国内仮想通貨取引所である「ビットポイント(bitpoint)」は、上場企業が運営し資本力が国内でも高い取引所として、他よりもいち早く電話でのカスタマーサポートを設置するなど顧客満足度も高い取引所になります。
この取引所の社長が「小田玄紀社長」で、親会社であるリミックスポイントの社長も同時に務めており、メディアや自身のブログ(アメブロ)などでも積極的に情報発信をしており、その中から注目のコメントや発言をこの記事でまとめていきます。
小田社長は、仮想通貨で有名な本である「1時間でわかるビットコイン入門」を執筆しており、その事でビットポイント取引所を知っている人も多くいます。
この記事の目次
小田社長について
東京大学在学中に起業し、その後に事業を売却し、マッキンゼー出身者と共にベンチャーキャピタリストとして多くのベンチャー企業に対して投資を行う。
海外の機関投資家との交渉や債券投資なども手掛けており、金融・投資のスペシャリストとして活躍している。
ビットポイント取引所については現在
・取引所の運営
・仮想通貨決済店舗の普及
・海外取引所の拡大。
・航空会社ピーチと仮想通貨決済の提携について協議中
・ビットコインATMの設置の普及
など幅広く仮想通貨関連事業を行なっています。
先日、ネットで購入した傘。無駄にカッコイイ。 pic.twitter.com/QT1twpaRrJ
— 小田玄紀 (@genkioda) 2013年10月4日
プロフィールの画像はきっちりしている印象だけど。
母の還暦&料理教室15周年&レシピ本出版記念パーティ。100名を超える方にご参加頂きました。 pic.twitter.com/Joie8cfX37
— 小田玄紀 (@genkioda) 2013年9月7日
スタンドアップパドルサーフィンのスクール中 pic.twitter.com/q90de7fLXg
— 小田玄紀 (@genkioda) 2013年8月3日
DMM電子書籍 期間限定セール 小田玄紀『1時間でわかるビットコイン投資入門 〜誰でもできる超シンプル投資法〜』
50%pt還元 648円https://t.co/lq1RefFuFP— 電子書籍セール情報 (@denshosale) 2018年8月21日
これからは小田社長自身の「ブログ」から仮想通貨事業についてまとめていきたいと思います。
取引所への業務改善命令について
上場企業のリミックスポイントが運営するビットポイントは、元金融庁長官が特別顧問にいるので、対策は万全!!
狼狽える事なかれ仮想通貨、複数の交換業者処分へ 金融庁: 日本経済新聞 https://t.co/ridm4BD3i7
— 怪人ドゥーク (@Zicokkk000) 2018年3月7日
平成30年6月22日に関東財務局よりBITPointに対して業務改善命令が発出されました。仮想通貨交換業者に対して漸次、金融庁の立入検査が入っておりBITPointも4月18日から検査が着手されて検査対応を行ってきました。
この検査の結果としてBITPointとしては以下の6つの点に関して管理態勢の強化を求められました。
- 経営管理態勢の構築(内部管理部門及び内部監査部門の機能が十分に発揮できる態勢の構築を含む)
- マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に係るリスク管理態勢の構築
- 利用者財産の分別管理態勢の構築
- 利用者保護措置に係る管理態勢の構築
- システムリスク管理態勢の構築
- 仮想通貨の新規取扱等に係るリスク管理態勢の構築
改めて、利用者・顧客から資産を預かっている金融機関としての自覚を高め、また、何よりも大事なこととしてマネロンやテロ資金等に活用されることを防ぐことを意図して、抜本的な態勢強化に努めます。
なお、今回の当社を含む仮想通貨交換業者に対する行政処分の発表を受けて、いくつかのメディアの方からも問い合わせを受け、その度に回答をしていますが、当局としては決して仮想通貨市場に対して否定的ではないと私自身は認識しています。‟今の仮想通貨交換業者“に対しては改善すべき点が多々あり、そのために指導をしている状態ですが、これは規制が目的ではなくむしろ将来的な育成が目的だと素直に考えていますし、実際の折衝でもそのように感じています。
サッカー日本代表の本田選手のイメージキャラクター起用について
BIT Pointで本田圭佑さん( @kskgroup2017 )をイメージキャラクターに起用することを発表しました。 https://t.co/QJTvMjgvZD pic.twitter.com/FB1Y8uGgST
— 小田玄紀 (@genkioda) 2018年8月19日
さて、前置きが長くなりましたが、このような前提となる考えから、逆境にある日本の仮想通貨市場を再興させたい。また、これまで以上に幹のしっかりとした経営管理態勢を構築するためにもイメージキャラクターを探していました。
その中で様々な御縁で本田圭佑氏と知り合い、先日のサッカーW杯で逆境にあった日本代表チームを決勝リーグ進出にまで導いた立役者の一人であること、またアスリートとしてだけでなく起業家・投資家としても活躍するその姿勢が当社そして日本の仮想通貨市場を活性化するために必要と考えて契約をさせて頂きました。
また本田圭佑氏と当社の強い要望であまり会社名を連呼したようなCMや軽い雰囲気のCMはつくりたくないというこだわりがありました。
結果的に、ロサンゼルスのハリウッドスタジオを借り切って、ハリウッドクオリティでイメージ動画をつくることになりました。
これまでの仮想通貨のCMとは一線を画す重厚感ある仕上がりになっていると思います。
本田選手起用の CMについての詳しい概要は「本田圭佑選手が仮想通貨の広告(CM)に出演!〜ビットポイント取引所」の記事を参考にしてください。
仮想通貨相場は今後どうなるのか? 終わったのか?
こうしたことから、最近では海外に行っても多くの人から「日本の仮想通貨市場はもう終わっちゃったのか?」と聞かれるようになりました。
ただ、この考えは誤解です。この質問に対してはいつも「むしろ、始まってさえいないよ」と答えています。
去年の時点では、仮想通貨に関して法律が整備されたのは日本だけでした。現在はこの法律も参考にしながら、様々な国で法律が施行準備されています。
タイでは8月から施行されましたし、イスラエルでも10月から施行されます。アメリカでもビットコインとそれ以外のトークンで管轄官庁を分けて規制する方向ですし、韓国や中国でも今後同じような流れはきます。
また、これまで仮想通貨は一部のネット系企業が中心でしたが、明らかに海外では金融機関が主体です。各国で法律が施行されたら、一気に仮想通貨市場は活気を取り戻し、むしろ、それはこれまでとは比にならない位の規模になっていくことを肌感覚で感じています。
今、日本の金融庁が考えていることは、まさにこうなった際に日本の仮想通貨交換事業者がしっかりと対応できるための経営管理態勢を強化するべきということだと個人的には考えています。
事業者側として金融庁の方と対話をして感じることは、決して仮想通貨市場を規制したいという意識でなく健全な成長を実現したいという覚悟です。
ビットポイントの仮想通貨事業への未来像
小田社長は今後のビットポイントの事業展開については
- 仮想通貨送金・決済サービスの拡充
- 海外取引所の展開(現在は:香港、韓国、中国浙江省、台湾、マレーシアに取引所を設定しており、今後も東南アジアを中心に業務拡大予定)
- 取扱通貨の拡大
が挙げられます。
格安航空会社であるピーチと現在仮想通貨決済の導入についても計画が進んでいますし、海外取引所についてもどんどん拡大が進んでいます。
海外の取引所では取扱通貨が日本に比べて規制が緩いところもあり、どのような通貨を海外で取扱をして行くのか注目を集めています。
また日本でも今後仮想通貨の取扱数を増やす予定としているとのことです。