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ビットコイン1日で10%の大幅下落!!〜今後の展開と運用方法について

ビットコイン10%の大幅下落(1日)〜今後の展開と運用方法について
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暗号資産(仮想通貨)ビットコインは2021年4月16日の700万円を頂点に下落し、23日には1日で10%もの下落を記録し、535万円の価格となりました。

現在の価格である535万円は16日の700万円の価格の約ー23.5%にもなります。

今回の調整は2021年からの大きな上昇トレンドのトレンドラインを下に割る大きな下落と言え、投資家の中には下落率が大きいことから下目線に見ている人も増えています。

短期の大幅下落は非常にストレスを伴う場合もありますが、ビットコインの下落は週足単位など長期で見ると実はまだ上昇トレンドと見れるのです。

仮想通貨市場の下落の状況、そして私自身の下落相場の考え方についてご紹介していきます。

ビットコイン23日に10%もの大幅下落

ビットコインの日足チャートになります。

ビットコイン16日の700万円の価格を頂点として23日時点で535万円と23%の下落となりました。

ビットコインの下落の特徴は以下のとおりです。

●3月の安値からのトレンドライン(赤の斜め線)を下に割る。

●3月下旬の節目の安値である560万円を下に割る。

●2月下旬の安値ゾーンで現在は止まっている。

●次の節目の安値は420万円〜460万円のゾーン(ここを割ると。。。)

この主要な安値を短期で割っているため、下目線に切り替えている投資家は大きのではないでしょうか。

週足チャートで見るとビットコインは上昇トレンド継続中

ビットコインの週足チャートです。週足は一つのローソク足が1週間の価格を示しています。

ビットコインの価格を見ると昨年末から大きく駆け上がっていく上昇トレンドとなっていますが、まだ上昇トレンドは継続中と言えます。

週足チャートで見る主要な安値は450万円付近なので、先程の日足チャートでの分析と一致する価格帯です。

この安値から上でビットコインが反発していくか、それとも下に割っていくかが注目ポイントと言えます。

仮想通貨市場全体も下落調整中

こちらは仮想通貨市場の時価総額トップ10の通貨になります。

特に

●リップル

ユニスワップ

●ライトコイン

の下落率は大きくなっています。

しかしながら、下落率が単に大きいから売られやすいというわけではなく、

イーサリアムやユニスワップなどイーサリアム関連の銘柄は直近で最高価格を記録しており、他の通貨に比べて依然として高値圏で推移をしているという状況にあります。

オオヒラ
オオヒラ
ここに来てイーサリアムの関連銘柄は非常に強い上昇を見せています。そのため他の通貨に比べて価格が落ちにくいとも言えます。
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特にリップルの下落は大きい

特に時価総額上位の通貨でのリップルの下落は非常に大きくなっています。

リップルは直近で大きな値上がりを見せ注目を集め一時200円の価格を記録しました。

しかしながら200円の価格から110円まで40%もの大幅下落となっており、イーサリアムの価格と比べるとその売られ方はかなり大きいと言えます。

オオヒラ
オオヒラ
実はわたしの知人もリップルの高騰で飛びついて200円近くの価格で買っていたみたいです。。

リップルはSECとの裁判でまだはっきりとしていない状況で大きな値上がりとなっており、その不自然からこのように大きく売られる可能性もあるのではないかと見ている投資家もいたと思います。

個人的に思うのは、リップルが現在の状況で200万円まで上がる要因があるとは考えにくいと感じていました。

そのため今回の下落はリップルについて、直前と特に投機色(短期的な利益を追い求める)が強い大きな値上がりとなっていたと言えるのではないでしょうか。

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なぜイーサリアムは下がりにくいのか?

ここでリップルと比較して価格が下がりにくいと取れるのがイーサリアム

その理由としてはファンダメンタルズ的にイーサリアムとリップルは大きな違いがあると言えます。

イーサリアムは現在イーサリアム2.0のアップグレードのためにステーキングを行う投資家が多くおり、そのため売り圧が低い状況になっていると言えます。

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つまり中長期でイーサリアムを運用するという見方の投資家が多い。そのため今回の短期的な大きな下落ではリップルと比べて大きな下落にはなりにくくなっています。

またイーサリアム関連のDeFiとしてはユニスワップが新しいバージョンであるV3として5月よりL2を利用した取引を行うことが注目を集めています。

L2はイーサリアムの手数料を大きく削減したもので、これまでのイーサリアムのエコシステムについて大きな変革とも言える出来事です。

以上のことが要因となっており、リップルと比べて価格が下がりにくい状況と言えます。

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利確の考え方については

以前利確の考え方については2月にわたしが配信しているメルマガでご紹介しました。

今回の下落では下落前に資金を入れた人は損をしていることになります。

わたしは仮想通貨投資については2016年からしているので、大部分にもっている通貨は2020年末からの上昇相場前に買った場合が多いです。

しかしながら、この相場ではどこかで相場が崩れるタイミングがあると考えていたため、利確については、下落が−40%やー50%となった場合でも精神的に耐えられる利確を行っています。

しかしながら利確と言っても、利益を伸ばすために大部分は利確せず保有している状況で、下がったときの資金を入れる余裕資金、また生活資金などのために利確を考えています。

人によっては中長期投資で全く利確を行わず5年や10年スパンで投資を行っている人もいるでしょう。(おそらく日常生活でも余裕がある方が多いかと)

今回の相場で損失を受けた人は

今回仮想通貨が上がり始めて、3月末や4月に入って投資をした人は損をしている人もいるかと思います。

上がり続ける相場はなく、どこかで一旦大きな下落調整が起こる場合があります。

しかしながら、その損失のときに

●自分の保有銘柄のポートフォリオを見直す。

●どの通貨が大きく下がったか?なぜ?

などこの下落からもどう学ぶのか、そして今後この下落からどうしたら収益を上げていくのか?

ということを考えるタイミングに来ているのかもしれません。

直近の上昇相場で「価格が上がっているから今後も上がる」と感じて資金をある程度入れた人は残念ながら大きな損失を抱えている人もいるかもしれません。

価格が上がるから今後も上がり続けるのはそれは都合の良い予想であって、その段階では事実では有りません。

長く投資をして収益を上げている人は上昇相場で嬉しい気持ちを持ちつつ、浮かれることなくリスク管理をしつつ相場に真摯に向き合っている人が多いのではないでしょうか。

 

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