ビットコインをはじめとした仮想通貨はこれまで通貨として、少なからず盗まれたり取引所が破綻したりしています。
怪しいイメージを依然として持つ人もいて、そういった点を踏まえて仮想通貨を運用する場合の危険性・リスクについてはまとめていきます。
仮想通貨を運用する上でリスクを知ることはとても重要なのです。 FXにしても株にしても投資にしてもリスクをとって運用をしているのです。
ですが、もし買って持っておくだけで2016〜2017年のビットコインみたいに約5倍の値上がりを記録してたりすると当然気になりますよね。
この記事を読んでいる人は、ビットコインは怪しくて危険なイメージがあるけど、かなり値上がりしているから気になるという方が多いかもしれません。
それもそのはず、ビットコインはこれまでの歴史で、取引所がつぶれたり、コインが盗まれたりしても価格は上がってきているのです。
この記事の目次
ビットコイン(仮想通貨)は怪しいというイメージ
仮想通貨が怪しい、危険というイメージは2013年のMt.Gox(マウントゴックス)からビットコインが盗まれ取引所が破綻したことが大きな原因だと思われます。
インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するMTGOX(東京・渋谷)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。債務が資産を上回る債務超過に陥っていた。顧客が保有する75万ビットコインのほか、購入用の預かり金も最大28億円程度消失していたことが判明した。-日本経済新聞
上の画像はマウントゴックスが波状して原因でビットコインの価格が低下したグラフになります。(2013年11月から2014年3月のチャート)
この事件をきっかけに、「ビットコインは危ない」「仮想通貨は危険だ」というイメージがついたと思います。
そして現在でもそのイメージを持っている人もいます。
ですが、マウントゴックスが波状した時のビットコインの価格は6万円だったのが2017年末には歴史的な価格として200万円に到達しています。
原因はマウントゴックスのセキュリティの問題と言われています。また内部の犯行とも言われ、当時社長であったマルク・カウプレス氏が顧客のビットコインを盗んだという容疑で裁判にかけられていました。
しかしながら2017年に、ギリシャで6年にわたり『4400億円のビットコインを盗んだとして男が逮捕🔗』されています。その犯人はマウントゴックスのビットコイン流出も関係しているとのことです。
現在の国内仮想通貨取引所のセキュリティについて
このことで考えることは、仮想通貨はデジタルの通貨。つまり盗まれやすい可能性があるということです。
現在の国内仮想通貨取引所は顧客の資金をコールドウォレットと言ってオフラインのウォレットに保管するようにしています。
以下コインチェックの資産の保管についての説明です▼▼
お客様及び bitFlyer が所有する 80% 以上のビットコインは、ネットワークから隔離されたコールドウォレットに保管されています。コールドウォレットは多数の物理セキュリティロックと、24 時間監視システムにより強固に守られております。
仮想通貨は盗まれると帰ってこない可能性が高いため、しっかりとセキュリティ対策をして保管する必要があるということです。
取引所のセキュリティが高くても、特に使用者が二段階認証をしていないなどは、仮想通貨が盗まれる可能性があるため、しっかりと二段階認証をしておく必要があります。
取引所のハッキングについて
仮想通貨、盗難や消失被害が後絶たず
→取引所はセキュリティー対策を強化しているが、すきを突かれてハッキング被害にあっているのが現状
→業界関係者「仮想通貨のシステムはまだ堅牢とはいえず、ハッキング集団に標的にされている面もある」https://t.co/ajZqFPiaMO #コインチェック pic.twitter.com/8MQoIgInUE— 産経ニュース (@Sankei_news) January 26, 2018
これまで仮想通貨取引所を牽引してきた、「コインチェック」や「ザイフ」では仮想通貨が流出するという事件が発生しました。
仮想通貨取引所で仮想通貨が流出した主な理由については
▶️取引所が小規模であったため、仮想通貨の監視体制が不足していた。
▶️仮想通貨をオフラインのコールドウォレット常時保管していく必要があるのに、一部オンラインのウォレットで
保管していたため、そこから仮想通貨が盗まれてた。
と、取引所の規模とセキュリティに体制の構築が不足していたと言えます。
大手企業が仮想通貨業界に侵入してくるこの流れは続くと思うわ。
詐欺の仮想通貨はどのようなものなのか?
仮想通貨は現在1000種類以上にものぼり、このうち詐欺は90%以上を超えていると言われています。つまり金儲けの道具として仮想通貨を作っている人が多いと思います。
仮想通貨という名で資金を集めるためです。
では詐欺通貨の特徴とはどういうものでしょうか?
以下の項目にその傾向をまとめていますが、あくまでも傾向ですので一部当てはまっても詐欺ではない通貨もあると思います.
