ビットコイン(通貨単位BTC)は1月8日に史上最高価格の400万円を記録し、その後420万円まで上昇したあと下落調整となりました。
*1月14日にビットコインは350万円代の水準から400万円近くまで大幅反発
しかしながら今現在もビットコインの年間の価格上昇率は300%と3倍もの上昇率となっています。
ビットコインは2020年ニ機関投資家の参入により大きな価格上昇となったため、ビットコインを買えなかった投資家で価格の下落を注意深く見ている人も多くいると感じています。
現在のビットコインのチャート分析と注目のニュースについてお伝えしていきます。
この記事の目次
ビットコインが下落調整中。350万円台の水準に
ビットコインは1月8日以降に、400万円、その後420万円を記録しました。
420万円を頂点として一時320万円まで下落し現在350万円で推移をしています。
直近では350万円の価格に、価格が収束しておりここから上下どちらかに動くかが注目されます。
420万円から350万円までの下落率は16.7%
これまでの過去のビットコインの大きな下落率は35%程度となっているため、それを想定すると273万円という価格になります。
この300万円から270万円で待ち構えている投資家も個人的によく目にします。
ビットコインの下落調整で起点となる価格帯
ビットコインの価格の下落調整が下の方に進む場合、どの部分で一度止まる可能性が出てくるかを赤枠でチャートに示しています。
既に述べて300万円から270万円の価格帯は上から二番目の価格帯となっています。
また押し目買いで買いを検討したい部分もこの部分を考慮するといいのではないでしょうか?
1月14日(追記)ビットコインが上昇反発
ビットコインが1月14日に350万円代の水準から大幅反発し400万円の水準まで上場しています。
そうなると短期的には350万円が押し目とも言えますが、今後は420万円を超える値動きとなるのかが注目されます。
CryptoQuantのKi Young Ju(@ki_young_ju)CEOは、「直近の暴落局面において、3万ドル〜3万2千ドルの押し目で購入した機関投資家の多く、ビットコイン市場は、新たなラインで”リスタート”を切った可能性がある」と指摘。
情報の中には今回の下落で機関投資家の買いが入った可能性があるとあります。
3万ドルは約311万円となっており、1月11日の大きな暴落から一瞬にして上昇したのがその要因と考えられています。
ビットコインについての注目のトピックス
SECの長官が交代〜仮想通貨支持派
米商品先物取引委員会(CFTC)のGary Gensler元会長がSECの次期長官として指名される予定であることが新たにわかった。ロイターが報道した。
ロイターによると、Gensler氏の指名は数日以内に正式に行われる。同氏はバイデン新政権の政権移行チームの金融政策責任者を務めていた人物で、オバマ政権下の2009年から2014年にかけてCFTCの会長を務めた他、クリントン政権下では財務省で国内財務次官を務めていた経歴を持つ元官僚。ーコインポスト
Gary Gensler氏は以前からビットコインや仮想通貨(ブロックチェーン)について前向きな姿勢を持つ人ととして知られています。
昨年末にリップルがSEC(旧体制)から提訴をされましたが、これについてどのように規制を作っていくのかが注目されています。
またなんといってもSECと言えば、これまで何度も否決を続けていたビットコインETF。
ビットコインETFは、市場活性化の起爆剤となるため、2021年大きな注目のトピックスと言えます。 *ビットコインETFはビットコインの価格に連動した投資信託。ビットコインを直接買わなくて良いので安全性、そして証券なので税率も違ってくる。
銀行が仮想通貨の取り扱いに対応する可能性
米国通貨監督庁(OCC)の最高責任者であるブライアン・ブルック氏は、分散型金融(DeFi)を自動運転車に例え、人間が運営に関わらない新しい銀行の形態「自動運転銀行」の概念を提示した。
このブライアン・ブルック氏は、米大手の仮想通貨取引所コインベースで法務責任者を務めた方で、この発言は今後銀行が可能性を取り扱う可能性を示唆してくれて非常に重要な内容とも言えます。
またOCCは先日銀行が仮想通貨のステーブルコインを取り扱うことができるという大きな発表もしており、2021年のアメリカの規制に大きな注目が集まっていると言えます。