/JrzdZKIs4j
— 岡山スカイマーメイド (@SkyMermaid_okym) 2018年7月8日
2018年7月初旬に発生した、西日本の豪雨災害の状況です。
仮想通貨取引所バイナンスが1億円の寄付を発表
世界最大の取引所バイナンス(Binance)が西日本豪雨災害の被害に対して、約
1億円の寄付を、仮想通貨BNB、BTC。日本円どれかで行うと発表しています。 金融庁(日本)から締め出されたバイナンスがまさかの日本に寄付を。。。 今年バイナンス1100億円と言う巨額な利益となる見込み。 https://t.co/Ef9rHfHgEK— 仮想通貨@オオヒラ (@pannajf) 2018年7月8日
Our hearts go out to the victims in West Japan. @binance will begin with a $1,000,000 USD equivalent donation in either BNB, BTC, or JPY. We also ask our crypto partners to join us and help our friends in need.
— CZ (not giving crypto away) (@cz_binance) 2018年7月8日
CZはどのようなルートを経由するかは、これから検討するとし、寄付をしたい人やプロジェクトはツイッターのスレッドでCZに知らせるよう呼びかけた。寄付をしたプロジェクトは、バイナンスに上場をリクエストする時、ボーナスポイントを得るだろうと述べた。
8日付TBSニュースによると、記録的豪雨で土砂崩れや水害が相次ぎ、西日本の13府県で合計で49人が死亡、7人が心肺停止、少なくとも56人が行方不明となっている。
バイナンスは今年3月、無登録で日本人居住者に営業したとして、日本の金融庁から警告を受けている。同取引所は同月、本社を香港からマルタに移転している。ーコインテレグラフ
バイナンスが個人の寄付についても募集する。
To make a donation through Binance, 1 (optional, skip to be anonymous) email us at donations@binance.com. 2. send ETH or ERC20 to 0xA73d9021f67931563fDfe3E8f66261086319a1FC. All outgoing tx from this address will be explained by Binance and used for charity purposes only.
— CZ (not giving crypto away) (@cz_binance) 2018年7月8日
バイナンスのCEOであるCZは、個人でもバイナンス経由で寄付ができるように寄付専用のアドレスを作成しました。
send ETH or ERC20 to 0xA73d9021f67931563fDfe3E8f66261086319a1FC
ETHまたはERC20(イーサリアムベースで作れた仮想通貨)で寄付専用のアドレスに送金することができます。
寄付専用アドレスの募金状況は
仮想通貨取引所バイナンス(Binance)CEOのCZが、西日本豪雨災害の寄付を個人から集めるための、「寄付専用イーサリアムアドレス」に続々と募金されています。
中には100ETH(530万円)とかありますね。仮想通貨の寄付は太っ腹。。。 pic.twitter.com/KeDlDPoHut— 仮想通貨@オオヒラ (@pannajf) 2018年7月8日
イーサリアムアドレスの場合、マイイーサスキャンというサイト取引アドレスを入力するとその取引状況がわかるようになります。
マイイーサスキャンのサイトは下記のボタンです。
上の画像はマイイーサスキャンのトップ画面です。
画面の右上の欄に「取引状況を見たいアドレス」を入力すると取引状況がわかります。
バイナンスに寄付する情報をメールで送る
バイナンスからは、寄付に関する情報をメールで送ってくれとありました。
仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」から、メールで送金方法の連絡がきました。指定されたイーサリアム に送金して、概要をメールで送ってくれとのことです。 pic.twitter.com/PepYqEYpZX
— 仮想通貨@オオヒラ (@pannajf) 2018年7月8日
バイナンスから私に来たメールでは、メールの内容に
- 名前(匿名化)
- 送金するイーサリアムの量
- 送り元のアドレス
- トランザクションID (もしすでに送った場合)
旨を記載してバイナンスにメールをしてくれとありました。*バイナンスの寄付用のメールアドレスです。
仮想通貨を送金先アドレスに送金する。
今回は国内仮想通貨取引所であるザイフから送金をしました。
ザイフのログイン後の画面から「取引」「入出金」「イーサリアム 」「送金」を選択して行きます。
送金画面で「送金先のアドレス」「送金量」「2段階認証」
を入力して送金をします。
ザイフ取引所の詳細については「Zaif(ザイフ)仮想通貨取引所〜おすすめしたい評判と口コミについて」を参考にしてください。
またイーサリアム 専用アドレスの「マイイーサウォレット」でイーサリアム を持っている方は、「マイイーサウォレットの使い方、送金方法」をご覧ください。
送金後の取引を確認します。
仮想通貨取引所(Binance)経由で、西日本豪雨災害についてイーサリアムで寄付しました。(0.018ETH) イーサスキャン(Etherscan)でちゃんと送金が反映されています。 pic.twitter.com/Lhxebwtvx5
— 仮想通貨@オオヒラ (@pannajf) 2018年7月8日
先ほど説明したように「イーサスキャン」で募金用のアドレスを入力すると送金手続きをした「0.018ETH」が確認できました。
まとめ
以上が仮想通貨を使った募金方法のご紹介でした。
今回のような募金については、仮想通貨だけでなく、Yahooやクレジットカードを使った募金など様々選択肢があります。
もし仮想通貨資産を持たれている方であれば、自分で中間者を通さずに直接送金することが可能です。