- 大手の仮想通貨サイト(ニュース)で取り上げられていない。
- 大手の仮想通貨取引所で取引されていない。
- 未公開通貨は資金を失うリスクがあることを理解する。
詐欺が狙うのは3番目の未公開通貨つまりICOというものです。
このICOはまだ取引所にリリースされる前に資金を集めることを目的としたもので、詐欺通貨は主にこう言った機会を狙います。
未公開通貨はまだ取引所に公開されていないため、公開前に計画が破綻して資金を失う可能性があることは理解しておくことが必要です。
こう言った事例もあるため、ICOに参加する人は依然として多いのです。ですが、初心者の方は仮想通貨の知識が身につくまで手を出さないことが大事だと感じています。
詐欺の通貨として世界的に有名なものに「ONEcoin(ワンコイン)🔗」というものがあります。また国内では「クローバーコイン🔗」も詐欺として疑われていました。
仮想通貨の値幅が大きい
リップル100円目前ですね😊 pic.twitter.com/FcaG9UGNzV
— 仮想通貨@オオヒラ (@pannajf) 2018年4月21日
仮想通貨おいて、感じるのが値幅が大きいということです。
株や外国為替に比べても1日の値幅が大きく、10%も価格が動くこともあります。
ですがこれまでのビットコインや他の仮想通貨は右肩上がり、たとえ買って一時的に価格が下落しても一時すると価格が上がりほとんどの方が利益を得ている状況です。
仮想通貨の投資で気をつける必要があるのは、『急騰後の急落🔗』です。 よく仮想通貨はこれまで大きく一気に値上がりした後は急落する特徴があります。
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仮想通貨の危険性と値上がり益
仮想通貨はこれまで盗まれたきた歴史から怪しいイメージを持たれている人もいます。
ですがそれにも関われず価格上昇してきているのです。
ではなぜ中長期的に価格は上昇してきているのか?
上のチャートはビットコインの2017年末から2018年12月のチャートです。
これまで1年後の価格を比較してみると
- 2016年12月5万円
- 2017年12月→200万円
- 2018年12月→40万円
と2018年は大きな下落相場だったものの、2016年と比較しても8倍の価格上昇となっています。
価値があるから盗まれるということ。
【速報】仮想通貨取引所Zaifがハッキング被害で67億円流出、フィスコが株式を過半数取得・50億円支援へ https://t.co/ml2G3KFJei
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) September 19, 2018
ビットコインなどの仮想通貨を盗もうとするのはハッカーです。
基本的に価値がないものは誰も盗みません。 価値があるからこそ盗むのであって、これは非常に重要な視点となります。
盗まれるから危険なのではなくて、価値があるから盗まれるということです。
盗まれるのは現金であれ、振込詐欺であれば同じなのです。
2018年1月に国内の仮想通貨取引所コインチェックで『580億円相当の仮想通貨ネムがハッキングにあい流出🔗』しました。
この金額は当時世界最大級の流出金額と言われています。*コインチェックはその後被害者に現金で流出した分の被害額を保証をています。
このように仮想通貨を取り扱う取引所も常にハッカーに狙われているのです。
個人のウォレットで仮想通貨を保管する重要性
最近では仮想通貨を取引所においておくのではなく、個人用ウォレットとして『レジャーナノS🔗』などを個人で所有して保管し、セキュリテイを高めることも増えてきています。
私も金額が大きいものに関しては、個人用のウォレットで保管しています。
仮想通貨は実用化されてきている。
ビットコインは実際決済手段として一部の店舗で使われきており、有名なところでビックカメラやDMMやメガネスーパーなどがあります。
実例として以下のものがあります。
仮想通貨は怪しい、危険だというイメージでいる人が一部としている反面、仮想通貨のブロックチェーンを使った技術の普及は世の中はどんどん進んでいるのです。
仮想通貨は安全資産としての役割を持つのか
訪問者が42%増えたビットコインサイトも トルコ通貨リラ急落で仮想通貨の取引高が増加⚡️
◆トルコのイスタンブールからhttps://t.co/W3iSxJD5l8への訪問者数が42%急増
◆ビットコイン1秒ごとの取引高や取引所の取引高も増加https://t.co/HmwGvb4WUm
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) August 15, 2018
ビットコインを含めて仮想通貨は支払いができますが、中でも「安全資産」として注目を集めてきています。
金融危機が発生した国の国民はビットコインを購入しているという事実があります。
その理由としては。
▶️自国の通貨の値下がりより仮想通貨の方が値下がりが少ない。
▶️仮想通貨は「管理者がいない」ため自分の資産として保有することが可能。つまり法定通貨と違い政府に没収する可能性が低い。
▶️仮想通貨のウォレットには秘密鍵がついており、秘密鍵さえ知っておけば、他国に亡命しても仮想通貨を元の状態に復元することが可能。
ということが挙げられます。
本当に意味がなく、価値だけついているものであれば10年も価値を持ち続けることなんてないからです。
仮想通貨投資では夢がある、しかししっかりとした知識が必要
この記事を書いている私についても2016年から仮想通貨に投資をしており、100万円以下の元手での1000万円以上の収益を得ています。
1000万円の資産を手に入れるのに、普通の会社員の人はどれだけ働かないといけないのでしょうか。 また特に年功序列で若い人の給料は安く、また若い青春時代の貴重な時間を割いて仕事をしているのが現状となっています。
そう言った中で少額からでも大きなリターンの可能性がある仮想通貨では人生をかえる経験をした人は少なくないのです。
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私の話になりますが、2017年1月にビットコイン価格が10万円だった時に、現在年金受給者の父に電話して、「ビットコインはこれから将来性があるから勉強して投資をしてみたら?」と提案してみました。
父はそれに対して「危ないから、やめた方がいいと」という返事でした。父はよく知りもしないのに、仮想通貨は危ないと決めつけていましたが、しかしながら2017年末ビットコインは『200万円を記録』しているのです。
仮想通貨の投資については、投資する人が納得して投資をすることがとても重要になってきますし、そのためにも仮想通貨の基礎知識について、しっかりと知っておく必要があります。
セキュリティが高い取引所で取引を行う。
仮想通貨の危険性についてご説明してきました。
仮想通貨を取引する場合には
・セキュリティが高い。
・資本力がある。(保証される可能性が高い)
・国内取引所がより安全。
などの要件を備えた取引所を選ぶことが重要です。
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そしてこれまで多くの人が仮想通貨で利益を上げてきています。