ビットコインなどの仮想通貨投資と株式投資はどちらが稼ぐためには良い投資方法なのか?
株の投資ではロボットアドバイザー などの投資方法も出てきており、これらの違いを比較し、リスクや税金(損益通算)、運用方法などを含めてご紹介して行きます。
このサイトは仮想通貨の投資ブログですが、個人的に株式投資も行っており、実際の経験も交えて有益な情報をお伝えできたらと思います。
この記事の目次
仮想通貨と株について比較
仮想通貨 | 株 | |
---|---|---|
管理者 | ない | 証券会社 |
現物 | なし | あり |
送金(支払い) | できる | できない |
取引時間 | 24時間365日 | 平日(9ー16時) |
配当 | なし | あり |
最低購入金額 | 数百円から | 1000円くらいから |
値幅 | 大きい | そこそこ |
税金 | 累進課税(最大55%) | 特別課税一律20% |
上の表は、仮想通貨と株の違いをまとめたものになります。
仮想通貨は通貨としての機能を持っているのに、対して株は会社の株を持つということになり、両方に共通するのは「価値がある」ということになります。
仮想通貨について
ここから仮想通貨の特徴についてご紹介して行きます。
仮想通貨は管理者が存在しない。
仮想通貨は「ブロックチェーン」という仕組みよって成り立っており、「個人間で直接取引ができる」ということで、管理者が存在しないということになっています。
管理者がいないということは、例えば海外に金を送金するときに銀行を通じて行いますが、ブロックチェーンの技術では、直接個人に送金をすることが可能です。
しかしもビットコインであれば30分、リップルであれば数秒で相手に送金が可能です。
We examined the top digital assets for payments, comparing their speed, cost and scalability. Here’s what we found. https://t.co/zgPXYXm8rv pic.twitter.com/UUHX0BFd14
— Ripple (@Ripple) December 11, 2017
上は、リップル(XRP)送金が他の仮想通貨と比較したものですが、リップルの数秒で相手に送金ができる技術はすでに、東京三菱UFJ銀行をはじめとして取り入れられ始めているのです。
ブロックチェーンはこのように次世代の技術として世界中で取り入れられていますが、マネーロンダリングなどの規制は今後さらに進んでいくと思われます。
仮想通貨の仕組みついては、「ビットコインとは?特徴と評判について」の記事を参考にしてください。
仮想通貨を取引するところと、いくらから買える
仮想通貨を取引するところを「取引所」と言っています。
取引所では口座開設をして、その後日本円を入金して仮想通貨を買うという流れになります。
ビットコインなどの仮想通貨は「数百円」くらいから購入することが可能です。
日本の仮想通貨取引所では「ビットフライヤー」が有名です。
仮想通貨の購入方法については、「ビットコインの買い方について」の記事を参考にしてくください。
デジタル通貨で送金が可能
ビットコインをはじめとして仮想通貨は、デジタル上の通貨なので「実態がありません。」
仮想通貨を持つと、多少違和感がありますが、通常の買いで付くポイントやデビットカードのようなものに似ています。
しかしながら「送金の機能」があることから、「支払い」を行うことができます。
仮想通貨の莫大な利益と大きなリスク
上のチャートはビットコインのチャートになります。
例えばビットコインは
2017年:7万円→200万円
2018年:200万円→70万円(7月現在)
とう価格を記録しました。
1年で20倍という大きな値上がりをしたことは、世間に仮想通貨の存在を気づかせることになりました。
しかしながら、200万円から70万円まで下落したビットコインは「リスク」も株に比べて高いと言えます。
ビットコイン以外の他の通貨は300や400倍という驚異的な値上がりもあり、金融資産で「億」以上の資産を持つ人を「億り人」と呼ばれたりしています。
価格が400倍を超えた「リップル」などは、25万円で1億円以上の収益を得ることができました。
仮想通貨の値上がりについては「2017年の仮想通貨値上がりランキング」をご覧ください。
株について
ここからは株についてご紹介して行きます。
株は会社への出資
株は証券会社が仲介し会社に出資することを言います。
株は証券会社で取引が可能
株は証券会社というところで取引をすることができます。
証券取引所というところに上場している会社の株を買うことが可能です。
- 株の取引時間は平日9時から16時
- 証券取引所に上場している会社の株を買うことが可能。
という特徴になります。
ネット証券では大手の多くの人が「SBI証券」や「楽天証券」などで口座開設をしている人が多いと思います。
国内の有名なネット証券は「オススメしたいネット証券ランキング」の記事を参考にしてください。
株の値上がりについて
このチャートは日経225のチャートになります。日経225は国内の大手企業225の株価を平均したものです。
2017年は20000円から24000円まで上昇しています。
ビットコインは7万円から200万円まで上昇したのに比べて、値上がりは大きくはありませんが、仮想通貨に比べて「ローリスクローリターン」の投資と言えます。
株はいくらから買える?〜ミニ株で安く買える
株は通常「100株単位」など決まっており、その場合は数十万円から買うことができます。
ですが、「ミニ株」であれば「1株単位」で変えますので、株価が3000円であれば、3000円から株を買うことができます。
なので、仮想通貨と比べて株は同じくらい安く買うことができます。
株のミニ株については「ミニ株で儲けよう〜ミニ株の買い方」の記事を参考にしてください。
新しい投資ロボットアドバイザー
ロボットアドバイザーは、資金を入れれば後は自動でAIが運用をしてくれる新しいタイプの投資になります。
ロボットアドバイザーのウェルスナビナビは、マイナスからプラスに!株価が全体的に下がっているなか上手く運用してくれてるみたい!#ウェルスナビ #Wealthnavi pic.twitter.com/wYvDCBhAVb
— ヨリコ@専業主婦兼投資家 (@yorikokabu) July 9, 2018
運用銘柄 | 国際分散投資 |
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手数料 | 約1% |
運用方法 | 全自動 |
特徴 | ローリスクローリターン |
ロボットアドバイザーは、ローリスクローリターンの投資として、中長期で運用する投資方法になります。
個別株が大きく下がっている時には、マイナスが数%だったりとロボットアドバイザーは普通の株の売買に比べても安定している傾向にあります。
ロボットアドバイザーの特徴については「ロボットアドバイザーが初心者へオススメの理由」をご覧ください。
税金はそれぞれ別で損益通算はできない。
税金については、
仮想通貨は累進課税(最大55%)
株は特別分離課税(一律20%)
という区分になっています。
仮想通貨はまだ新しい投資の一つであり、将来的には株と一緒で分離課税の可能性もあると言われています。
仮想通貨の詳しい税金について「仮想通貨の税金の仕組み」の記事を参考にしてください。
どちらも運用するのがオススメ
仮想通貨と株の運用はどちらがオススメというと「両方投資」を行うというのが個人的にオススメです。
・仮想通貨を安値で仕込んでおくことによって、大きな利益を狙う。
・株やロボットアドバイザーで安定的に運用
という風に「攻めの投資」と「守りの投資」をバランスよく行っていくことが重要です。
仮想通貨の取引高は2018年8月現在で80兆円と株の8000兆円に比べてもまだまだ低い取引高になっています。
なので、これから大きな利益を少額から狙っていくことを考えれば、仮想通貨は良い一つの投資の選択肢となると考えています。