公務員(国家・地方)の方々で、仮想通貨のこれまでの値上がりから、ビットコインなどの購入を考えている人も多いと聞きます。
公務員は営利目的の副業は法律で禁止されていますが、ビットコインを買うといった仮想通貨投資は、株やFX(外国為替)と同じで副業には当たりません。
公務員は安定している職業として有名ですが、家庭を持ったりマイホームを購入すると贅沢はできず、自分で今後老後も含めて資産運用をしたいと考える人が増えてきているのです。
仮想通貨は副業禁止に当たらない。
公務員の副業規定には以下のようにあります。
国家公務員▼
(私企業からの隔離)(国公法第103条)
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。(他の事業又は事務の関与制限)(国公法第104条)
職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。
地方公務員▼
(営利企業等の従事制限)
第38条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない
つまり営利目的の収入を得てはいけないと書いています。
基本的に仮想通貨の収入は雑所得であり、株やFXと同じように投資をすることができます。
不動産投資については、一定規模以下であれば許されるとしています。
税率について
公務員が行うことができる投資の税率について簡単に概要を説明します。
基本的に投資については
・株・・・一律20%
・FX・・・一律20%(国内FX業者での運用)
・仮想通貨・・累進課税制度、最大55%
となっており、まだ投資として新しい仮想通貨は累進課税制度が取られています。
累進課税制度は、所得が多くなればなるほど、税率が大きくなるので、
例えば、公務員の所得が500万円であれば、仮想通貨の収入が300万円であれば、合計800万円分の累進課税制度の税率が適用されることになります。
税金についての詳細については「仮想通貨の詳しい税制について」の記事を参考にしてください。
公務員こそ仮想通貨投資がオススメ
警察官、公務員も、仕事よりも1人の人間…規律が厳しい世界にいれば、ストレスも溜まります…リフレッシュも、必要では?
ストレスに晒されながら、仕事をするのは耐え難いと思います…— 麻莉菜 (@ktm618ariana) 2018年8月16日
公務員は鬱の人が多い。特にド真面目で不器用な人だ。言い方悪いがそもそもみんなそんなにちゃんとやってない。手を抜いていいところは抜いてるしポンコツ管理職を始め楽好きじゃん。全て抱え込んでしまったり重く考える必要はなし。人間関係も含めていかにストレスを減らしていくかが大事だと思う。
— 叫びさん (@koumuinyameru11) 2018年8月12日
公務員に就職する人は、安定を目標として公務員になる人が大半と聞きます。
規律が厳しい環境で、仕事にやりがいを見出さず安定した給料をもらうために、会社に行って帰ってきての生活をしている人が多いのではないでしょうか。
公務員の世界では特に上司との関係が出世につながると言われていますが、中には上司が信頼できない、頑張っても年下の同期が早く出席したり自分ではどうしようもない場合もあるのです。
ですが、収入があればゆとりが増えるのは確かです。
今後公務員といっても、消費税や社会保障費の増大から資産の目減り、そして退職金の減少と避けられない状況となっています。
公務員でも株式投資として、NISAやidecoを考えている人も多いかもしれませんが、新しい投資として仮想通貨で実用性のあるものに投資をすることで今後十分に可能性がある。
公務員が仮想通貨で170万円の利益 (実話)
これは実際にあった話として、公務員が仮想通貨にビットコインの価格が30万円の時に30万円分投資をして、2017年末にビットコインの価格が200万円になり、170万円もの利益を得ました。
その後個人的にブロックチェーンという新しい技術に興味があり本で読んでいたのですが、その技術で作られたものが仮想通貨と知り、知人がビットコインを持っているのもあり、ビットコインが30万円の時に30万円(1BTC)のビットコインを買いました。 その後いっとき持っていることを忘れていたのですが、年末に大きく高騰し驚きました。
現在は子供の養育費と住宅ローンがあり、残業したとしても毎月少ない小遣いだったので、本当に嬉しかったです。妻には冷蔵庫を買ってあげました。
公務員は安定志向なので「投資は危険」みたいな人が多いので、こういう人もいるのは感心しました。
ビットコインを買う場合についてはビットコインの価格が100万円であれば100万円のお金が必要というわけではなく、1000円程度から買うことができます。
詳しくは、「仮想通貨はいくらから買えるの?」の記事を参考にしてください。
公務員にオススメの仮想通貨投資法
公務員にオススメの投資法については、まずビットコインのことについて価格だけでなくどういった技術なのかを知ってみることをオススメします。
そして
- ビットコインやイーサリアムなどの時価評価額の高い通貨に分散投資
- 2ー3年は持つようにする。(その中でチャンスがくれば利益確定)
- 余裕がある人は毎月仮想通貨を積み立て投資をする。
ということがオススメの投資法と言えます。
時価評価額が高いとは、世界中で多く取引をされているということです。なので、そういった通貨にメインで分散投資(2、3通貨程度)をして、余裕があれば積立を行っていくことがオススメです。
仮想通貨に投資する場合は、値動きが大きいため一回で全ての資金を入れずに分散させて投資をしておくことがオススメです。 取引所で仮想通貨を買いますが、口座開設は無料なので、早めに口座開設をしていつでも取引できる準備はしておいたほうがチャンス相場にも乗ることができます。