国内仮想通貨取引所であるコインチェック(coincheck)が2020年8月に実施したアンケートでは、コロナウイルスによる大暴落の3月以降に仮想通貨に新しく参入する投資家の人は増加傾向にあるという興味深い調査結果がでました。
対象人数は約5800名となっており、それなりのユーザーから調査を実施しています。
コロナショック後にこのように仮想通貨(暗号資産)について投資を開始した人が増えているのは、やはり現在の金融危機に対する不安と、給付金や補助金で法定通貨(ドルや円)などの大量に発行していることからのインフレ(通貨の価値の下落)の不安があると思われます。
仮想通貨投資を考えている人にとっては特に役に立つ調査となっているので、参考にすると今後の投資の良い判断材料になりそうです。
この記事の目次
コインチェックでのコロナショック後の仮想通貨投資に関する調査結果について
2020年はコロナウイルスという伝染病の蔓延で、世界が一変するという出来事となりました。
3月中旬に金融市場全体で資産暴落が発生するという出来事になりました。
しかしながらその後いち早く価格が反発し上昇したのがビットコインとゴールドでした。
ビットコインは110万円から50万円近くまで下がりましたが、なんと6月にはすでに110万円近い価格まで回復するという驚くべき上昇となりました。
それではこの状況下で投資家がとった行動について見ていきましょう。
コロナショック以降仮想通貨を購入した人が増加
コインチェックユーザーの中には、48%ものユーザーがコロナショック後に仮想通貨を購入した結果がでています。
コロナショックの大暴落でもそこをチャンスとして投資したことは、「今後中長期的に仮想通貨市場が伸びていくと感じているユーザーが多い」のではないかと推測されます。
また暴落後についてはビットコインをはじめとして仮想通貨市場はいち早く反発上昇したこともその後の投資家の参入を呼び込んだ要素と言えます。
この流れに乗れた人は結構利益を取れていた人が多いのではないでしょうか。
仮想通貨取引を始めた人は2017年から保有している人が最多
この調査結果では、なんと2017年から仮想通貨を保有している人が多いという驚きの結果となっています。
なぜなら2017年末は仮想通貨市場のバブルで価格が大高騰した年でもあり、その後2018年1月末から大暴落が発生し、損失を受けた投資家が多いからです。
でもコインチェックのユーザーでは今でも仮想通貨投資を2017年から行っている人が多いなんて興味深いわ
2017年末ビットコイン は220万円まで高騰しましたが、いまだにその価格は達成していません。しかしながら2018年に大きく下落した仮想通貨市場は、それ以降安値で購入することで利益が上げやすい市場であったとも言えます。
つまり市場で生き残っている人は2017年末に損をしても、その後利益を上げている投資家も多いのです。 それが今回の結果に現れているとも言えます。
やはりビットコイン投資が一番多い
上のグラフはコロナショック後にコインチェックで購入した通貨の調査ですが、ビットコインが34%とダントツの結果。
その次にリップル、イーサリアムとなっています。
リップルは近年他の通貨に比べてパフォーマンスがあまり良くなかったため、この結果は個人的に以外でした。
しかしながら2位でリップルが買われるというのは、おそらく噂で買っている人が多いからではないでしょうか。
イーサリアムの方が断然ファンダメンタルは強いと思います。
だからこそ私はイーサリアムを暴落後に買ったし、その後イーサリアムは12000円から50000円までのパフォーマンスを見せているのです。 ただビットコインを主軸として投資するのはやはりそうだと感じています。
仮想通貨を長期的な資産形成とみている。
コロナショック後に暴落した人が投資した理由として
・日本円などの法定通貨の不安からのヘッジ(代替資産として買う)。
・資産として
という結果になりました。
やはりそれはビットコインの存在があると言えます。
ビットコイン は2009年に誕生して以来これまで大きな存在感を見せています。
その証拠に日本でビットコインが買える取引所は大手の金融機関ばかりです。 コロナショック後の経済の状況を考えても将来的に持っている日本円では不安というのが率直な理由でしょう。
仮想通貨投資の魅力について、簡単に買える、少額から取引できる。
仮想通貨の魅力として「取引が簡単である」「少額から取引ができる」ということがわかりました。
つまり仮想通貨投資をしたことがない人は、本当の魅力がわからないのではないか?
この結果からわかることは、コインチェックで仮想通貨を買ったことがあるから、「取引が簡単」「少額から投資できる」というのがわかっています。
まず仮想通貨投資をしたことがな人は取引が簡単なんて思わないはず。
そしてビットコインにしても1BTC=110万円という価格であった場合、110万円がないと買えないと思っている人も中には意外と多いのです。
そうではなく、ビットコインも500円や1000円でも購入することができます。つまりコインチェックで口座開設をして仮想通貨取引をしているからこそ、このような調査結果となるのです。
国内取引所コインチェックの魅力について
コインチェックで仮想通貨取引をしているユーザーからは
・アプリ画面が使いやすい
・アプリのダウンロード数が多く定評がある
・取り扱い仮想通貨数No. 1
という実績から多くのユーザーが投資を行っている状況です。
これは初心者が取引したいという要件をほとんど満たしていると言えるわね。